今、出発の刻(たびだちのとき)

車中泊によるきままな旅
<名所旧跡を訪ねる>

岡崎城(愛知県岡崎市康生町)

2014年11月16日 | 
岡崎城(岡崎市指定史跡)
岡崎城公園内にある大型駐車場に車を駐める
駐車料金は30分100円、岡崎城と家康館を見学しても1,000円で楽しむことができる

徳川家康の生誕地
家康は6歳で織田信秀、8歳で今川義元の人質となり、少年期を他国で過ごしたが、桶狭間の合戦で今川義元が戦死したことを契機に自立した
ときに19歳。以来、岡崎城を拠点に天下統一という偉業への基礎を固めた



現在の岡崎城二の丸能楽堂のある場所で、家康が誕生した



江戸時代には、岡崎城は「神君出生の城」として神聖視されていた



足もとには竹千代と家康の石像が置かれている



明治維新を迎えると城郭の大部分は取り壊されてしまった
岡崎の象徴である天守閣がないままではしのびないとする市民の思いは強く、昭和34年(1959)に、ほぼ昔どおりの外観の天守閣が復元された



天守閣は2階から4階までが歴史資料館に、5階は展望室となっており、三河平野を一望することができる



堀と石垣が昔日の面影をわずかに伝えている



私の大学の大先輩に石垣が好きだといわれているので、無言の圧力ではないがついカメラを向けてしまう
積まれている石の色の違いが時代を現している



色々な人の刺激を受けながら、自分の知識が広がっていくことは本当に楽しいことだ



岡崎城を後にして、岡崎公園内を歩いてみることにする



公園内にある公衆電話



徳川家康公銅像



からくり時計塔
この場所を通った時に時報とともに時計の中から…… 



三河武士のやかた家康館
常設展示では徳川家の歴史を学ぶことができる



館内の様子であるが、先を急ぐ旅のため斜め読みで回ったがとてもわかりやすい









岡崎城の前にも石碑があるが、館内の出口に展示していた、徳川家康の遺訓の前で足が止まった



「人はただ身のほどを知れ草の葉の 露も重きは落つるものかな」



人の一生は重荷を負うて
遠き道を行くがごとし
いそぐべからず
不自由を常とおもえば不足なし
こころに望みおこらば
困窮したる時を思い出すべし
堪忍は無事長久の基
いかりは敵とおもへ
勝つ事ばかり知りて
まくる事を知らざれば
害その身にいたる
おのれを責て 人を責むるな
及ばざるは過ぎたるよりまされり


撮影 平成26年10月14日 
コメント
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