与謝野晶子は逗子披露山の尾崎行雄邸=風雲閣を訪れていたんですよね。その時に詠まれた和歌を発見。風雲閣に泊まったみたいです。
速やかに来て軒を打つ七月の雨の涼しき比露の台かな
ゆふ立し薄黄の朝のひかりさす風雲荘のひろき食堂
時移り夜はあしたにもなりにけり潮鳴りひびく風雲の荘
山荘の半月形のベランダに薔薇寄り添へる夏のあかつき
広い食堂にアーチ型のベランダ、庭には薔薇…という光景は今はなく、石垣に「風雲閣」と刻まれたプレートが残るのみです。
速やかに来て軒を打つ七月の雨の涼しき比露の台かな
ゆふ立し薄黄の朝のひかりさす風雲荘のひろき食堂
時移り夜はあしたにもなりにけり潮鳴りひびく風雲の荘
山荘の半月形のベランダに薔薇寄り添へる夏のあかつき
広い食堂にアーチ型のベランダ、庭には薔薇…という光景は今はなく、石垣に「風雲閣」と刻まれたプレートが残るのみです。
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