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今、出発の刻(たびだちのとき)

車中泊によるきままな旅
<名所旧跡を訪ねる>

2025年春 放浪の旅(15日目)

2025年05月28日 | 旅日記
訪問日 令和7年5月28日(水)

道の駅「ふたみ」(愛媛県伊予市双海町高岸甲2326)
道の駅に着くと駐車場の門は10時に閉まるとの記載があった
以前も、同じ事を経験し違う道の駅を探したことを思い出した
店の人に聞くと隣接している公園の駐車場は24時間使用できるということを教えてもらった



私の車の横に駐車したキャンピングカー、ナンバーを見て不思議に思っていた
外に出て海を眺めていると、向こうから挨拶をされた
韓国からフェリーで日本に来て旅行を楽しんでいると、流暢な日本語で話してくれた
とても友好的なご夫婦で楽しい一時を過ごした



ブログ発信の準備をしていると、目の前の夕陽が沈んでいく
普段はこのような景色を見ても何も感じないのだが、旅先では違ってくる






朝、隣で車中泊をしていた男性に声を掛けられた
高知の人で5月30日をもって最後の車中泊になると話してくれた
私も近い将来その日を迎えるので、これまでの思い出などを聞いた



33 大洲城(愛媛県大洲市大洲903)
現在の天守は伝統工法を用い、平成16年(2004年)に復元されたもの



今日は朝から日差しが強く気温も上昇している
城は高い場所にあるため、休憩し呼吸を整え、写真撮りながら坂を上がる






城内に入る(550円)



復元してそれ程経っていないため、木組みなど参考になる









34 明石寺(愛媛県西予市宇和町明石205)
四国八十八箇所第四十三番札所である

仁王門(登録有形文化財)






本堂(登録有形文化財)



堂内は撮影禁止だが、外の天井画



大師堂(登録有形文化財)









35 佛木寺(愛媛県宇和島市三間町則1683)
四国八十八箇所第四十二番札所



久し振りに格子や網で保護されていない仁王像を撮ることができた



手水鉢には水草?



本堂



木造大日如来坐像(愛媛県指定文化財)



大師堂



木造弘法大師坐像(愛媛県指定文化財)



鐘楼堂
元禄年間に建てられた茅葺の建物。2014年に茅の葺き替えを行った



36 宇和島城(愛媛県宇和島市丸之内)
現存12天守の一つ、個人的には11番目の城で残すは一つとなった



約700mの距離だが全て上りのためかなり苦労する
途中、石垣などあると写真を撮りながら呼吸を整える



振り返ると、記憶に残っているのは坂道と石段






やっと天守の姿が見えてきた



これが最後の石段になるが、足が重い



宇和島城天守(重要文化財)
1601年に築城の名手と名高い藤堂高虎により築かれ、その後、伊達家9代の居城となった
天守は1666年頃に伊達2代藩主により建て替えられた






城内に入る(200円)



最上階には何もない





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2025年春 放浪の旅(14日目)

2025年05月27日 | 旅日記
訪問日 令和7年5月27日(火)

道の駅 「しまなみの駅 御島」(愛媛県今治市大三島町宮浦3260)
とても静かな道の駅で、車中泊車は私含めて2台(出雲大社でも一緒だった)
朝の8時過ぎから、人も車も動き出し、私も「甘夏」を購入(安い)



30 大山祇神社(愛媛県今治市大三島町宮浦3327)
伊予国一宮で、今回が2度目の参拝になる



全国にある大山積神を祭る神社の総本社である



拝殿(重要文化財)



宮司が祝詞をあげていたが、じっくり聞くとなかなかいいものだ



本殿(重要文化財)
主祭神:大山積神(伊弉諾と伊弉冉の間に生まれた神様)
軍神としても崇拝されいて、源氏・平氏をはじめ多くの武将が武具を奉納して武運長久を祈った
義経、弁慶、静御前が奉納した刀剣も展示されている



10時過ぎ頃から団体客も訪れ賑やかになってきた



31 松山城(愛媛県松山市丸之内1)
以前、松山城を目指したことこともあったが、駐車場が見つけられず断念
今回はロープウェイに一番近い場所に駐めることができた



現存12天守の城廻りも旅の目的の一つに加えているが、松山城は10城目になる



親子連れの記念写真を撮ってあげたこの場所が一番よく天守が見える



天守を含む21棟が国の重要文化財に、城郭遺構が国の史跡に指定されている
写真を撮っていても頭が混乱するほど複雑な造りに見える



城内に入る(ここには外国人しかいない)



「石落とし」



天守からの眺望



自宅に戻ってから、頭を整理し発信したい



32 石手寺(愛媛県松山市石手2丁目9-21)
四国に入るとお遍路さんの姿を見かける
四国八十八箇所第五十一番札所である



仁王門(国宝)



立派な仁王像だが正面からはうまく撮れない



木造金剛力士立像(重要文化財)
大わらじが掛けられている10cm程の隙間にレンズを入れてみる



鎌倉盛期運慶派の特徴を示しているとのこと



ここを訪れた大きな目的は重要文化財の三重塔なのだが、何と修復中であった



「仕合せの鐘」



この輪を潜ると過去の罪が許されるということで、潜ろうとしたら頭をぶつけてしまった



本堂(重要文化財)
本尊;薬師如来



大師堂



弘法大師像


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2025年春 放浪の旅(13日目)

2025年05月26日 | 旅日記
訪問日 令和7年5月26日(月)

道の駅「大社ご縁広場」(島根県出雲市大社町修理免732-5)
2日連続の雨で青空を求めて出雲の方に来てしまった
3日ぶりの晴れの朝を迎えた



「島根県立古代出雲歴史博物館」は大好きな場所で雨対策としても利用している施設だ
圧倒される国宝展示物だが、全て撮影できることが素晴らしい



28 出雲大社(島根県出雲市大社町杵築東195)
平日とはいえ参拝者は多く、鳥居の前は撮影順番の列ができている



神様が通る中央は進入禁止になっている



祭神の大国主大神(おおくにぬしのおおかみ)






銅鳥居(重要文化財)



昨日の優駿牝馬(オークス)の馬連馬券が的中したのでお礼参りをした



拝殿



宇豆柱(うづばしら)出土場所
出雲大社境内遺跡からスギの大木3本を1組にし、直径が約3mにもなる巨大な柱が3カ所で発見された



八足門(重要文化財)



末社 十九社本殿 2棟(重要文化財)
神無月に各地神が集まる場所



本殿(国宝)



因幡の白兎と本殿
側にいた若い女性の真似をしてみた(膝に負担がかかる)



神楽殿大注連縄
出雲大社といえばやはりこれが一番人気






29 浄土寺(広島県尾道市東久保町20-28)



本堂(国宝)



多宝塔(国宝)
最初にこの塔を観たときの感動が蘇るかと期待していたが、全くなかった
感受性も老化していくのか思うと寂しい



阿弥陀堂(重要文化財)



足利尊氏供養塔<左側>(重要文化財)



「しまなみ海道」を大三島で降りる


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2025年春 放浪の旅(12日目)

2025年05月25日 | 旅日記
訪問日 令和7年5月25日(日)

道の駅「あらエッサ」(島根県安来市中海町118)
朝から雨が降っていて夜のような暗さである
天気予報も80%の雨、今日も観光は無理だと思い何も考えず松江市方面へ進むことにした



ここは、安来市で「ドジョウすくい」でも有名なだけに、ドジョウの専門店が併設されている



松江市に有名な酒店があるということで訪れてみた
小さなお店ではあったが酒類が多く、すべて冷蔵庫で管理されている



若い男性店員の説明を聞きながら2本購入した
この「7セブン」はこの地でなければ購入できないとのこと
ネットではかなり話題になっている



「理八」は地元では有名で人気があるとのこと
元総理大臣 竹下登氏の実家の酒蔵で造られた1本



25 神魂神社(島根県松江市大庭町563)
酒屋を出ると雨が止んでいたので、昨年初めて訪れた神社が近くにあったので寄ることにした



手水鉢の柄杓だが竹をうまく使っている



階段から拝殿が見える



本殿(国宝)
現存する大社造の社殿のうち最も古いといわれている
日本の創世神である、伊弉冊大神(いざなみのおおかみ)を主祭神とする






貴布祢稲荷両神社(重要文化財)



社殿の下を覗いてみると、沢山の狐が縁の下で支えているように見える



26 八重垣神社(島根県松江市佐草町227)
神魂神社から2km範囲内にあり、3回目になるが立ち寄ってみた



素盞嗚尊が八岐大蛇を御退治になる際、稲田姫を難から救った場所として有名



先に投稿した砂の美術館の最初の作品にも出てきた神話の世界である



縁結びの神様としても有名で女性参拝者が多い
爺の一人での参拝は奇異な目で見られているような感じがする






ここでは「鏡の池」が面白い



占い紙に硬貨をのせて浮かべるのだが、これまで一度も沈んでいるのを見たことがなかった
今日は雨も降り、紙が重くなり何度も沈む現場を見た(中央は沈んだ瞬間)



スマホの女性は自分の占いの紙を撮影している
3分で沈んだと喜んでいたので「おめでとう」と声を掛けてあげた
右端には中年の男性が合掌し、占っている



27 荒神谷遺跡・博物館(島根県出雲市斐川町神庭873ー8)



「島根県立古代出雲歴史博物館」に展示されている、国宝の「銅剣銅矛」が大量に発見された場所である



その様子が再現されているというので、空気感を感じてみたかった






とても急な場所にある



「二千年のハス」の葉に雨粒が面白い模様をつけている



荒神谷博物館
ここで発見されたものは「島根県立古代出雲歴史博物館」に展示されているのだが、
現在、耐震改修工事等で休館ということで、実家に里帰りしている



銅剣・銅矛・銅鐸(国宝)








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2025年春 放浪の旅(11日目)

2025年05月24日 | 旅日記
訪問日 令和7年5月24日(土)

道の駅「西いなば気楽里」(鳥取県鳥取市鹿野町岡木280-3)
昨日は二十年ぶりに知人と交流する機会を得て元気が出た
この道の駅は初めてだが、私のような車中泊をする者にとっては、評判通りの便利な場所であった



天気予報通り、朝6時頃から雨が降り始め90%の雨が明日まで続くという
観光は諦めて、島根県の方へ向かっての移動と洗濯日にしようと考えた



下記は前日に訪れた場所である
23 渡辺美術館(鳥取県鳥取市覚寺55)
鳥取市の医師、渡辺元が、昭和初期から60年余年に亘り収集した古美術品約3万点を収蔵する国内に類を見ない美術館



入館料は800円
館内の作品は全て撮影できるのも嬉しい



この美人画、江戸時代のものらしいが版木が残っていて15,000円で予約販売していた



1階では企画展で美人画が展示されていた
驚いたが、上村松園の作品だ



2階には興味のあるものが並んでいる



十一面観音像の頭部もこのような近くで観たのは初めてだ



日本ばかりではなく外国のものも多い






これは、絶世の美女「小野小町」の晩年の姿



甲冑の多さにも驚く(この列だけではない)
あまりにも展示作品が多く、カメラが重くシャッターを押す指が痛くなった






24 鳥取県立博物館(鳥取県鳥取市東町二丁目124番地)
入館料は180円だが、老人は無料であった



鳥取県の歴史の説明とそれに関連する展示物が添えられている
目を引いたのは、寄贈された「蝶」



私の興味の範囲外の展示ではあったが、引きつけられた






こちらは、三佛寺投入堂の模型
両手両足を使い参道を歩き、この投入堂の姿が見えたとき感動で声が出てしまった思い出のお堂である



2度ほど上ったが、今の気力と体力ではもう無理だろう



お姫様の駕籠



内部の装飾が美しい






仁風閣(重要文化財)
鳥取藩主であった池田仲博侯爵によって建てられた仁風閣
当時の皇太子嘉仁親王(のちの大正天皇)の山陰行啓時の宿泊施設として鳥取城跡の扇御殿跡に建てた別荘
現在は修復作業中で拝観はできなかった



史跡 鳥取城跡



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2025年春 放浪の旅(10日目)

2025年05月23日 | 旅日記
訪問日 令和7年5月23日(金)

道の駅「きなんせ岩美」(鳥取県岩美郡岩美町新井337-4)
前日は真夏日、この日は日中も18℃と寒暖の差に驚いている
今日は旅の目的地の一つである「砂の美術館」へ



22 鳥取砂丘 砂の美術館(鳥取県鳥取市福部町湯山2083-1)
今日も一番乗りで駐車場に到着、急ぎ足で会場へ
鳥取県では一番の人気スポットなので、誰も居ない時にこの写真を撮るために毎年急いでいる



今年のテーマは「日本」
神話から現代までの歴史の流れを、砂像彫刻家が腕を振るう
詳細は後日発信する



















































23 渡辺美術館(鳥取県鳥取市覚寺55)
鳥取市の医師、渡辺元が、昭和初期から60年余年に亘り収集した古美術品約3万点を収蔵する国内に類を見ない美術館
2日連続雨予報でもあるので、その時に一部を発信したい



24 鳥取県立博物館(鳥取県鳥取市東町二丁目124番地)
同じく雨天対応の時に発信したい



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2025年春 放浪の旅(9日目)

2025年05月22日 | 旅日記
訪問日 令和7年5月22日(木)

道の駅「シーサイド高浜」(福井県大飯郡高浜町下車持46-10)
真夏日の影響か、夜も耐えられない暑さであった
この道の駅は毎年お世話になっているが、休業日だったことは今回が初めてだ



この日は雨予報で、移動日にしようと考えていた



19 佐伎治神社(福井県大飯郡高浜町宮崎字宮内)
道の駅に近いということで訪れたのが初めて
もちろん、千年の歴史を持つことも知らなかった



偶然、宮司と話す機会に恵まれ、神社の奥深さに興味をもった
最近、寺よりも神社を巡る回数が増えてきている



拝殿



祭神:素戔嗚尊、稻田姫命、大己貴命



この神社は狛犬の多さでも有名のようだ



20 大成寺(福井県大飯郡高浜町日置31-3)
ここは「口コミ」を読んで、初めて訪れた



「住職がやさしく、とても親切」だという



写真を撮り、車に戻った時、車のドアをノックされた
窓を開けると、「何かご用がありましたか」と声を掛けられた



私服であったが、雰囲気から噂の住職だということがわかった
わざわざ駐車場まで来てくれたのかと驚いた
良い気分で旅が続けられる



21 松尾寺(京都府舞鶴市松尾532)
走行中、たまたま対向車がなくこれなら右折できると思い予定外の行動となった
二度切り返してなんとか右折できた(それほど狭い)

仁王門(京都府指定有形文化財)



寺まで2kmの距離だが坂道で離合不可の場所が数カ所あり緊張した過去を思い出す
移動だけではもったいないと思う気持ちがあり、反射的にハンドルを切ってしまった






石段を上がると、本堂にシートが掛けられている



本堂修復作業中ということで、残念だが仕方がない



この大師堂が仮本堂になっている



本尊;馬頭観世音菩薩



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2025年春 放浪の旅(8日目)

2025年05月21日 | 旅日記
訪問日 令和7年5月21日(水)

道の駅「びわ湖大橋米プラザ」( 滋賀県大津市今堅田3丁目1-1)
以前はよく利用させてもらっていたが、久し振りに立ち寄ることにした
驚いたのは車中泊利用者が少なくなっていたことだ
後になって、その理由がわかってきた(不便になっている)



隣に駐車してきた男性に挨拶し、何気なく車内を見てみると物で埋め尽くされている
話を聞くと10年間車上生活をしているとのこと
競艇に嵌まってこのようになってしまったと楽しそうに話してくれた



池波正太郎のファンで多くの小説を読んできたが、旅に出かける前に「真田太平記」を読み始めていた
残りをブックオフで購入し、昨夜全巻を読み終えた
数年後、生きていれば再読すると思うほど面白い



17 満月寺 浮御堂(滋賀県大津市本堅田1丁目16-18)
浮御堂にも思い出がある(10年前になる)
今回利用した道の駅で、朝、車のドアをノックされたので開けると老女に挨拶をされた
「遠く北海道からよく来てくれた」と歓迎され、近くにあるこの浮御堂を勧められたのだ

山門(登録文化財)



浮御堂(登録文化財)
受付の住職からカメラのことについて聞かれた
APSのフィルムカメラを使用したいのだがフィルムがなくて困っているとのこと
私からも、今日のこの天気だとどこから撮ればいいかと質問した



芭蕉句碑から墨絵風に撮るのがベストだと



「芭蕉句碑」



観音堂(登録文化財)



茶室 玉鈎亭(登録文化財)



ここは三度目になるが、やはり寺の人と会話し拝観するのは楽しい

18 白鬚神社(滋賀県高島市鵜川215)
この鳥居の2m後ろは交通量の激しい道路である



先に「真田太平記」について記したが、この神社の本殿はその登場人物である、豊臣秀頼による再建である



この神社の鳥居は琵琶湖内にあることで有名であるが、危険防止のため横断できないようにしている
高い場所から撮影できるように台が設置されている



社殿(本殿・拝殿)



本殿(重要文化財)



「紫式部歌碑」






岩戸社
一番奥にある社がいつも気になり蚊に刺されながら上がってしまう



肉眼では見えないが、レンズを通すとこのように見える






山本投手の活躍もあり、ドジャースが久し振りに勝利した
私も毎日のように馬券を購入しているが連敗中、今日は勝てそうな気がする
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2025年春 放浪の旅(7日目)

2025年05月20日 | 旅日記
訪問日 令和7年5月20日(火)

道の駅「なら歴史芸術文化村」(奈良県天理市杣之内町437)
居心地の良い道の駅で連泊してしまった
大阪の友人からの情報で、道の駅内に「文化財修復施設」があるということを知り現場を見てみたいと思っていた



修復現場の地下1階は撮影禁止
50cmの仏像(奈良県指定文化財)を2年かけて修復する経過を文字と映像で説明



文化財の修復というと年配者を想像するが、若い世代が行っているのには驚いた



15 酬恩庵 一休寺(京都府京田辺市薪里ノ内102)
一休和尚が晩年に隠棲した臨済宗大徳寺派の禅寺



一休さん縁の寺ということもあり、一度訪れて見たいと思っていた



庫裏(重要文化財)



「一休禅師使用の輿」



襖絵は「狩野探幽」作






本堂(重要文化財)









一休禅師像



鐘楼(重要文化財)



16 建部大社(滋賀県大津市神領1丁目16-1)
こちらも気になっていた神社
近江国一之宮である



歴史のある神社ではあるが、最新の画像を使い説明している
これが実にわかりやすく、祭神の日本武尊についてよく理解できる内容になっている






拝殿






本殿



菊花石(特別天然記念物)
本殿真裏に安置されている
「菊花石」の存在も知らず、実際目にしたのは初めてである(感動)



石灯籠(重要文化財)



「伊勢神宮遙拝所」



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2025年春 放浪の旅(6日目)

2025年05月19日 | 旅日記
訪問日 令和7年5月19日(月)

道の駅「なら歴史芸術文化村」(奈良県天理市杣之内町437)
最新の道の駅で施設も立派だ
今朝、大阪の友人から「文化財修復施設」が併設されているとの情報を得た
残念ながら、月曜日が休業日になっていた



昨夕、道の駅に到着したときに黒い車の運転手に頭を下げられた
その時は気づかなかったが、私の乗っている車の最高級仕様車である
噂には聞いていたが、目にしたのは初めてである



おそらく私の車の2倍の価格になっているはずだ
目の保養をさせてもらった




13 長岳寺(奈良県天理市柳本町508)
以前から気になっていた寺院で、道の駅からも近く、訪れる機会に恵まれた



旧地蔵院(重要文化財)



旧地蔵院本堂(重要文化財)



楼門(重要文化財)



本堂
堂内に安置されている、阿弥陀三尊や多聞天・増長天は重要文化財



拝堂



大石棺佛



弘法大師像



鐘堂
願いを込めて撞いてきた



十三重塔



詳細は後日発信する



14 安倍文殊院(奈良県桜井市阿部645)
ここは三度目の訪問になる
最近、素晴らしいと思っていた仏像を観ても心が動かなくなっているような気がする



そこで、思いついたのが、快慶作の「騎獅文殊菩薩像(国宝)」だ



周辺を散策し写真を撮りながら堂内に入ることにした



この像は迫力があり、最初に観たときには思わず声が出てしまった



ところが、獅子の上に載っている像が降りているという
堂内の僧侶に聞くと、南海トラフに備えての免震工事のためだという



がっかりしたが、こういった機会はもう観ることができないと思うと、それはそれで貴重だ



白山堂(重要文化財)






小高い場所に移動した
遠くには、古代から有名な山々が連なる



眼下の「花の広場」は上から見るとへびの「み」文字が形作られている



清明堂
この小高い場所で、安倍晴明が天文観測をしていたという



この後、文殊院の駐車場係りの男性から進められた「おふさ観音」に向かったが
ナビの案内する道路が狭く、一方通行を逆走するというミスをしてしまった
冷や汗を風呂で流すため最寄りの入浴施設に向かうことにした

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2025年春 放浪の旅(5日目)

2025年05月18日 | 旅日記
訪問日 令和7年5月18日(日)

道の駅「宇陀路大宇陀」(奈良県宇陀市大宇陀拾生714−1)
静かな道の駅で、昨夜も朝まで熟睡した
無理のない旅をしているが、年齢のせいか疲れもある



足湯のある道の駅だが、利用している人はいなかった



11 大神神社(奈良県桜井市三輪1422)
数年前に、大阪に住む友人から勧められた神社であるが、本人は覚えていなかったようである



その時は、この神社が「酒の神様」とは知らなかった
最近、日本酒を購入するようになり、もう一度訪れてみたいと思うようになった



手水舎も日本酒の樽から蛇の口を通し水が出てくるようなしくみになっている



拝殿(重要文化財)
日曜日ということもあり、参拝者は多い(写真に入らないようにしている)



椅子に座り休憩しながら参拝者の様子を見ていたが、日本人と神社との結びつきの強さを感じる



「巳の神杉」(由緒は後日)



このご神木の根元が腐り穴が開いている



酒の神様だけに奉納酒の数も多い
サントリー山崎のウイスキー樽もあった



何も知らなかった時には、参道に酒屋があることに違和感があった
ところが、ここの酒蔵の社長のYouTubeを見て、考えが変わった



この店の斜め前に同じ酒屋の、新しい酒蔵ができたので是非にと……



中に入ると杉のいい香りが漂っている



右側の2本は、先の木桶から作られたもので、この場所でしか購入できないそうだ
左側の2本は、この会社の定番商品とのこと
いずれも、私の住む北海道では入手困難だ



12 叡福寺(大阪府南河内郡太子町太子2146)
聖徳太子の墓所とされる叡福寺北古墳があることで知られている
今回が3度目になる



私が旅に出かけるとブログをチェックし連絡をくれる学生時代の友人がいる
この寺の比較的近くに自宅があり、会いに来てくれるという



多宝塔(重要文化財)
その時間まで境内を散策し写真を撮ることにした



この多宝塔も3回目になるが、残念ながら背景が青空ということが一度もない



金堂(大阪府指定文化財)



聖霊殿(重要文化財)



聖徳太子御廟
この一画のみ「宮内庁管轄」となる



横穴式石室で、太子と母后・穴穂部間人皇女、妃・膳部大郎女の三体を合葬した三骨一廟



あの最澄や空海もこの廟の前で額ずいたと何かの本で読んだことあり、同じ場所に立っていることに感動する

この後、この寺の駐車場で友人と再会
開口一番「私の白髪頭と体型」について指摘された(さすが大阪人)
短い時間ではあったが、互いに元気な姿で再会できたのは嬉しい



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2025年春 放浪の旅(4日目)

2025年05月17日 | 旅日記
訪問日 令和7年5月17日(土)

道の駅「伊勢志摩」(三重県志摩市磯部町穴川511-5)
以前、この道の駅で購入した「鰹のだしの素」が好評だったと話すと、今回、おまけに10袋入れてくれた
その時も豪雨であったが、この日の朝も雨の音で目が覚めた



道の駅の横には場外馬券場があり、最悪の場合はここで過ごすのもいいかなと考えていた
室生寺方面の天気予報を確認すると午後から曇りになるということで目指すことにした



09 大野寺 磨崖仏(奈良県宇陀市室生大野)
100km程走ったが途中はほとんど雨で、室生寺入り口の大野寺に立ち寄ることにした



雨も降っていたので駐車場横にある東屋に行くと、そこに居た老女に挨拶をされた
地元の方で毎日散歩をして最後はここで休憩し自宅に戻るのが日課だという



磨崖仏を観に来たというと、昔は顔もはっきりしていたが、今は「ただの岩になってしまった」という
ここへは3回目だが、雨の日が一番鮮明に撮れているような気がする



望遠レンズを使ってみても、顔がよくわからない



10 室生寺(奈良県宇陀市室生78)
前回訪れたのが、いつだったか思い出せないが駐車場の料金システムが変わっていた
以前は1回500円だったのが、1時間500円、その後30分ごとに200円が追加されるようになった



室生寺に着いた頃には霧雨のような感じで、気づいたら雨が止んでいた






天気のこともあるが、土曜日だというのに参拝者が少ないのには驚く



金堂(国宝)
今回、室生寺を訪れたのは「十一面観音像(国宝)」の拝観が目的だが、数年前までこのお堂に安置されていた



弥勒堂(重要文化財)
同じく、ここには「弥勒菩薩(国宝)」が安置されていた






灌頂堂(国宝)



五重塔(国宝)
私の車旅では室生寺は今回で最後と決めてきた
特に塔は大好きで国内の国宝の塔(三重塔、五重塔、多宝塔)は全て回った



最後だと思うと気持ちが高ぶってくるのかと思いきや、そうでもない
駐車料金の方が気になっている自分がいる









最後に目的の「十一面観音像」を拝観する
拝観は別料金で400円

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2025年春 放浪の旅(3日目)

2025年05月16日 | 旅日記
訪問日 令和7年5月16日(金)

2025年春 放浪の旅(3日目)
道の駅「津かわげ」(三重県津市河芸町三行2555−4)
道の駅周辺の交通量が多く、その音が耳に入ってきて寝付きが悪かった
朝も駐車場の大型車のエンジン音で目が覚め、起きることにした(午前4時)



05 伊勢神宮 内宮(三重県伊勢市宇治館町1)
5時半に道の駅を出発、ネットの情報では9時頃には駐車場が満車状態のようで、早めの行動となった
7時前に駐車場に到着、鳥居とおかげ横丁に一番近い駐車場を確保できた

鳥居
いつもは参拝者で賑わっている鳥居も早い時間だとこのような感じだ






御手洗場



正宮への道



正宮
朝の参拝は初めてだが心が清められる感じがする









おかげ横丁へ続く道



参拝時間と同じ朝の5時から開店している「赤福本店」



好物の赤福だが、2個入りにした



06 伊勢神宮 外宮(三重県伊勢市豊川町279)
外宮の駐車場はほぼ満車状態で運良く駐めることができた
朝、早かったこともあり、車内で珈琲を淹れ菓子パンを食べた



今回が最後の伊勢神宮参拝になると思うが、一番印象に残っているのが最初に訪れた時だ
現職の時に津と伊勢に出張で訪れる機会があった



全国規模の会議で、退屈そうにしている人物に、伊勢神宮でも行きませんか声をかけた
熊本市から参加しているということで、行きましょうということになった
その頃は健康だったので、会議場所から外宮そして内宮と歩いて巡った
最後は、おかげ横丁で松阪牛を食べ別れた
今でも、時々その時のことを思い出す



式年遷宮の準備が始まっている



この場所から正宮の社殿を観ることができる






「パワースポット」ということで、かつては人気の場所であった






周囲の人に聞くと「アライグマ」らしい



07 二見興玉神社<夫婦岩>(三重県伊勢市二見町江575)
ここも運良く無料駐車場に駐めることができた






「天の岩窟」の名の通り、下方の岩の間に祭神



夫婦岩






ここが日本なのか不安になるほど外国人が多い



08 伊雑宮(三重県志摩市磯部町上之郷374)



参拝者がいないと自分好みの写真が撮れる



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2025年春 放浪の旅(2日目)

2025年05月15日 | 旅日記
訪問日 令和7年5月15日(木)

2025年春 放浪の旅(2日目)
道の駅「菰野」(三重県三重郡菰野町菰野2256)
昨日は夏日だったようで、寒い北海道から気温の急上昇に老体がついていかない
道の駅の店員の方がゴールデンウィークに北海道に行き旭川で雪が降って驚いたと話してくれた



車中泊初日は何か寝付けないものだが、疲れていたのか熟睡して快適な朝を迎えた



03 椿大神社(三重県鈴鹿市山本町1871)
伊勢の国の「一の宮」である



三重県では人気の神社のようで参拝者の姿も多い



拝殿
二千年の歴史を持つ日本最古の神社
全国でお祀りする猿田彦大神の総本宮として信仰されている






本殿
「かなえ滝」から社殿を観ることができた



別宮 椿岸神社
祭神は、猿田彦大神の妻神である天之鈿女命(あまのうずめのみこと)



「夫婦円満の神」ということもあり、「夫婦輪石」が置かれている
この加工技術は凄い



「かなえ滝」






「二宮金次郎像」
生誕地以外で観たのは初めて(懐かしい)



04 真宗高田派本山 専修寺(三重県津市一身田町2819)
今は亡き火野正平氏が「にっぽん縦断 こころ旅」でこの道を通過した数ヶ月前に、ここを訪れたのが最初
今回が3回目か4回目になる



最初に訪れた数ヶ月後に建物の多くが国の重要文化財に指定された



御影堂(国宝)
2017年に三重県初の国宝に指定された



如来堂(国宝)






如来堂内部
駐車場無料、拝観料無料、写真撮影OKという喜ばしい3点セット






御影堂内部



浄土真宗の寺院は外見は地味だが堂内は金ぴか






駐車場にこのようなものが



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2025年春 放浪の旅(1日目)

2025年05月14日 | 旅日記
訪問日 令和7年5月14日(水)

2025年春 放浪の旅(1日目)
今年度の放浪の旅も順調に始まったかのように思えたが、出発日を間違えてしまい、途中で引き返してきた
大事な忘れ物も何点かあり、間違えたことが良い方向に動いた感じがする



12日月曜日の19時苫小牧港を出港
仙台港を経由して名古屋港行の太平洋フェリー「きそ」に乗船
今回は、仙台港に一時上陸して買い物をしてみた



フェリー内ではコンサートなどが開催される
船は定刻に着岸、旅の始まりとなる



01 津島神社(愛知県津島市神明町1)
創建が欽明天皇元年(西暦540年)という古社

楼門(重要文化財)
天正19年(1591年)豊臣秀吉が寄進






南門の手水鉢の花



南門(愛知県指定文化財)
慶長3年(1598年)豊臣秀吉の病気平癒を祈願して秀頼より寄進されたもの



拝殿(愛知県指定文化財)






本殿(重要文化財)
本殿は慶長10年(1605年)清洲城主松平忠吉(家康の四男)の病弱を憂えた妻女政子の方の寄進






02 多度大社(三重県桑名市多度町多度1681)
歴史は古く、多度山を神様が鎮座する山「神体山」として仰がれてきた
5世紀後半雄略天皇の御代に社殿が建てられ現在に至る



しあわせ運ぶ神の馬として「白馬伝説」が伝えられる
北海道産のサラブレッド



人参(100円)を置くと顔を出す



参道にあった「キリシタン燈籠」



「多度両宮」を「雨宮」と思っていた



本宮「天津彦根命」



別宮「天目一箇命」



本宮の背後に滝があり、とてもいい雰囲気だ



多度大社の左に本宮、右に別宮で「多度両宮」となる



初めて訪れる2社、背後にある歴史に圧倒される
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