折り鶴の憩い

日々の想いを・・

再び、花筏

2010-04-13 13:45:21 | 日記
今朝のローカルニュースで、お堀端に花筏が・・と。
シマッタ。11日では早すぎたのか。早とちりはいつもの事ではあるが、ここ2日雨模様で,それに行く時間も無い。
仕方がない。山下桂子著『美人の日本語』の1節を読みながら、前年の写真をみてイメージを膨らませておこう。

‘‘水面に桜の花びらが舞い散って、筏のように流れていく・・そんな様子を花筏といいます。
  美しい春の風景ですね。
  咲いている花を愛でることは誰でもしますが、散る花、散った花を愛でる人は 少ないかもしれません。
  花吹雪、花の雨、飛花、そして葉桜・・・(後略) ‘‘

春の情緒ある風景が,浮かんできませんか?

花筏を、見に

2010-04-12 16:48:24 | 日記
10日は天気がよく25度近くの今春1番の暖かさで、その満開の桜の下で『越前時代行列』が催され人出も多かったらしい。私は用事があって見物できなかったけれど・・

翌日、あの暖かさで桜はどうなったかなあと思い、肌寒い雨模様の中『福井城址』の桜を見にいきました。桜通りの桜並木は、葉桜に変わろうとしています。
毎年今頃お堀に美しい『花筏』が見られるはずです。でも、今年は駄目でした。
写真のように堀の片隅に、花びらが固まって浮いているだけでした。残念!!

一度消えかかった『ぼんぼり』が・・・

2010-04-10 10:29:11 | 日記
先日のしだれ桜を観賞後、足羽山へとむかった。実は「ぼんぼり」を見に行きたかったからである。
というのは、これまで桜の時期になると、約500灯のぼんぼりが飾られていた。それが昨今の不況で中止が決定し、それを聞いた地区や市民が声を上げて見事復活したのである。

「さくら灯りの会」が結成され、『ぼんぼりオーナー』を1灯5000円募集。その結果、個人オーナー200灯、企業や地区自治会など合せて約400灯が集まり、再び夜桜を艶やかに演出できるようになったという次第。そのぼんぼりには、3面に「平成独楽吟」や短歌などが、2面にはオーナーの名前が記されているとの事。

その一つ一つを読む。満開の桜と共にその意味深いぼんぼりに、私はそれぞれの想いを感じた。来年、私も1灯協賛してみようかなあと、思いながら歩き続けた。

しだれ桜を・・・

2010-04-08 21:53:42 | 日記
久しぶりに桜見物を兼ねて、足羽山へウォーキングに。
出発は、愛宕坂。約120段ある笏谷石の階段坂を、両側にある橘曙覧記念文学館、茶道美術館、離世(料亭)を見ながら登って行く。と、足羽神社の横手に出る。この神社は、継体天皇を祀り創建1500年の越前最古といわれる社だ。
その境内の真ん中に樹齢約360年のしだれ桜が、ドーンと立っている。もう満開に近い。大木から糸のように垂れる小枝に淡ピンクの花が、風になびいて簪のように艶めかしい。人々はその姿を遠巻きながら眺めている。
毎年この時期に訪れているのだが、いつも変わらず優雅である。来年も同じ姿を見られるよう願いながら、今年もデジカメに収めた。

夜桜散策

2010-04-06 11:36:06 | 日記
先週の火曜日(3月30日)は積雪3センチの寒い日だったのに、ここ2,3日の暖かさで花便りがあちこち。そこで一寸早いが昨日夜桜を見に。
先ず今注目されている福井市の浜町からの散策。浜町については情報誌に『今年の顔、坂本龍馬は、この浜町界隈を訪れているのです』『幕末の日本その激動期を引っ張ったのは、実は浜町』という記事が載っていた。歴史スポットも幾つかあるらしい。
行灯でライトアップされた路地を歩くと、情緒あるメロデーが流れてきた。料亭も多くなんとなくしっとりとして、通常味わえない癒し感。まだ7時頃の宵の口だったが、幾人かの連れも三々五々。
次いで対岸にある日本桜名所100選にも入っている桜のトンネルへと。まだ7分咲き程度だったが・・・週末には満開になり人出も多いだろう。
約1時間の散歩。久しぶりに物憂げな春の宵を感じました。
(写真は、その時の1枚 うまく撮れなく残念)