湘南文芸TAK

逗子でフツーに暮らし詩を書いています。オリジナルの詩と地域と文学についてほぼ毎日アップ。現代詩を書くメンバー募集中。

プレバト!!春の季語

2017-04-14 15:52:20 | 文学
昨日名越緑地の草の葉にハイランドから飛んできた桜の花びらがのっかっているのを見ました。
今日は披露山公園でちょっとお花見。帰るとバッグの中からひとひらの花びらが。

昨夜テレビで見たプレバト俳句査定に出てきた季語「飛花(ひか)」は、ちょうど今頃桜の花びらが飛んで来る様子を言うのでしょう。
アンガールズ田中さんの才能ナシ最下位作品  桜より父の残したこの花壇  の添削句に使われていました。中七下五の12音は才能アリフレーズなので残し、季語を下げてしまうという重大な過ちをおかした上五だけ変えて劇的添削。  
飛花ひとひら父の残したこの花壇
上五に映像を持たない季語を置いてもよかったと、夏井先生がささっと例示したのはこの2句でした。
春惜しむ父の残したこの花壇  風光る父の残したこの花壇
ワンランク昇格を果たしたフルーツポンチ村上さんの句は、こうした基本の構成、基本の音律ではないワザあり作品でした。
うららかやからっぽの校庭の猫 
どちらの句もお題の「校庭とチューリップ」を直接詠んではいないですけどね。
お題は脳内に光景を浮かべる足がかり、表現内容の下敷きや背景でもいいということですね。

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