湘南文芸TAK

逗子でフツーに暮らし詩を書いています。オリジナルの詩と地域と文学についてほぼ毎日アップ。現代詩を書くメンバー募集中。

こどもの日俳句で凡人脱出

2023-05-07 18:06:39 | 文学
今朝オンエアのNHK俳句の兼題は「こどもの日」。この兼題の応募で多い動物園を詠んだ句を例にして、凡人脱出ピラミッドで夏井先生が解説。

「こどもの日」と「動物園」を入れると、それだけで11音。季語の「こどもの日」だけ入れて動物園と分からせる句にすれば、11音使えます。
その上でオススメの脱ボン応用編1は、普段取り上げない糞や尿を取り入れること。
 河馬の糞ここまで飛んで子供の日(中田かおりさん) 像の尿豪快にしてこどもの日(Aさん)
脱ボン応用編2は、長い動物名を入れてオリジナリティを出すこと。
 こどもの日ほっきょくぐまの大しぶき(勢一朋子さん) こどもの日両肩にワオキツネザル(川越羽流さん)
ここで、司会の柴田英嗣さんが口にしたキツネザルの名前からも脱ボンの一句が誕生。
 こどもの日ピグミーネズミキツネザル
数年前のNHK俳句では夏井先生オリジナルの季語六角成分図が出てきたけれど、今年度のピラミッドによる図形化も視覚的に分かりやすくてためになります。
「夏井いつきの季語道場」より
NHK俳句「こどもの日」再放送 Eテレ5月12日14:35~

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