公営競技はどこへ行く

元気溢れる公営競技にしていきたい、その一心で思ったことを書き綴っていきます。

シックスペンス日本ダービー:ブローザホーンは宝塚記念:ヴェルトライゼンデはエプソムC:ソーヴァリアントは京王杯スプリングC:ケイアイパープル北海道移籍:黄綬褒章受章・宮下瞳:シルクフェイマス死亡

2024-05-02 05:32:22 | 競馬
シックスペンス=2024年スプリングステークス


無傷3連勝でスプリングS・G2を制し、日本ダービー・G1(5月26日、東京競馬場・芝2400メートル)に向かうシックスペンス(牡3歳、美浦・国枝栄厩舎、父キズナ)は、川田将雅騎手=栗東・フリー=と新たにコンビを組むことが決まった。5月1日にキャロットクラブがホームページで発表した。

4月28日の天皇賞・春で2着に入ったブローザホーン(牡5歳、栗東・吉岡辰弥厩舎、父エピファネイア)の次走は宝塚記念(6月23日、京都)に決まった。すでにオーナーサイドからは「X」で発表があったが、5月1日、吉岡調教師が栗東トレセンで発表した。今年の宝塚記念は阪神競馬場のリフレッシュ工事のため、ディープインパクトが勝った2006年以来、18年ぶりに京都競馬場で行われる。

昨年の大阪杯9着の後、両前脚の屈腱炎で休養を続けていたヴェルトライゼンデ(牡7歳、栗東・池江泰寿厩舎、父ドリームジャーニー)はエプソムC・G3(6月9日、東京競馬場・芝1800メートル)での復帰を目指すことになった。サンデーサラブレッドクラブが5月1日、ホームページで発表した。同馬は兄にワールドプレミア、ワールドエースを持つ良血馬。2022年鳴尾記念、2023年日経新春杯と重賞2勝を挙げているが、一方で脚部不安に悩まされ、屈けん炎を2度発症している。不屈の7歳馬が復活の走りを見せるか、注目を集めることになりそうだ。

前走の読売マイラーズCで5着だったソーヴァリアント(牡6歳、美浦・大竹正博厩舎、父オルフェーヴル)が、ジョアン・モレイラ騎手との新コンビで京王杯スプリングC・G2(5月11日、東京競馬場・芝1400メートル)へ向かうことが分かった。4月30日、同馬を所有する社台サラブレッドクラブがホームページ上で発表した。同日、美浦トレーニングセンターに帰厩している。

 JRAは5月1日、交流重賞2勝を挙げるケイアイパープル(牡8歳、栗東・村山明厩舎、父パイロ)が同日付で競走馬登録を抹消したことを発表した。今後は北海道の門別競馬場に移籍する予定。通算成績は33戦8勝(うり地方11戦2勝)。主な勝ち鞍は2022年の佐賀記念・交流G3、2022年の白山大賞典・G3。総獲得賞金は2億596万3000円(うち地方8188万8000円)。

令和6年春の褒章で女性ジョッキーとして初めて黄綬褒章を受章した名古屋競馬所属の宮下瞳騎手(46)=竹口勝利厩舎=の「受章報告会」が5月1日、名古屋競馬場で6R終了後に行われた。

 セレモニーにはジョッキーが勢ぞろいして祝福。壇上に立った宮下瞳騎手は「(受章の知らせを聞いて)正直、ビックリしましたし、私がもらっていいのかなと思いました。家族をはじめ関係者の皆様のおかげでいただけたと思います。本当にありがとうございます」と感謝の思いを口にした。

 インタビュアーから2人の息子の反応を聞かれ、「子供はあんまり分かっていないのですけど、『すごい褒章だよ』と伝えたら喜んでくれました」。ジョッキーを続けて良かったと思うことは、「1着でゴール板を駆け抜けたとき、勝って子供が『おめでとう』と言ってくれたときが、やっていて良かったと思います」と語った。

 「今後の人生プラン」についての質問には「せっかく復帰していただいた免許なので、けがをせず一日でも長く乗っていけたらいいなと思います。これからも応援をよろしくお願いします」。この日の5R(キクイチモンジ)で通算1218勝目を挙げたレジェンド女性ジョッキーは、これからも騎手、妻、母として奮闘を続けていく。


2004年の日経新春杯、京都記念などG2を3勝したシルクフェイマス(父マーベラスサンデー)が4月27日、けい養先の北海道日高町の奥山牧場で心不全のため死んだ。25歳だった。シルクホースクラブが5月1日にホームページで発表した。3度の重賞制覇のほか、2004年は天皇賞・春3着、宝塚記念2着、有馬記念3着とG1でもたびたび上位争いに加わった。2009年の天皇賞・春17着を最後に現役を引退し、1年だけ種牡馬として供用されたのち、功労馬として奥山牧場で余生を過ごしていた。
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