コウノトリの飛来続々

『福井は注目スポット・・餌場・森好み再訪か』と、今日のF新聞3面に掲載されていた。
飛来は、昨年12月に確認後2月、3月、そして4月1日にと、兵庫県コウノトリ郷からの来訪らしい。
その中で、越前市白山地区では1970年以来で実に40年ぶりのこと。当時傷ついていた愛称「コウちゃん」は、白山小児童の愛情こもった世話で元気になり、兵庫県へという歴史がある。
この記事を見て、コウノトリが飛来できる里山を目指し活動している地区の皆さんに拍手を送ると同時に、もっと良い自然に戻す努力を私もしたいと思った。

「コウノトリが赤ちゃんを運ぶ」とか、『幸せを持ってくる』などの言い伝えがある。真偽は別にして現在の少子化対策になるのでは、と明るい期待がもてる話題でもあった。

(写真は、柳生博氏の公園に触発されて、コウノトリ郷公園に昨夏友人と訪れた時に撮影。あの時見た2羽が、私たちを追って飛来してきたのかなあ、などと思ったりするのもまた楽しい)

エイプリルフールは、どこへ

4月に入ってあちこちから花便りが届いている。当地でも今日開花宣言がなされたが、自転車での外出にはまだ防寒ジャケットが離せない。

昨日は4月1日。エイプリルフール。だが、今年はそれに因んだ話題を1度も見聞きしなかった。
以前は「罪の無い嘘はついてもよい」と、家族や同僚に話す内容を色々と考えたものだった。それがいつの間にか、間遠くなってその存在すら忘れかけている。
まじめな日本人には、そぐはない風習だからか。それとも、現在の世情にそうした風習も受け入れる余裕も無くなったからだろうか。一寸寂しい気もする。