共通テーマ「舌」でAが書いた詩を投稿します。
薔薇色の舌
舌は灰色をしている
感謝するときに
思いやるときに
励ますときに
褒めるときに
慰めるときに
許すときに
敬うときに
へりくだるときに
愛し歓び気持ちよがるときに
いつも後ろめたい舌である
この生の途中で性別を
いつでも好きなように変えられれば
舌は薔薇色にひかめいていられたのに
薔薇色の舌
舌は灰色をしている
感謝するときに
思いやるときに
励ますときに
褒めるときに
慰めるときに
許すときに
敬うときに
へりくだるときに
愛し歓び気持ちよがるときに
いつも後ろめたい舌である
この生の途中で性別を
いつでも好きなように変えられれば
舌は薔薇色にひかめいていられたのに