湘南文芸TAK

逗子でフツーに暮らし詩を書いています。オリジナルの詩と地域と文学についてほぼ毎日アップ。現代詩を書くメンバー募集中。

プレバト炎帝戦決勝

2018-08-09 21:48:01 | 文学
先週、決勝進出を賭けて特待生7人が争ったプレバト!!
そこで勝ち残った2人と名人5人の、今日は決勝戦でした。お題は「ラジカセ」。
予選敗退者も「ラジカセ」で作句。その中から、8月末のまだ暑い頃の湾岸という場所と短波放送の取り合わせの妙が評価され、特別にキスマイフットツー千賀くんの作品が公開されましたね。
 ベイエリアから届く短波や処暑の風
ビーチFMがモデルにした、30年近く前のとある邦画を思い出してしまいます。

そして第1位は今まで無冠の帝王だった梅沢富美男さんでした。
 旱星ラジオは余震しらせおり
季語「旱星(ひでりぼし)」は、雨が降らない炎暑の日が続いた夜空に見える赤い星だそうです。日照りが続く日々は地面が熱を持ちますが、その熱を受けるように旱星が怪しく赤く光っている光景から始まり、中七でカットが変わってラジオが出てくる展開。そのラジオが告げる「余震」で、少し前に本震があったことが分かる仕掛けです。そういう不安な状況に取り合わせた季語が褒められまくってました。

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