湘南文芸TAK

逗子でフツーに暮らし詩を書いています。オリジナルの詩と地域と文学についてほぼ毎日アップ。現代詩を書くメンバー募集中。

炎の詩パート4

2017-08-23 00:00:05 | オリジナル
共通テーマ「炎」でSが書いた詩を投稿します。

心的記録――炎――

炎は いつもともされず
いつ 消えないか

モナリザは なぜ
二人で お茶をのまないのか

船上では 黒い炎のペンキが…
そのため 玉子の首が…
コケコッコ―とまきちらされた

吉原炎上という こわい映画が
地球中にもえあがるが
うつくしくない 太陽のもとでは
兵士が動いているかぎり
炎の重ね着は 寒い 寒すぎる
消えた炎は
嘔吐も 引き受けない やがて
身軽になって消える炎だが
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする