公営競技はどこへ行く

元気溢れる公営競技にしていきたい、その一心で思ったことを書き綴っていきます。

2017年公営競技10大ニュース

2017-12-31 20:43:28 | 10大ニュース
 1位 森且行がAbemaTVの特別番組「72時間ホンネテレビ」に出演。「森くん」のワードがTwitterのトレンド世界一に「輝く」。

 2位 地方競馬が5年連続で対前年度比売上増。同10%以上増は2年連続。

 3位 競輪とボートレース(競艇)の公式サイトが大幅に刷新される。競艇は5月17日に刷新を試みるも失敗。7月20日にリニューアル完了。

 4位 コパノリッキーが国内最多のGI・JpnI(GI級)競走11勝目を挙げる。

 5位 鈴木圭一郎がオートレース史上初のSG4連覇達成。

 6位 5月17日、川崎マイラーズでリアライズリンクスに騎乗した的場文男が地方競馬最年長重賞制覇と同通算7000勝を達成。

 7位 中央競馬の重賞、大阪杯とホープフルステークスがそれぞれGIに昇格。キタサンブラックが大阪杯と秋の天皇賞を制覇し、「ミドル春秋GI誕生元年」に花を添えた。

 8位 3月の丸亀・オールレディースと鳴門・ヴィーナスシリーズのそれぞれ日曜日の開催が「爆破予告」を受け、いずれも中止に追い込まれる。

 9位 武豊が「2017年度ロンジンIFHA国際功労賞」に選出される。史上5人目。

10位 競輪GP1回、GI8回優勝の小橋正義が1月に引退。


12/25にアップしたものを一部変更しました。

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2016年公営競技10大ニュース

2016-12-31 18:31:32 | 10大ニュース
 1位 船橋オートレース、65年の歴史に幕。森田健作・千葉県知事が3/21のプレミアムカップオートレース表彰式で客から「帰れ!」と野次られた。

 2位 3月、藤田菜七子JRA騎手デビュー。騎乗先の地方競馬場で大フィーバー続出。

 3位 武邦彦 元調教師・騎手 死去

 4位 5/19、やまと学校で119期女性訓練生が訓練中に事故死。

 5位 大橋巨泉氏死去。秋の天皇賞距離短縮を提言し実現。

 6位 中村雅人がオートレースグランプリを制し、史上5人目のグランドスラマーとなった。

 7位 産経大阪杯改め大阪杯が2017年よりGIに昇格決定。

 8位 エイシンヒカリがロンジンワールドベストレースホースランキング第1位となった。

 9位 4/14~16にかけての熊本地震の影響で、熊本競輪場開催不能に。再開メドもいまだ立たず。

10位 鈴木圭一郎がオートレース史上最年少(21~22歳)でSG 3連覇を達成。

 
中央競馬を除く公営4団体が、揃って2015年度の売上において、対前年度比増加を実現。バブル期にあたる1991年度以来の「快挙」。は除外した。


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2015年公営競技10大ニュース

2015-12-31 18:44:49 | 10大ニュース
 1位 児玉広志選手(競輪)、7月1日にストーカー規制法違反の疑いで逮捕。その約1か月後の8月5日自殺(と見られる)。

 2位 後藤浩輝騎手(中央競馬)自殺

 3位 片平巧選手(オートレース)死去

 4位 加藤峻二選手(ボートレース)引退

 5位 千葉競輪廃止検討へ

 6位 元会社員の外れ馬券の購入費を「経費」扱いとする、最高裁の確定判決下る。

 7位 ゴールドシップ号(中央競馬)、1.9倍の断然人気に支持された宝塚記念でゲート内で立ち上がってしまって大きな出遅れをし大敗。当年有馬記念を最後に引退。

 8位 福岡・クイーンズクライマックス優勝戦で、人気の中心だった三浦永理選手がフライングし、三浦選手絡みの約81%の売り上げが返還に。

 9位 藤田伸二騎手(中央競馬)、9月6日の札幌競馬最終日の騎乗終了直後に突然引退。

10位 中村雅人選手(オートレース)、年間最多勝利数更新、最多連勝記録更新、浜松・ゴールデンレース4連覇の「トリプル(トレブル)レコード」達成。
 

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2015年1~3月の公営競技10大ニュース

2015-03-31 15:45:59 | 10大ニュース
何と、早くも今年の10大ニュース登場!

とにかく、まだ3か月も経ってないというのに、今年は年間10大ニュースに匹敵する話題が続出した公営。


 1位 後藤浩輝騎手自殺

 2位 千葉競輪廃止検討へ

 3位 御神本訓史、当年5月31日限りで騎手免許失効。

 4位 日本選手権競輪はゴールデンウィーク、オールスター競輪はお盆開催に移行へ。

 5位 元会社員の外れ馬券の購入費を「経費」扱いとする、最高裁の確定判決下る。

 6位 長塚智広引退

 7位 ステイゴールド死亡

 8位 福井市の堀江市議がガールズケイリンの集客力に疑問を呈した上で、「裸になりゃ別だが」と発言し大騒ぎに。

 9位 ミルコ・デムーロとクリストフ・ルメールがJRA騎手免許に合格 & ルメールが調整ルームで「スマホいじり」したため1か月間騎乗停止。

10位 ピンクブーケ号カフェイン検出事件で、疑いがかけられた小西一男調教師「完全無罪」。

次点

 ・山本奈知が接触事故を起こし、相手女性が意識不明の重体。

 ・ゴールドシップが阪神大賞典3連覇、ナイキマドリードが船橋記念4連覇。

 ・的場文男が通算6700勝達成

 ・1/15の船橋競馬11Rで、メトロノースの当初斤量は55㎏だったのに、誤って53㎏で出走させていたことが判明。
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2014年公営競技10大ニュース

2014-12-31 07:15:42 | 10大ニュース
 1位 脱退騒動を引き起こした、「SS11」への制裁を巡って日本競輪選手会が「強硬」姿勢を見せ、3月に最低でも半年の斡旋自粛勧告を行うも、のちに大幅に緩和。

 2位 森田健作・千葉県知事、松戸徹・船橋市長が2016年3月末限りで、船橋オートレースの廃止を表明

 3位 ガールズケイリンの新人・小林優香が破竹の快進撃

 4位 ジャスタウェイが日本調教馬初の「世界一」にランクされる

 5位 「中部の名門」・一宮競輪が3月を最後に開催廃止

 6位 ボートレースにおいて、SG、プレミアムGIの競走名が大幅に一新。

 7位 競輪の山田裕仁が競走生活だけを引退し、選手会の役員専任を目指すも、岐阜支部長選で落選したため選手登録削除され引退。 

 8位 東京競馬で2月、2週連続で2日連続中止

 9位 第一回のヤングダービー優勝戦で、3艇フライング。同レースの97%が返還されることに。

10位 高知競馬で禁止薬物禍広がる ※


※ 当初9位だった、朝日杯フューチュリティステークス(旧・朝日杯3歳ステークス)が、中山から阪神へ開催地を移行。また、ジャパンカップダートがチャンピオンズカップと名称を改め、阪神から中京に開催地を移行。を入れ替え


てな感じですが。いかがでしょう。
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2013年公営競技10大ニュース

2013-12-20 11:15:10 | 10大ニュース
今年も、この季節がやってきたね。

 1位 笠松競馬で4回、競走馬の「脱走」発生。10月28日には通行中の乗用車のドライバーが競走馬と衝突して死亡。これを受けて、11月5日~8日の開催を自粛。

 2位 5月9日、10日の飯塚オートレースにおいて、ツバメの集団が走路内に居座り、これを受けて、左記両日のレース一部取りやめ。

 3位 ボートレースの鈴木詔子選手が事故死。(11/2)

 4位 「外れ馬券」の取り扱いを巡って、元会社員が脱税容疑をかけられた裁判で、「投資扱い」とみなした上で、得た配当金額は雑所得扱いとなり、結果、必要経費が認められるという画期的な判決が大阪地裁で下る。(5/23)

 5位 12月19日、村上義弘、武田豊樹ら18選手が、日本競輪選手会の現状に反発し、同会退会の上、一般財団法人・SS11を母体とする「新選手会」を結成。

 6位 中央競馬でGI改革。朝日杯フューチュリティステークスの開催場を阪神へ移行。外国馬の参戦が見込めないジャパンカップダートは廃止され、代わって中京競馬場でチャンピオンズカップを開催することになった。

 7位 ボートレースのグレードレース改革。新鋭王座決定戦を廃止し、代わってヤングダービーを開催。賞金王決定戦トライアル戦に出場する選手数を拡大し、それに伴って、トライアル戦を従前の3日間から5日間に延長。

 8位 7月25日の高知競輪記念開催で、武田豊樹ら7選手が「追走義務違反」により失格。その後、7選手に長期の斡旋停止処分が下る。

 9位 福山競馬、3月24日を最後に開催終了につき廃止。一宮競輪が来年3月末をもって競輪開催廃止へ。

10位 一旦廃止決定された松阪競輪を、日本写真判定が業務委託業者として引き継ぎ、開催継続へ。

(番外)

・加藤峻二が3/25に戸田で優勝したレースが、TBSテレビ系の「サンデーモーニング」のスポーツコーナーで取り上げられた際、コメンテーターの張本勲が、「公営だからなぁ。」という言葉を発したことを受け、当ブログ内で話題に。

・3月30日発行分を最後に、競馬専門紙・ダービーニュース休刊(当初10位)は外しました。



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2012年公営競技10大ニュース

2012-12-31 21:06:07 | 10大ニュース
 1位 女子オートレース選手・坂井宏朱、競輪選手・坂本照雄がレース場で発生した事故が原因で死去。

 2位 オルフェーヴル、凱旋門賞惜敗、阪神大賞典における3角付近での逸走など、話題振りまく。

 3位 ジェンティルドンナ、史上4頭目の牝馬三冠に加え、ジャパンカップも制覇。

 4位 ガールズケイリンとして、女子競輪48年振り復活。

 5位 福山競馬、来年3月で廃止決定。観音寺競輪は当年3月で開催終了し廃止。松阪競輪も廃止の方向へ。

 6位 競輪、オートレース、地方競馬の寺銭引き上げ(控除率引き下げ)が認められる。

 7位 高橋貢が史上4人目、「六大タイトル保持者」としては史上2人目のグランドスラム達成。

 8位 「外れ馬券」は必要経費に認められないなどの理由により、競馬で多額の収益を得た会社員が検察より6億円近い「脱税」を告発される。

 9位 オートレース選手、谷口武彦、71歳9日の年齢で勝利。競艇では、加藤峻二が70歳6か月で勝利。

10位 1月の新鋭王座決定戦でフライング5件など、6日間で計20件の事故が発生。開催2日目に競技委員長が出場全選手に激怒。


とりあえず、こんなところ?


(12/31 追記)

ほぼ素案通りとすることで決定!
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2011年公営競技10大ニュース

2011-12-31 18:12:46 | 10大ニュース
 1位 東日本大震災で公営競技にも多大な影響。

 2位 オルフェーヴル、17年ぶりJRA3歳4冠

 3位 競輪で大規模システム障害発生。12月7日開催全場で打ち切り、中止の憂き目に。

 4位 1月7日の笠松競馬第3レースの競走中に、4角付近より走路整備車が「乱入」し、競走不成立。

 5位 ヴィクトワールピサが、世界最高賞金額のドバイワールドカップで優勝。

 6位 オートレースで、44年ぶりに女子選手が復活し、2選手が7月にデビュー。

 7位 びわこ競輪、荒尾競馬が廃止のため開催終了。観音寺競輪も来年3月廃止へ。

 8位 ※※ 浦田信輔が史上3人目のオートレースSGグランドスラム達成。

 9位 ※ 平塚グランプリで、少年2人が、お目当てである武田豊樹への接近試みバンク内に乱入。

10位 1月14日、前代未聞の無観客開催、ミッドナイト競輪が小倉競輪で開始される。


・番外

当ブログ記事、「ド素人」だったが、7月31日に14213の訪問者数を記録し、gooブログの同日記事ランキング第1位となる。


※ 当初8位にランクしていた、『2012年女子競輪開始のため、女子生徒35名が競輪学校に入校』の記事を差し替え。

※※ 当初9位にランクしていた、『競輪ビッグレース大幅整理。GI 2大会、GII 2大会を各々廃止(事実上の廃止も含む)。』を差し替え。
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2010 公営競技10大ニュース

2010-12-16 11:10:42 | 10大ニュース

思案段階ですが、こんなところかな?

 1位 大津びわこ競輪、2010年度限りでの廃止決定。向日町競輪も2012年度以降に廃止の方向へ。また、花月園競輪は3月31日の開催をもって廃止。

 2位 1月11日の中山競馬第4レースにおいて、JRA史上最悪の9頭落馬事故発生。12月4日の阪神競馬第4レース(障害)では7頭落馬。

 3位 9月22日の浜松・オートレースグランプリの2、8レースにおいて発生した競走不成立判定を巡り、客と施行者との間でひと悶着。

 4位 10月21日、平塚競輪のチャリロトで、1口=9億598万7400円の的中が出る。

 5位 5月1日のボートレース若松(若松競艇)1レースにおける事故で重体となった岩永高弘選手が、同月14日に死去。

 6位 アパパネ、史上初の2、3歳馬限定牝馬G1レース完全制覇

 7位 永井大介、オートレースSGグランドスラム達成

 8位 ナカヤマフェスタ、凱旋門賞で僅差の2着

 9位 オグリキャップ死亡

10位 オークスで、JRA G1史上初の同着優勝(アパパネとサンテミリオン)

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10大ニュースもぼちぼちと

2010-12-09 11:38:11 | 10大ニュース

公営競技10大ニュースもそろそろ選定せねばならない時期にやってきた。

ま、こっちのほうはネタ満載だから、絞り込むのが大変かも。

ま、再来週あたりにはアップできるかな?

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2009 公営競技十大ニュース

2009-12-19 18:38:28 | 10大ニュース

早々と登場することになった、今年の公営競技十大ニュース

 1位 花月園競輪場廃止決定

 2位 手島慶介選手、「謎の」死

 3位 オートレースの永井秀樹選手が「殉職」

 4位 元競輪王・波潟和男逮捕される

 5位 川口G2・オート名匠戦優勝戦、まさかの不成立

 6位 今垣光太郎、SG2連続大会で、準優1着ながらも賞典除外

 7位 アグネスタキオン急死

 8位 野中和夫引退

 9位 女子競輪、2012年3月復活の方針へ

10位 カンパニー、JRA史上初の8歳馬でのG1制覇


ま、あと10日以上あるので、これから更に変わる可能性がありますが。

そう決めた場合には変更します。


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2008公営競技10大ニュース

2008-12-18 15:02:13 | 10大ニュース

この時期恒例のタイトル。

第10位・・・ふるさとダービー、19年の歴史に幕。

第9位・・・旭川競馬場、前身時代含め、60年の歴史に幕。

第8位・・・三浦皇成、武豊の持つJRA新人最多勝記録を更新

第7位・・・滝澤正光選手引退。

第6位・・・ホースニュース馬、事実上廃刊

第5位・・・オークス(優駿牝馬)のトールポピーに対する判定問題。 

第4位・・・内田慶選手(競輪)、レース中に事故死。

第3位・・・永井清史が北京オリンピックケイリンで銅メダル獲得。

第2位・・・地方競馬において、禁止薬物使用事例連発

第1位・・・競輪で9人全員落車、同失格、競艇で6名全員失格3回(内、1回はレース終了後、審判長が『誤審』を認める)、大時計故障にかかる不手際が原因による不成立発生等の事例発生。


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2007 公営競技10大ニュース

2007-12-21 15:10:02 | 10大ニュース

 1位・・・馬インフルエンザ問題で、日本競馬界に激震

 2位・・・岩手競馬存廃問題で二転三転

 3位・・・浅井孝祐選手(オートレース)、坂谷真史選手(競艇)が殉職

 4位・・・「G」の要件を満たさない重賞レースは「Jpn」扱い

 5位・・・外国馬出走を巡って、大井競馬と生産界が衝突。JBC開催中止の危機

 6位・・・「艇王」・植木通彦選手引退

 7位・・・競輪用自転車だったビバロの欠陥問題

 8位・・・ばんえい競馬、ナイター開催を中心に人気盛り返す

 9位・・・山本茜騎手に対するセクハラ疑惑

10位・・・ダーレージャパン、JRA馬主資格取得するも、その後資格取り消し申請へ


とりあえずはこんなところですが、後日10位から順番に振り返っていきたいと思います。

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今年の10大ニュース候補

2007-11-23 17:28:01 | 10大ニュース

というのをそろそろ考えておいたほうがいいか。

候補として考えられるは、

・馬インフルエンザ問題で日本競馬界に激震

・岩手競馬存廃問題二転三転

・オートレース、競艇で殉職

・大井競馬VS生産界。JBC開催中止の危機

・パート1国入りの代償?「G」の格付けは容易には使えない

・ホッカイドウ競馬、存亡をかけ、残り3年間で累積赤字解消目指す

・競輪で8名大量失格発生の他、ビッグレースにおける大量落車も頻発

・サテライト水戸、一時閉鎖

・名馬の死亡相次ぐ

・競輪用自転車、「ビバロ」に重大欠陥

・山本茜騎手、「セクハラ」で元所属調教師を訴えたが、その後取り下げ

・JRA史上初の「生え抜き」理事長誕生

・オートレースで女子選手の募集が復活

・アドマイヤムーン、ゴドルフィンの手に事実上渡る

・艇王・植木通彦が引退

あたりがとりあえず考えられるが、他もあれば是非とも教えてください。

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2006 公営競技10大ニュース 第一位

2006-12-30 13:14:20 | 10大ニュース

A 「第一位はばんえい競馬存廃問題。まず、なぜばんえい競馬、つまり「ばんば」が一旦は「消滅」とあいまってしまったのか、その経緯を振り返ってみよう。」

B 「まず事の発端は、昨年度、ばんばを管理運営する4市市営競馬一部事務組合が、「ばんえい競馬再生5ヵ年計画」というものを出し、場合にはよっては5年のうちに全廃も視野に入れるべく経営再建を図ったんだが、なんと1年目にいきなり挫折。単年度で7億円もの赤字が出る見通しとなり、帯広開催中の今年1月に、現在の4場持ち回り開催では経営的に厳しいから、開催日数が多い、帯広と岩見沢の2場に集約できないか、というのが事の発端。」

A 「そして今年10月、今年度も単年度で約8億円の赤字が見込まれることになったことから、丁度北見開催期間中に、来年度のことをどうするか、という話になったんだな。」

B 「そこでまず、旭川の「やる気のなさ」が表面化。とにかく、賃貸料をこれ以上下げてくれないの一点張りで、むしろ、「平地競馬があることだし、それに特化してもらったほうがありがたい」みたいな話の流れになった。よって旭川の撤退はほぼ決定的。北見もまた、「帯広との2場開催になったところで、道東だけの開催では客集めができない。」という理由により、岩見沢との2場開催ならば受けるが、なるべくならば、岩見沢と帯広の2場でお願いしたいと、つまり、もう北見もやる気なし、の姿勢。」

A 「帯広は「やる気があるけど、単独開催ではうちは受けられない。」ということで完全に「逃げ腰」。ついに岩見沢の動向が注目を浴びることになり、誰もが岩見沢が来年度も「受けてくれる」と願っていた。しかし!」

B 「「ばんえい競馬のあり方を考える有識者会議」という、岩見沢市長の諮問機関が、「これ以上継続はできない」という答申を出し、市長もそれをそのまま受け入れたんだろ。よって岩見沢は11月27日、正式に今年度限りで撤退を表明。帯広も、「岩見沢がその姿勢ならば、うちもやれない」ということとなり、11月27日、1946年より続いてきた「公営 ばんえい競馬」はその幕を今年度限りで閉じることになった。以上。」

A 「って、まだ終わってないよ!」

B 「本来ならば本当に11月27日で「終わっていた」はず。実は「そこから」奇跡を生んだ。その奇跡を呼び起こしたのは、別にカリスマと呼ばれるような人間がいたからじゃない。ファン、そして全国の有志一同。彼らが「不可能を可能」にさせた。」

A 「馬主会も調騎会も、来年度の賞典費40%カットという話をすっかり鵜呑みにして、「急転直下」となった事態に何も対処できなかった。また、マスコミもまた、今年度限りでばんえい競馬廃止のスタンスを貫き通した。岩見沢市在住の國武直司さんの署名呼びかけも水泡に帰し、「もうダメだ。」となるのは当然。しかし、その当時は「迂闊」な発言だったとしか思えない、砂川市長が、

「民間企業などからの支援など新たな動きが出れば、単独開催も検討する」

と言ったことで、「そこから」、奇跡の「大逆転劇」がはじまった。」

B 「寝首をかかれた格好となった馬主会が、帯広単独開催となった暁には、1億4千万円の寄付をすると申し出た。これは砂川市長が、単独開催ならば、3億円の単年度赤字が発生する見込みという話に基づくもの。」

A 「さらに、矢野吉彦さんら、ばんえい競馬情報局を運営する面々が、「つづけよう!ばんえい競馬」なるサイトを緊急に立ち上げ、やはり、ばんえい競馬を続けるためには「ファンの声」を聞くことが第一だ、ということで、競馬の著名人らも含めて、大勢の書き込みが掲示板に溢れ、矢野さんらはそれをまとめて帯広市に提出した。」

B 「ま、「廃止の急先鋒」とさえ言われた北海道新聞(道新)をはじめとして、マスコミ連は相も変わらず、「今年度で廃止が決まった」という話しかしなかったが、帯広開幕時点で多くの存続を願う人たちは、

「廃止は決まっていない。来年もばんえい競馬は存続する。」

と信じてやまなかった。」

A 「信ずれば報われる、ってこのことなんだよな。その後、テレビ朝日の「報道ステーション」でも約15分程度の特集が組まれたり、はたまたTBS系の「サンデーモーニング」のおなじみ「喝!」コーナーにおいて、2人のオッサンコンビが、ばんば廃止と聞くやすぐさま、

「喝!」

とやってくれたことも今となっては効果があり、ひいては、ばんばのニュースについては全国に広まることとなった。それ以前に、中川昭一・自民党政調会長が帯広を中心とした十勝を基盤としていることもあり、「市長はムチを打ってでも、ばんえい存続にまい進すべきだ。」と表明してくれたことも効果があったということかな。」

B 「とにかく、ばんばを一度も経験したことがない人がほとんどだろう、という中で、「どうして北海道の文化、遺産を潰すのか!」という声が多勢を占めるようになった。そして12月7日に行われた帯広市議会の定例議会で、砂川市長がついに、

「民間企業による支援を今検討中であり、単独開催を視野に入れている」

と弁明。そしてその翌日、廃止のスタンスを一貫して崩さなかった道新がついに「降参」とばかりに、翌8日付に、

「ばんえい競馬、ソフトバンクが支援」

とある意味、「自爆的」としか思えない記事を銘打った。」

A 「ところがこの道新の記事に対し、実は馬主会側も、別のスポンサーを用意していたという話が伝わってきた。ところが道新に「ソフトバンク」とすっぱ抜かれてしまったことにより、

「道新はちゃんと本当のことを伝えないとダメだ」

「帯広市側からの正式表明を待てよ。」

という批判の声が飛び交うこととなった。」

B 「何か、この話を聞くと「嫌~な予感」もしたんだけどな。でも最終的に17日、帯広市はソフトバンク・プレーヤーズと正式に契約することを表明。ついに来年度より、帯広単独開催が決定した。」

A 「ところで、今回の一連のばんばの騒動なんだけど、「急転直下」「どんでん返し」の両極面の事態がたった2ヶ月間の間に凝縮されていたという点は見逃せないな。つまり、ばんえい競馬って、長らく現在の4市競馬一部事務組合が効果的な経営打開策を見出せないまま、実に40億円もの赤字を垂れ流してきたわけだろ。ところが、いざ切羽詰まったというか、窮地に立った場合にもかかわらず、その趨勢がわずか2ヶ月で「決定」されることになったというのは、これは従来型の、行政・馬主・調騎・マスコミという流れでは、とても成就しえなかったことだと思うよ。」

B 「今回の一連の騒動については、とにかく「道外」の人間も含めて、名も知らぬ人間同士が心を一つにした結果、「奇跡を呼び起こした」という点において、公営競技史上稀に見る画期的な事例であるとともに、高度情報化社会の「すばらしさ」を体現することにもなった。」

A 「でも、結局岩見沢はダメだった。國武さんが発起した署名約3万名の書類も、なんと岩見沢市長のところまで届いていなかったという話。もちろん、北見も潰れることになった。」

B 「ま、21世紀に入ってから続く地方競馬場廃止の流れを食い止めることができなかったというわけだな。それと管理人は、「今のままでは、ばんばの行く末は知れている。冬季の間でいいから園田でやれ!」という話を盛んにしていたが、「つづけよう!ばんえい競馬」では無視され、他でも、「園田みたいなバクチ場でやっても仕方あるまい。」という声まで上がり、ま、管理人が希望する園田ばんば開催の実現の可能性は万が一にも「ない」。」

A 「しかし、確かに果たして、今のままではばんばに浮上策というのか、そういったものは「ない」よ。」

B 「ま、「今こそ北海道遺産、文化」を強調して、という話も出てくるわけだが、そんなこと、誰でも以前から知っている話であって、それでずっとやってきてダメだったんだろ。とにかく、ばんばの浮上策っていうのは、北海道だけにとどまらない、全国規模で考えたうえでの策を講じなければならないのは明白。でないと先行きは本当に知れたものとなる。競馬を続けるということはそれこそ並大抵な考え方では務まらない。常に「経営」というものを意識した、身の丈にあった運営を講じていかなければ、結局「どんでん返し」の大シュプレヒコールは、あっという間に尽きてしまうと思うよ。」

というわけで、2006年公営競技10大ニュースは以上全て終了いたしました。

他にも取り上げたいニュースはいくつかありましたが、一応、既に紹介した10の項目に凝縮させていただきました。

とはいっても、まだ今年の当ブログの更新はまだこれで終わったわけではありません。30日のKEIRINグランプリが終わるとすぐに、今度は「公営競技MVP」の選定に入ります。果たしてこちらのほうはいかに?


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