公営競技はどこへ行く

元気溢れる公営競技にしていきたい、その一心で思ったことを書き綴っていきます。

紫綬褒章を祝う会

2006-08-31 14:24:09 | 競輪

世界自転車選手権プロスプリント10連覇、総理大臣顕彰、ギネスブック認定、日本プロスポーツ大賞受賞、日本プロスポーツ史上初の年間賞金1億円獲得選手、特別競輪11回優勝、第一回KEIRINグランプリ優勝、賞金王6回、通算勝率5割3分9厘という記録はおろか、引退後もいまだ「競輪の代名詞」として活躍を続ける中野浩一氏の紫綬褒章を祝う会が30日、東京ドームホテルで行われ、日本体育協会会長の森喜朗前首相ら約500人が出席して行われた。

この会の発起人である下重暁子・日本自転車振興会会長が、「スポーツとしての競輪を広めていただきたい。」とあいさつすると、中野氏は、「今の私があるのは応援していただいた皆様のおかげ。この経験を競輪や自転車競技などの発展に役立てていきたい。」と話すと、盛大な拍手が起こっていた。

(日刊スポーツより一部改題)

引退後14年経つが、中野さんを超えるような競輪選手って出てきていないし、また、それに続くような選手もいない。

ましてや、競輪といえば、イメージ的にいまだ「よからぬ」ものがあり、中野さんのような活躍をして初めて世間的に認知されるようなもの。それだけに中野さんの数々の功績というものははかりしれないものがある。

競輪といえば、世間的にはかろうじて今でも、

「中野浩一でしょ。」

というと名が通るけど、もし中野さんがいなければ果たしてどうなっていたのか?それこそ、

「八百長。危険な場所。普通の人間がやるようなものではない。」

という謗りをいまだ受け続けなければならなかったはず。

しかしながら今、世界選10連覇の記録にしろ、はたまた競輪での数々のタイトル奪取の記録にしろ、いまだ、

「中野さんだからできた。」

「中野さんは特別。」

という向きの風潮があるのはきわめて残念。

「競輪でいくらナンバーワンになったところで、世間は誰も知らないし、また、尊敬されることもない。やはり世界一を何度も続けることにより初めて、

競輪選手・中野浩一

と認められるのではないか。」

と中野さんが現役時代に話していた「意味」を、特に現役の選手はしっかりとかみ締めるべきだと思うけど。

それどころか、中野さんの記録を超えてやる、という実績を出す選手がいないと、本当に競輪は終わってしまうぞ。

果たしてそれでいいのか?

中野さんは上記のことを述べてはいるが、実際のところ、いまだ中野さんが競輪の広報活動に専念せざるを得ない状況では先が思いやられるといったことを懸念する他ないわけで・・・

でも、世界選手権10連覇は確かにそう簡単には打ち破られる記録ではないな。

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霧散霧消

2006-08-30 19:53:38 | スポーツ

2016年開催の夏季オリンピック国内候補地が決定。

共同通信より

国内候補は東京 16年夏季五輪招致

2006年 8月30日 (水) 17:25


 東京都と福岡市が争った2016年の夏季五輪国内候補都市選定で、日本オリンピック委員会(JOC)は30日、東京都内のホテルで選定委員会を開き、日本の立候補都市に東京都を選んだ。55人の選定委員による投票結果は、東京都33票、福岡市22票で11票差だった。

16年五輪開催地は3年後の09年10月にコペンハーゲンで開かれる国際オリンピック委員会(IOC)総会で正式決定する。東京都は1964年大会以来52年ぶり2度目となる開催を目指す。

東京都は「世界一コンパクトな大会」を掲げ、高度な都市機能をアピール。国際的な知名度の高さと財政力などが「世界で勝てる都市を選びたい」とするJOC役員らの強い支持を得た。「150万都市の挑戦」をコンセプトとした福岡市は、主会場予定地の再開発への懸念などを打ち消せなかった。


ちなみに福岡の五輪が開催された場合には、現在の福岡競艇場は西方向に移転され、その地に、メーンスタジアムが建設される予定であった。
 
また、自転車競技のトラックの会場予定地はメディアドーム、つまり小倉競輪場だった。
 
しかし今日の国内候補地決戦投票により、福岡市は東京都に「敗戦」。というわけで、上記のプランは「霧散霧消」することに。
 
福岡市は確かにユニバーシアードや国際女子柔道など、過去に国際大会の経験は豊富ではあるが、やはり夏季オリンピックともなれば、世界各国の名だたる有名都市が立候補に名を連ねるわけで、そう考えると福岡市ではいささかその知名度に不安な面も。
 
というのは5年前、大阪市がものの見事に「惨敗」を喫したから。
 


実質、日本ナンバーツーの大都市である大阪でさえ、世界的な知名度からすると、
 
「大阪ってどこにあるのか?」
 
ということにつながり、なんと第一次投票であえなく落選。イスタンブールよりも知名度のない都市だったのか(って、今思うと当たり前の話かも。イスタンブールといえば、オスマン(トルコ)帝国以来の象徴的都市。)、ということを露呈する羽目に。
 
プラン的には福岡も東京とほとんど遜色がないものだったし、カネをできるだけかけずに開催をする意味からすると、東京に決して見劣りはしないはずであったが、やはり、最終的には「知名度」の問題だったのだろう。
 
それだけ、夏季オリンピックを開催する地ということは、相当に高度な都市機能を持っている上に(一番重要視されるのはテロ対策が十分なされているかどうかという治安面)、それなりの世界的知名度がなければ開催は難しいということに繋がっているのかもしれない。
 

でも、東京とて3年後の「本番」で決まらなければ、これまでやってきたことが水泡に帰する。
 
さらに現在、地方自治体は概ねどこも財政危機が叫ばれている中で、オリンピックどころの話ではないだろ、という声も強い。
 
大阪市が惨敗の後、あらゆるムダ遣いが発覚して今や自治体としての存在意義を問われているが、勝てばいいが、負ければ「悲惨」。まさにオリンピック開催地誘致というのは、相当な「ギャンブル」を強いられるわけである。
 
東京は確かに知名度的には問題なかろうが、果たして・・・

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ボートピア習志野問題大詰め

2006-08-30 01:15:53 | 競艇

ボートピア習志野が9月27日にオープンする。

しかしながら、ボートピア習志野開業に反対する住民グループが2件、昨年4月に訴訟を起こしている。実はこの訴訟問題についてはこの1週間がいよいよ「ヤマ場」。

Yahoo地方公営ギャンブル経営より

モーターボート競争法「施行規則は違法」

 習志野市の場外舟券売り場ボートピア建設を巡り、住民ら31人が31日、国と国土交通相を相手取り、ボートピア設置確認を定めたモーターボート競争法施行規則は違法とする行政訴訟を東京地裁に起こした。また同日、この住民らを含む64人が建設計画会社「テックエステート」(本社・習志野市)を相手取り、建設差し止めを求める民事訴訟を千葉地裁に起こした。

 行政訴訟の訴状によると、同法制定時は舟券が場外で発売されることを前提としておらず、施行規則自体が違法と主張。また民事訴訟の訴状によると、住民は建設による交通渋滞などの権利侵害を受けるとしている。

 国と国交省、同社は「訴状を見ていないのでコメントできない」としている。【中川紗矢子】

4月1日朝刊
(毎日新聞) - 4月1日16時25分更新


そして、今日、まず東京地裁で行われる「行政訴訟」公判についてはほぼ結審の見込みで、1週間後の9月6日には、千葉地裁で「民事訴訟」公判が行われるがこちらも大詰めとなっている。

http://www15.plala.or.jp/Renraku-kai/

行政訴訟については年内にも判決が出される見通しとか。

また、9月1日からは習志野市議会9月議会が開催され、ボートピア問題にかかる論議がこちらもほぼ大詰めの段階を迎えることになる。

http://www.geocities.jp/whatbpn/

しかしながら、 もう来月オープンともなれば、判決を待たずに、おのずとその趨勢は見えてくるように思うが。

ま、反対派の言い分としては、治安悪化、渋滞悪化、住民を省みない市長の勝手な判断、といったあたりとなるが、案外、ボートピアは収益を生み出せないのではないか、といった件については突っ込めてない様子。

もともとボートピア習志野については、テックエンジニアリングの遊休地をそのまま利用するということに加え、地域住民にもさほど影響はないのではないかとも当初は言われ、各地で大揉め必至の情勢ばかりだったボートピアの問題にしては、珍しく「スムーズ」に事が運びそうだな、と思っていたわけ。

それが荒木市長が建設にほとんど即合意したあたりから雲行きが変わってきて、住民の反対が激化、おまけに千葉工業大学からも、ボートピア建設即刻中止という陳情書が出された。つまり、スムーズが一転、形の上では「泥沼化」する羽目に。おまけに上述の通り、訴訟までされる始末。

ボートピア習志野はJR新習志野駅から歩いて10分ぐらいのところに位置するらしい。隣駅の南船橋には船橋オートが、さらに「ららぽーと」をはさんで北側には船橋競馬場が位置することから、全くギャンブル不毛の地ではないことから、目の付け所もよかったか。

しかしながら来月オープンする一方で訴訟公判も大詰めというのも、何か引っかかる部分がある。

6月に習志野議会では反対派の陳情書が否決され、その結果、来月オープンの運びとなったわけだが、確かに年間営業日数350日、うちナイター発売260余日ということになると、住民側や千葉工大側にとって見れば、「悪影響」を懸念せざるを得ない材料ばかりといえよう。

だが、その反対派のよりどころもいよいよ裁判だけとなってきた。

でももし裁判で行政、民事とも原告勝訴となったらどうなるのか?ボートピアは即刻営業停止の上、廃業させられるのか?

それ以前に果たしてすったもんだした中、いや、今もすったもんだしている中で、ボートピア習志野が期待通りの成果を上げられることができるかどうか、それが一番問題なのではないか。

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グランドスラムなるか

2006-08-29 02:37:17 | 競艇

植木通彦が2002年にオーシャンカップ、競艇王チャレンジカップ、賞金王決定戦の3SGを制覇し、その年の年間賞金獲得額が2億8千万余円となったとき、

「さていよいよあとはモーターボート記念を残すのみ。それとも年間賞金獲得額3億円のほうが先ですか?」

と言われたわけだが、2003年より史上初のSG8冠全冠制覇に王手をかけてから今回が3回目(2004年は不出場)。先日の尼崎の優勝戦で1500勝を達成し、気持ちよくいまだ獲っていないこのタイトルに挑むことになる。

モーターボート記念は14回目の出場となる植木。過去に4回優出実績があり、内2回は準優勝を経験。一度も優勝したことがない大会ではあるが、そんなに悪い実績とも思えない。

一方、植木はナイター開催における実績がほとんどない。加えて2002年及び、2004年から事実上ナイター開催となった同大会において、今回も恐らく苦戦は免れないという見方もされるわけだが・・・

尼崎の前は2場所続けて若松のナイターであったが、オーシャンカップは予選落ち、続くお盆レースも優勝戦3着に終わっている。

ちなみに昨年の当地で行われたオーシャンカップでは優勝戦で1号艇をゲット。ナイター実績のない植木がその汚名返上の機会が訪れたかに思われたが、江口晃生の伝説の「3カド捲り」に屈して5着。やはり、ナイターでは植木は「弱い」というレッテルをぬぐいきれないでいる。

ちなみに、植木が桐生の水面の相性が悪いかといえば必ずしもそうとはいえず、94年の周年を制覇していることを考えると、やはり鬼門はナイターということになるのだろう。

私はこの桐生は5年前、一度だけ行ったことがあるが(ナイター開催)、外が「凄く明るい」のに対し、内に入れば入るほど「暗くなる」といった感じがするという、典型的に外がグーッと伸びるような感じがする水面だった。

したがって穴目を必ず狙えば面白い競艇場でもあったわけで、買った回数は少ないが、割と、相性がいいところでもあった。

今は対岸にも何基か照明が設けられ、以前のような内側は「真っ暗」っていう形にはなってないようだが、有名な赤城おろしもあるところだけに、テクニックを多少なりとも要する競艇場であるはず。

とりわけ、難水面と言われる競艇場での実績が高い植木にとって、ナイター実績がないとはいえ、チャンスは十分あるはずである。

先日、若松オーシャンカップを優勝した松井繁が、

「ナイターはこれまでほとんどアカンかったけど、これでナイターでも自信が持てるようになった。」

と話していた。

となれば、過去に幾度も試練を克服してきた「艇王」に今度はそのチャンスがめぐってくるはず、ともいえるわけで。

当然、この桐生といえば、山崎智也が断然強く、まさに「ナイトキング」の異名を取っているわけだが、逆に言えば、相手が強ければ強いほど、過去に植木はその相手をなぎ倒してきた実績を持つ。

さて、現在ただ一人グランドスラムのチャンスがある植木が、今度こそは決めてしまうのか?でも、もし決めてしまったら、ある意味、大きな目標がなくなってしまう、という寂しさもあるわけだが。


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競輪を変えろ!

2006-08-28 10:24:19 | 競輪

入試制度が変わった競輪学校93期生の合格発表が先日行われた

注目すべきは、年齢制限の撤廃。

これまで長らく競輪学校では満17歳以上満24歳未満という縛りがなされてきたが(特別入試制度枠は除く。特別入試制度枠だと満29歳未満)、武田豊樹が29歳でデビューしながらも、タイトルにもう少しのところまで来ているという現状を踏まえ、ならばオーバー30にも埋もれた逸材がいるのでは?ということから実施されたのが今回。

すると、これまでにはなかった「多彩な顔ぶれ」が揃ったみたい。

今期生合格者の一番の目玉は98年長野五輪ショートトラック500M金メダルの西谷岳文で、他にも、五輪出場経験を持つ吉沢、今井といった合格者もいるが、実は、年齢制限を撤廃したことにより、従来の入試制度だとアマ時代に実績がありながらも、競輪選手の夢叶わぬといった応募者が合格したみたい。

岡山の在本直樹という合格者だが、29歳。しかし2005年の国体1KmTTで優勝するなど実績は豊富みたいで、技能試験免除を受けている。

そういえば以前コンドル日記において、

「入試制度が変わったことにより、これまでならば合格できなかった逸材が合格できそうなんですよ。」

という記述があった。確か岡山のOというS級選手の弟子の話らしく、ひょっとすると彼のことを意味していたと思うわけだが。

そして、この在本という合格者は二次試験においてはトップの成績で合格したとのこと。うーん、確かにこんな「埋もれた逸材」がまだいたというわけだな・・・

他にも、34歳と最年長で合格(適性)した京都の奥平充男という合格者の他、何と30代合格者が3人もいる。最年少は18歳。世間一般的には、30を過ぎるとプロのアスリートとして新規にやっていくには厳しいと言われているが、3人も合格者がいるということは逆にそれなりの適性をもった逸材が「いた」ということもいえる。

しかしながら、逆に言えば、年齢的に多彩な顔ぶれとなったということもあり、従来の競輪の体質に染まらない、逆に自分たちで衰退はおろか、消滅への道をまい進する競輪を根底から変えていってほしいんだよな。

逆に言えば、なぜ競輪学校の入試制度が変わったかといえば、明らかにそうしたことを期待する向きがうかがえるから。

西谷は以前、

「競輪選手になったら、今度は夏のオリンピックも目指したい。」

と話していた。ところでこの93期であるが、11月28日に入校式が行われ、デビュー予定は2008年1月。となると、競輪関係者の協力さえあれば、西谷は北京五輪への道も「開かれている」というわけ。

とにかく、今の競輪だと競輪場へ行ってみてみたいという選手は指で数えるほど。それは、一部の年度を除けば、1975年の4600万人をピークに、ついに昨年度は1000万人割れを引き起こした入場者数に表れているというわけ。30年間で何と減少率80%。一時は閉園やむなしと言われた旭山動物園でさえそこまでの落ち込みはなかった。

今や場外売りが主体なので、必ずしも本場入場者が人気のバロメーターとはなりえないという声も聞かれるが、とんでもない。本場に客を集めなければ、売り上げだって上がらなくなるのは、売り上げとてピーク時よりも60%近く減っていることで示されている。

基本はやはり、本場に客が来て、レースを堪能してもらうこと。売り上げ云々はそれからだよ。

そういった意味においても、

「こいつが出るから今日は久しぶりに競輪場行きだ!」

という客が増え、ひいては口コミというわけではないが、新規の客を来させるようにもっていくのがこれからの競輪の課題ではないのか。

とにかく、この93期が競輪を変え、はたまた消滅危機が囁かれる競輪の復活に大きく寄与してもらいたいもの。当然、今行われているレース形態も自らの手で変えてほしいし、目標だってグランプリ出場などといわず、ズバリ、

「オリンピックで金メダルを取り、中野浩一さんしか世間的に名前が通っていない競輪の「新たな顔」になってみせます!」

とやってほしいもの。いや、この93期ならば「できる」んじゃないか??

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怪物の記録、とうとう抜かれた

2006-08-28 04:16:41 | 競馬

競馬の「怪物」とはいっても、ハイセイコーやオグリキャップよりもはるか前に、タケシバオーという「怪物」がいた。

そのタケシバオーが持っていたダート1700M、1分41秒9(1969(昭和44)年3月1日・東京オープン)のレコードがついに破られた。

27日、小倉10レースの阿蘇ステークス。突然降った大雨により脚抜きのいい馬場となったこともあったが、サンライズキングが1分41秒8のレコード勝ち。そして、37年間保持していたタケシバオーのダート同距離JRAレコードもついに破られた。

今思うと、これまで「破られなかった」のが当たり前だったと思う。当時を知る競馬関係者は口をそろえて、

「このタケシバオーのタイムを破る馬などまず現れない。」

と言っていたわけで、タケシバオーという馬は芝・ダートも問わなければ、良・重も問わない、加えて3200Mの春の天皇賞勝ちもあれば、1200Mでのレコード勝ちもあるという「距離も厭わない」、今では凡そ現れないような、まさに「怪物馬」であったが、その中でとりわけ「凄い」と言われ続けられたのが、上記のレコードタイム。

何とこのレースで、2着のスイートフラッグは実に2.8秒もの差をつけられた。このタイム差というのは凡そ20馬身近く差をつけられていたということになる。

したがってタケシバオーが本当に一番向いていたのは実は「ダート」だということを、これまた当時を知る競馬関係者が口を揃えて言っていたわけで、残念ながらこの頃といえば、中央ではダートの重賞さえなかったし、はたまた統一グレード競走さえなかった時代だったことが「不運」である。

タケシバオーがダートにもっとも向いていたという裏づけとして、芝からダートへ変更となった68年の東京4歳Sで、このときも東京の1700Mだったが、1分44秒3のレコード勝ち。

さらに69年の東京新聞杯も芝からダートに変更となったが、東京2100Mを2分9秒5のこれまたレコードで駆け抜けている。しかしながらこのタイムも相当に凄い。ジャパンカップダートは丁度2100Mで行われるが、昨年勝ったカネヒキリは2分8秒0である。36年経って1秒5「しか」違わないというわけ。ちなみにタケシバオーのときはやや重、カネヒキリのときは良馬場だった。

また昨年の出走馬の走破タイムで照らし合わせてみると、8着のユートピアと0.1秒しか違わず、10着のアジュディミツオーよりも1秒上回っている。

ちなみにタケシバオーは生涯5回のレコード勝ちを記録しているが、そのうち何と3回がダート。さらにいえば、芝からダートに変更になったケースが2回ある中での記録である。

そして長らくJRAレコードを保持していた上記のレースであるが、このときだけは春の天皇賞を睨んで、西下する前の一戦として出走して記録したもの。

ちなみにタケシバオーが脅威のレコードタイムを出したときの馬場状態は重であった。今回のサンライズキングは「不良」。

ということは、もし脚抜きのいい不良馬場でなければ、まだまだタケシバオーのこの記録は「抜かれていなかった」公算が強い。

史上初の獲得賞金1億円馬ということで話題となり、はたまた馬主であった小畑正雄氏はこの後、長らくNHKの競馬解説者を務めることになるが、それだけではない、タケシバオーの「偉大なる記録」が、37年経ったこの時期に「よみがえった」わけである・・・

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公営企業とは?

2006-08-27 07:50:25 | 競艇

国土交通省が先日、競艇事業を「地方公営企業」化させる方針を固めた。

競艇は現在、112市町が組合をつくるなどしているが、約3分の1が売り上げ減を理由とした赤字を公金で穴埋めしているのが現状。

また、舟券発売、払い戻し業務の委託解禁も検討。さらに売り上げの3.3%を拠出している日本財団への交付金を一定期間猶予する処置や、交付金法定率の引き下げ、他競技に較べて高額が選手報酬のみなおしも検討事項として年内に結論を出す。

(日刊スポーツより) 

ちなみに公営企業とは、

『住民に対して財貨又はサービスを提供する事業(例えば、ガスや水道、バス、鉄道など)にあっては、すべての住民が同量の財貨又はサービスを受けるものではなく、かつ、その事業の効果も特定の個々人に帰属するものであることから、その財貨又はサービスの提供を受ける者がそれに要する費用を負担することが公平である。』

(ウイキペディアより)

という定義づけをされ、警察や消防、学校、一般道路というものは逆に、特定の個人に帰属させることは困難なため、「租税」により、一般行政化されている。

そして公営競技というと、事実上は企業的側面があるはずなのに、なぜかこれまで、公営企業化されていなかったわけで、競艇が初めてこの「壁」に挑むということになる。

公営企業の経理については、地方財政法施行令第12条に定められており、いわゆる「特別会計」を設けて当該公営企業の経営に伴う収入をもってその経費にあてるというもの。

つまり、公営競技はもはや、一般財源の中に組み入れられて、学校などの公共施設の建設などに役立てられるどころか、逆に一部、一般財源の手を借りている(赤字分を穴埋めされている)という「本末転倒」な状況に陥っていることから、

「赤字は1円たりとも出せない。出したら即廃止。」

「公営競技の経営不振を税金で穴埋めすることは住民が許さない。」

という論議になっているのが現状。さらにいえば、SGなどのビッグレースというと、今や大々的なPR活動を行って一般の企業並みの宣伝告知が行われていることから、公営企業化させるという論議は、とっくの昔に行われていなければならないはずのものだった。

しかし、当然、「問題点」は発生する。「特別会計」というもの。

塩川正十郎元財務大臣が、

「親が母屋でおかゆで我慢しているというのに、はなれで子供がすき焼きを食っている。」

と言っていたように、この特別会計というものは逆に我々からすると、きわめて不透明な財源となっている。

加えて現在、地方財政法施行令第12条にあたる公営事業体のほとんどもまた、「赤字」。

例えばいい例が地下鉄。

莫大な建設費がかかる地下鉄であるが、民間交通機関のような沿線開発などはほとんど考慮に入れられることがなく、今や意味もなく路線延伸されるケースが目立つ。したがって、開業前には凡そ乗客見込みを「適当に」算定し、実際には大幅に下回ることがあっても、結局はそのまま路線営業されているというわけ。

そう考えると、日本の地下鉄といえば、延伸されることはあっても、廃業された路線など聞いたことがない。ま、廃線させるにも相当のカネがかかるので、凡そ「不可能」という論理からなのだろうが。

つまり、大手ゼネコンらにただ「儲けさせるために」建設がされているのではないか、と言われる所以。

今やそのあたり住民もその意図が「分かっており」、もしこれが一般財源化(行政化)の下で行われようものならば、それこそ、

「1円でも赤字だったらこの路線は即廃線だろ!」

となるのは当然至極の話だろうが、特定財源化されているため、そうした批判はうまくかわされているというのが現状。

しかし、結局その赤字分は最終的には補填せねばならないわけで、その補填とは当然、租税が使われることになる。

さらに地方財政法施行令第12条にあたる公営事業体の中には、事実上民間移譲されているものも出始めている。ということは、存在意義そのものも問われているのが現状。

今となっては相当問題が表面化している公営企業であるが、公営競技がいまだ「企業体」としてみなされていないことを考えると、競艇が方針を打ち出した件については、将来的には「民営化」を睨んだ上のことを考えても、ステップとして踏まねばならないことなのかもしれない。

ただ逆に、競艇「だから」できるということもいえるわけで、これが畜産振興に役立てられているという大義名分が成り立つ競馬や、JOCとの提携を図るなど、「日本が生んだ世界のスポーツ」を一層標榜化しつつある競輪についてはまた、違った論議を踏んでいかねばならないということになろう。

しかし例えばJRAなんかは、ほとんど民間企業体みたいな形で運営されている上に、宣伝広告もまた、巨額なカネを投じているわけで、国の包括団体があんなことをやり続けていいものなのか?といった話が出てくるのも、当然の話といえそうなのだが。

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大エース復帰

2006-08-26 00:09:20 | オートレース

25日から開催されている浜松オート一般戦8レースに、3月29日の大事故以来の復帰となった伊藤信夫が登場。

http://www.autorace.or.jp/netlive/hamamatsu/asx/20060825/hama_20060825_08.asx

病み上がりの一戦だけにその動向も注目されたが、抜群の捌き。

まず1周回で1人抜き、2周回でまた1人抜きといった格好。

さらに、外から内へ切れ込むといったチェンジオブスペースも道中見せていたし、このメンバー中では力が違うといった印象。

しかし、残りあと1周手前の4角では矢内昌木に突っ張られ、残りあと1周ではまだ3番手だった。

ま、復帰緒戦だし、2着で上々かと思われたが、なんと最終周回3角で捲りを仕掛け、一気に橋本、矢内を捕らえる様相。

最後は逃げる橋本を捕らえ、G前寸前伸びきって快勝。言うなれば、ほとんど完璧の勝利であった。

8R 予選 3100m

走路情報 天候: 晴 14:23現在 走路状況: 良 走路温度: 59.0℃ 気温: 34.0℃ 湿度: 41.0%

1 5 伊藤 信夫 テトム 50 3.35 3.460 0.33
2 1 橋本 陽介 コピーキャット 20 3.41 3.497 0.24
3 2 矢内 昌木 RTダイジュ 30 3.40 3.486 0.24
4 4 秋田 敬吾 プロフェッサA 40 3.41 3.484 0.32
5 7 広沢 正幸 GO・カナダ 0 3.46 3.542 0.14
6 3 馬場 雄二 エンドレス2 30 3.43 3.511 0.16
7 8 笹本 英二 ワンピース 0 3.48 3.548 0.18
8 6 深沢 悟 ジャビット22 10 3.42 3.547 0.16

周回・順位 1位 2位 3位 4位 5位 6位 7位 8位

ゴール線通過 5 1 2 4 7 3 8 6
6周回 1 2 5 4 7 3 8 6
5周回 1 2 5 7 4 3 8 6
4周回 7 1 2 5 8 4 6 3
3周回 7 8 1 6 2 5 3 4
2周回 7 8 6 1 2 3 4 5
1周回 7 8 6 1 2 3 4 5

払戻金

2連単 5 - 1 190円 ( 1 )
2連複 1 = 5 190円 ( 1 )
3連単 5 1 2 550円 ( 1 )
3連複 1 2 5 550円 ( 3 )
ワイド 1 = 5 130円 ( 1 ) 2 = 5 220円 ( 4 ) 1 = 2 250円 ( 5 )
単勝 5 100円 ( 1 )
複勝 1 着 5 100円 ( 1 ) 2 着 1 無投票 3 着 2 無投票

浜松存続に大きく貢献したブログも、怪我の間中は更新もままならない状態となり、また、心無い訪問者のコメントがきっかけとなって閉鎖に追い込まれたが、一方でこの間、オートレースにも変化があった。

それは、伊藤が大怪我をした3月29日の一戦以後も、オートレースでは不成立レースが続出。しかしながら、オートレースオフィシャルWebではその後もオンデマンドでは、4月のオールスターオートまで「隠蔽」を続ける有様。

私もそうだったが、隠蔽をすることに対して、抗議の問い合わせが殺到したためか、その後、不成立レースながらもオンデマンドでのリプレイを流すようになった。

これも伊藤の大事故がなければ成就してなかったこと。そう考えると、伊藤信夫はここでも、ファンの心を動かしたといえよう。

今回は4日間制の浜松開催。優勝まであと3つあるが、緒戦の走りを見る限り心配はなさそう。ただ、怪我だけは十分ご用心を。


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大量落車WEEKLY Vol.29

2006-08-26 00:03:06 | 競輪大量落車

今週は3名落車というケースが多かったせいか、意外と取り上げる件数は少なかったみたい。

●8月20日

豊橋10レース決勝

4名落車(内1名失格)

mms://202.216.128.111/20060820_10.asf

●8月21日

小倉7レース

5名落車。

http://www.kokurakeirin.com/live_ondemand/meta/kokura20060821-07_509K.asx

●8月23日

大宮8レース

4名落車。

mms://202.210.162.33/keirin/IMC_25/20060823/VOD/25_zikkyo_vod2_08.wmv

●8月24日

久留米記念9レース

5名落車。

http://kurume.ymw.ne.jp/replay.php?day=1&race=09

大宮の4名落車というのは「よそ見落車」。はっきりいってどうしようもないもの。

久留米記念のやつは、失格にはなってないが、2が「無理突込み」をやってバタバタっと落ちたケース。

小倉の5名落車。これは4と8が競っていたわけだが、この2人の後方にいた5人がバタバタッと落ちたケース。

とりわけ最初に落ちた2は行くスペースがない形での落車だっただけに、8を押圧していた4に制裁があってもよかったのではないかとも思ったが・・・

ところで、綿貫弘アナ、落車が発生すると、

「オーッと!」

と言ったあとそのあとが聞き取れず、最後のほうで、

「たったの○名の競走になってしまいました・・・」

となるんだが、その間、何を話しているんだろうか?

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欧州スーパー牝馬の行方は?

2006-08-25 02:51:34 | 競馬

23日行われたヨークシャーオークスにおいて、英オークスで6馬身、愛オークスで4馬身の差をつけて圧勝したアレクサンドローヴァが出走し、見事、圧倒的人気に応えた。

http://horses.sportinglife.com/Full_Results/0,12493,206808,00.html

ちなみに「3大オークス制覇」は1999年のラムルマ以来。その前に達成したのは1992年のユーザーフレンドリーで、ユーザーはその後英セントレジャーも勝ってデビュー以来6戦無敗となり、続く凱旋門賞でも堂々1番人気に支持された。

結果は2着だったが、ユーザーは欧州年度代表馬に輝き、しかもその年のジャパンカップにも出走した(6着)。

現在、欧州最強牝馬といえば、G1をこれまで6勝しているウイジャボードがいる。ウイジャボードはジャパンカップにも出走したし、ドバイシーマクラシックではハーツクライと戦ったことでもすっかりおなじみ。

しかしながらアレクサンドローヴァは、一度トップギアに入れたらものすごい加速をする馬だとキネーンも絶賛。その前に騎乗していたファロンも同じことを言っていた。

ということは、本当に現時点での欧州3歳馬の中ではもっとも強いといえるかも。いや、もう欧州最強牝馬といってもよさそう。

そうなれば、凱旋門賞においても脅威か?と思われる。実際、凱旋門賞のオッズでは、ハリケーンラン、シロッコ、ディープインパクトの「3強」に次ぐ4番人気に上昇。

http://bettingzone.oddschecker.com/bettingzone/mode:o.card:ante-postracing-flat.odds:2402670x.sid:2402670

しかし・・・

どうやらアレクサンドローヴァの本当のこれからの目標はブリーダーズカップ・フィリー&メアターフのようで、ここでウイジャボードと直接対決する予定となりそうだが、とにかくウイジャを破ることに主眼が置かれ、その前に凱旋門賞当日行われるG1・オペラ賞(2000M)を強く希望しているとのこと。

今のところ、凱旋門賞に出走する構えはないらしい。でも・・・

直前になって、馬の調子がよければ考え方も変わりうるかも。そうすれば層が薄いと目されている今年の欧州3歳馬の一番の台風の目となりそうだが。


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「大量」好きの競輪

2006-08-24 01:52:41 | 競輪

今日から行われる久留米記念。

あの世界自転車選手権プロスプリント10連覇という偉大なる記録を成し遂げた中野浩一氏を讃え、

「中野カップレース」

と銘打った記念開催なのに、その中野さんに対して失礼千万としか思えない有力選手の「大量欠場」があったとか。

コンドル日記より

久留米記念の方は看板選手の大量欠場に施行者は怒り心頭。大金を投じて作成した宣伝パンフレットは無意味になるし、立看板を市内各地から撤去する一大事。どんな理由があろうとも競輪界の事を考えたらこんな事態は起こらなかった筈、売上があって選手賞金、それ以上にファンが喜んでこそ競輪事業なのにそれさえ打ち消しては廃止する場が続発するのは明白、こんな事をしてたら働く場がなくなり、泣くのは選手、そう貴男です。これはS級トップからA級下位まで皆同じ、そこら辺りを自覚して欲しいと願うばかり、猛反省を。

ところで、当初は斡旋を受けながらも、今回「辞退」している主な選手というと、

・山崎芳仁(高松宮記念杯優勝)

・後閑信一(寛仁親王牌優勝)

・小倉竜二(競輪祭優勝)

・小嶋敬二

・合志正臣

何と、この久留米記念、当初は「中野カップレース」の名に相応しく、今年行われたG1の全優勝者が出場する予定だったわけである。それが今年のG1優勝者で出場しているのは吉岡稔真(日本選手権優勝)だけ。

他にもS2クラスでも欠場が相次いでいるとか。はっきり言わせてもらうが、S2程度のランクの選手がどうして怪我か病気でもない限り出ないのか?不思議という他ない。

そりゃ施行者からすれば、

「大ショック」

という他なかろう。

ま、この久留米記念が終われば9月2日からはオールスター競輪が始まるので、その間、調整に余念を、というわけなんだろうが、一方でG1の「前哨戦」として考えてみれば、この久留米記念を走って、現状の調子をある程度つかんでおける「チャンス」ともいえる。もっといえば、選手というのは、競走を行うことが一番の調整方法。

練習でたとえ10の力が出たとしても、競走では4か5ぐらいしか出ないときだってある。競走を行うことによって、どこにどの点が問題があるのかが確認できるというもの。

だからではないが、今のトップクラスの選手って、G1で優勝したのに直後のG3で優出を外したりとかする「本末転倒な」選手も少なくないだろ。明らかに常日頃の調整というか、体調管理がなっていない証拠。

そして、G1の前哨戦で、しかも施行者にしてみたらこれ以上ないメンバーとなったのに、ことごとく「欠場」だと、そりゃ立看板を撤去せざるを得なくなるわな。

そう考えると、今回の久留米記念はどれだけ事前宣伝費が「ムダになった」か計り知れない。

そして、どうしてこんなに「大量欠場」となったか。理由はもちろん、これなんだろ。

コンドル日記より

グランプリを決めてる選手に八月は鬼門の月、何故ならこの月に展開のアヤで失格でもやったら制裁審議委員会で1ヶ月の自粛に値するの裁定を下されば4ヶ月後の12月(グランプリ開催月)が止まるから。それもですが失格を恐れて走っても全力プレーは不可能で、ファンに対して悪いの考えも。「走ります」と言ってた山崎も悩んだ末に有坂等の周りの意見に従った模様で残念。これはオールスターを直後に控えてる事も原因してます。これでは八月に記念を開催してはいけない事に、どうすれば良いかは簡単な事で12月に限りは1日から29日を自粛期間にすれば良いだけの事。決め事だから何でもありがこの世界、それが罷り通って来たし、通ってるのが競輪界、「鶴の一声」でやれると思います。スター選手の長期自粛も同じ、本当に売上の事を考えてるとはとても。面子とかは不必要、悪いものは即座に直す勇気も上に立つ者の仕事では。大岡越前のような人物の出現を待望します。

しかし、いろいろな制度に対して「悪用三昧」を繰り返してきているのは選手のほうだろ。

そもそも、競技規則に則った「クリーンな」競走さえ心がけさえすれば、事故点の問題なんてほとんど気にならないはず。

それ以前に、競輪選手にはルールブックというのか、競技規則は事前に知らされていないのか?と思いたくもなるわな。

どのスポーツにもルールがある。いや、社会にもルールがある。ルールがあることなんて当たり前の話だろ。それなのに、

「ルールが悪い」

「制度が悪い」

「審判が悪い」

こんなこと、他業界で通用するはずがない。

ま、確かに、競艇の賞金王決定戦の出場予定選手の場合は、フライング辞退期間はその間外れるというものがある。競輪もそれに倣う必要があるのかもしれない。

しかしそうなると今度は「悪用大好き」の競輪選手だから、とことん「我田引水」の方向へと持っていくんだろ。そんなことを許したらそれこそ、

「大量失格、大量落車」

のオンパレードになりかねないかも。

ま、せいぜい「井の中の蛙の世界」でいろいろチョロチョロやってろ。私は車券からはほとんど足を洗った。この間、1年経つと解約になるというんで、それを防止するべくインターネット投票をやったけどね。でもあと1年「やらなくて」いいんだろ。

それと、今や競輪場に行く気さえない。

それにしても競輪っていう世界は「大量」という言葉が好きだな。

「大量欠場・大量落車・大量失格」

あとは、選手の

「大量首切り」

さえやってもらえれば「完璧」だけど?

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大将は誰だ?

2006-08-23 03:41:09 | 競輪

松戸記念準決勝9レースにおいて、岡部芳幸が「不可解な」大敗を喫したことで、一瞬、スタンドから「危ない」シーンが見られたというが。

コンドル日記より

3日目9Rの準決Bでは信じられないレースが展開されました。小島寿昭に土屋欣弘が行き、鈴木誠ー木村悦久の並びに。2段駆けと読んだ金成和幸がそうはさせじと小島の後に拘ったゝめスタートケンセイ、結局は大本命の岡部芳幸が後輩金成とは一度も並ぶ事がなく金成は失格、土屋は落車、岡部は後尾凡走の異常事態。ファンの怒りは凄まじく、幸運にも1着ゴールの木村貴宏は本当に怖かったとの事。それは松戸だけではなく全国の場外でも。又もや信頼を失墜させる大事件。岡部のコメントは「金成との意思の疎通に欠けてしまい、本当に申し訳ない事をしました」を残して淋しく帰郷。

 

この一戦、ダイジェストだけしか見ていないからなんともいえない部分もあるが、確かに、岡部は一体何をしていたのか?といわざるを得ないレース。しかも本命を背負っていての惨敗。

コンドル日記を読む限り、金成の考え方にも問題がありそうで、要は二段引きで来るというんであれば、自らも「二段引き」で挑むか、はたまた二段引きを利用して捲るとかすればいいのに、ただ別ラインの二段引きだけにこだわった競走だと、このようなことが起こるケースが今後も出てくるはず。

しかし思うに、福島って、参謀というか、まとめ役みたいな選手がいないね。だから有望な若手が多数出てきているというのに、結果が伴わないケースが少なくない。

例えば昔、「宮城王国」っていうのがあったが、中心は何といっても平間誠記で、要は「平間軍団」といってもいいものだった。平間が不慮の死を遂げたあとは、「3強時代」を作ることになる阿部道や荒川秀之助らが継承し、ここに「宮城王国」と言われたものであるが、ひいては他の東北の県にも波及し、阿部良二や岩崎誠一らが出てきた。

有名なフラワーラインにしても、山口国男という名参謀が全体をコントロールしていたし、九州軍団は緒方浩一。もっとも、緒方以前に熊本に矢村正という選手がいて、いわゆる「中野浩一の師匠」みたいな選手であったが、トップクラスから転落することを期に緒方にバトンタッチしたようだ。

中部は濱口高彰が参謀であるが、自らもG1タイトルを奪取。地域的にも石川・富山が入って広域化せざるを得ないにもかかわらず、「紛争の火種?」となったときには常に濱口の存在があった。山田裕仁とて、濱口にはいまだ頭が上がらないらしい。

こうしてみてくると、競輪という世界は、いわゆる地域における「王国」時代を築き上げ、その結果、その地域の選手がタイトルをたらいまわしするという現象が見られる。

そして福島勢はまさに、タイトルたらいまわしをできる状況にある。しかしそのチャンスをどうやらつかみ損ねかねないといった現状だな。

福島の場合、競輪選手になる前についていた「師匠」というものが強固で、今もその流れを汲んでいる。

「斑目軍団」だと岡部、伏見俊昭。「添田軍団」は佐藤慎太郎、山崎芳仁。他にも「谷津田軍団」なるものも。

しかしながら、斑目も添田も谷津田も、およそ第一線どころか、現場から離れている。添田だけが現役だけど、A級の選手だからおよそ「傍観者」。そのあたり、他の「王国」とは違うわけである。

岡部と佐藤の仲が悪い?とかいうのも、現役かつS級のトップ選手に参謀というか、大将がいないからともいえる。

そして、福島の選手を見ていると、概ね、言い方は悪いが、応用が利かないような選手が目立つ。

逆に言うと、競輪もやれ、「王国」とやらが牛耳る時代でもなくなったのかもしれない。

一方、かつて「群馬王国」なるものがあったが、これは「特殊」で、どちらかというと今の福島勢に近い形。

3強と言われた福島正幸と田中博が一緒に乗り合わせても一緒にラインを組んだことがなかったし、挙句、「同士討ち」みたいな形で共倒れすることまであった。結局、福島は鈴木保己道場の一員だが、田中は師匠がいない。したがってお互い、そりが合うわけがなかったのかも。

それでも福島はG1タイトルを6つ、田中も3つ奪っている。要は同じ県だからといって必ずしも連携することなど必要ないと割り切った結果ということがいえよう。

となると福島勢も「勝手に走った」ほうがいいかもしれない。下手に庇いあうようなレースをするから客に怒鳴られ、選手間同士の仲もギクシャクする。

ま、「大将」なんてそうそう出てこないし、結局は個々の選手が自分でタイトルをもぎ取ってやる!という意気込みを出すしかないのではないか。


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3連覇の壁

2006-08-22 00:49:34 | 公営競技論

駒沢大学付属苫小牧高校が全国高校野球選手権大会において、73年ぶりの同大会3連覇を目指すも、2日間で24イニング戦った末、惜しくも1点届かず、成就ならなかった。

よくよく考えてみれば3連覇を達成しているケースは公営競技を全体を見渡してもほとんどない。2連覇は結構あるというのに。

昨年来、JRAの重賞では、

「3連覇なるか」

という話題が結構出てきた。

昨年のマイルCSのデュランダル、今年の函館SSのシーイズトウショウ、同じく小倉記念のメイショウカイドウ。しかし、いずれのケースも「失敗」。

JRAでは、サラ平地重賞に限って言えば、1955~57年、セカイオーが鳴尾記念を、2003~05年、タップダンスシチーが金鯱賞をそれぞれ3連覇した例があるのみだ。

地方競馬では、統一グレード競走に限定すれば、先ごろなくなったベガの仔・アドマイヤドンが2002~2004年にJBCクラシックで果たしたただ一例あるのみ。ちなみに、地域限定重賞の場合だと、1979~84年にホッカイドウ競馬のシバフイルドーがクイーンカップで6連覇した実績がある。この記録はサラ平地同一重賞記録としては世界記録。

競輪はG1の場合、同一大会に限れば中井光雄が1954~56年に現在の高松宮記念杯を、同じく高松宮記念を滝澤正光が1985~87年、また、吉岡稔真が1992~94年に競輪王決定戦を、同じく競輪王決定戦を神山雄一郎が1995~97年に果たした4例だけ。

ちなみに神山雄一郎は、来月2日から行われる花月園・オールスターにおいて、同大会「3連覇」の偉業がかかる。同一選手が2つのG1大会において3連覇したケースは当然過去に一例もなく、凡そなかなか成就することさえできないであろう偉大なる記録に神山は挑むことになる。

オートレースも同様にSG大会の場合だと、島田信広が1990~94年にスーパースター王座決定戦を5連覇、同じく片平巧が1995~98年にスーパースター王座決定戦4連覇、高橋貢が1997~99年にオールスターオートレースを3連覇した3例だけ。

そして同じく競艇のSGでは・・・

いまだ「ない」。

よく「3」という数字は数奇な数字と言われる。

プロ野球だと3割バッターは「大打者の証」だし、年間30本塁打以上を放てば大ホームランバッター。また、「三冠王」がそんなに出ていないのは言うまでもなし。

サッカーでも、1試合3点以上ゴールを決めると、「ハットトリック」と言われる。

競馬で、「三冠馬」に敬意を称されるのはそれだけ成就することが難しいから。

競輪だと、A級戦で3場所連続完全優勝を果たす選手がそうそう出てこないことも同意と考えられよう。

3つ続けて勝ち続けることは本当に難しい。でも、果たして3つ続けて勝ち続けられるか?というときには大きな注目を集める。

今年の夏の甲子園大会がかなりの盛り上がりを見せたのはやはり、駒大苫小牧の存在なくしては語れないわけである。

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カッセ!カッセ!ワセダ!

2006-08-21 15:20:43 | スポーツ

2日間に亘る決勝戦が終わり、早稲田実業が4-3で勝ち、夏の大会は初優勝となった。

第一回から出場していた早稲田実業。高校野球界の名門であるが、春は優勝を果たした王貞治をもってしても、また、1年生エースの荒木大輔をもってしても、真紅の大優勝旗を手にすることはできなかった。

とりわけ一人で900球以上投げぬいた斉藤祐樹投手には脱帽。特に9回、1点差まで迫られたあとも147キロ台を連発。ま、この球速を出されたら、高校生レベルではそうそう手は出せまい。超高校級選手だ。

早稲田実業には独自の校歌はもちろんあるわけだが、応援歌は大学野球と全く同じだし、ユニフォームも一緒。アンダーシャツが白なのも大学と同じだから、「早稲田ジュニア」というような表現も合うのかも。

一方、駒大苫小牧は惜しくも3連覇を逃した。実際には「2.5連覇」までは行ってたわけだが。

昨年、小倉高校以来の夏の大会連覇ということだけでも大偉業だが、やはり3連覇というのはそう簡単にはできない。これはどのスポーツにおいてもいえること。今大会も窮地に何度も立たされながらも決勝まで駒を進め、加えて再試合にまで持ち込んだことだけでも大したものだといえる。

しかしながら、駒大苫小牧という王者がついに陥落したことで高校野球界もまた、新たな時代を迎えることは言うまでもなかろう。

それにしてもこの夏の大会は大盛況だったようで、決勝戦は2試合とも完売、入場札止め。総入場者数も6年ぶりに80万人を突破したそう。

一時期、人気低迷が囁かれていた高校野球に復活の兆しか。

ま、私が小中学生の頃は春夏の甲子園大会が始まると、終了まで釘付けになったものだが、最近はスポーツも多様化、国際化し、それに埋没しかけていた。

ただ今年の夏の大会を見る限り、高校野球は面白かったね。


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ディープインパクトの兄貴

2006-08-21 09:32:02 | 競馬

昨日行われた小倉日経オープンにディープインパクトの兄貴・ブラックタイドが登場。屈腱炎から2年ぶりに復帰して2戦目だったが、3着だった。

ところでディープインパクトだが、デビューする前は、「ブラックタイドの弟」という言われ方もされていた。今じゃ誰もそんなことを言わないが。だが、ブラックタイドは間違いなく2年前のクラシック候補生。

3年前の新馬戦を圧勝すると、2戦目がいきなりの重賞挑戦。そのラジオたんぱ杯でも断然の1番人気だったが、コスモバルクの4着に終わった。

しかし明けて4歳緒戦の若駒Sで手堅く2勝目を挙げると、続くきさらぎ賞では2着となったが、そのときの3着がハーツクライだった。そしてそのハーツに3馬身半も差をつけている。

重賞初勝利は3月のスプリングS。中団位置から直線だけで一気に脚を伸ばして快勝。後の皐月賞馬・ダイワメジャーにも先着している。

皐月賞でもコスモバルクに次ぐ2番人気だったが、コスモバルクについてはいわゆる「同情票」みたいなものも結構含まれており、実質考えたらブラックタイドのほうに期待を寄せるファンも少なくなかった。だが。

道中後方待機のまま全く伸びず16着大敗。あまりにも負け方がひどかったのでこれはおかしい、と池江調教師らが思ったところ、屈腱炎。

そして復帰するのに2年3ヶ月もかかった。重賞は当概年の収得賞金の関係から出走がなかなかできないシステムとなっているので、復帰緒戦は新潟のダート特別・関越Sだったが7着。そして昨日、小倉日経オープンを迎えたというわけ。

直線手前でもう手が動いていたし、苦戦は免れないと思ったら、意外としぶとく食い下がっていた。結果は3着。

まだまだ昨日のレースを見た限り、競馬になっていない印象があり、あと何回か走らないとこの馬の潜在能力は発揮できないとは思うが、順調にこの後も使うことができるのであれば、今年の末あたりぐらいからは重賞戦線でもそこそこ走れるようになるだろう。

弟はすっかり、「雲の上の存在」となり、ひょっとすると世界制覇も見えてきそうな現状だが、兄貴はまだまだこれからといった感じ。とにかく、順調に使われることを祈りたいもの。


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