公営競技はどこへ行く

元気溢れる公営競技にしていきたい、その一心で思ったことを書き綴っていきます。

来年も継続

2007-10-31 21:17:14 | 競馬

ばんばの人気は絶頂だとか。

http://www.sponichi.co.jp/gamble/news/2007/10/31/16.html

入場者はなんとこれまで前年対比で1.8倍。売り上げも予想を15%ほど上回ったとか。

もっとも、入場者が大幅に増えていた件については春先当初から伝えられており、一方で見る客こそ増えたものの、売り上げにはあまり寄与していないという話も聞かれた。

しかしばんばに限らずどのプロスポーツにおいても、まずは現場に客を呼び寄せることが大事。さすれば馬券売り上げも徐々に上向く。あとはせっかく新規に獲得できた客をリピート化させることが課題となろう。

もっともばんばというのは、よほどのことがない限り馬は故障しない上に、レースにもなじみの馬が頻繁に出てくる。つまりお目当ての馬については常時見られるという点においては、サラブレッドの競馬にはない魅力といえる。

売り上げ面については、徐々に場外拡大策に転じていけばいいことであろう。結果は確かに毎年良績を残すことが求められているとはいえ、やはり本場への客数が増えている以上、やめるっていうことになったら昨年末以上の大ブーイングが起こることだろう。だからこそ慌てずの姿勢も大事。少なくとももうあと2年は様子を見てあげたほうがいいのではないか。


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JBCクラシック回顧

2007-10-31 21:00:19 | 大レース回顧集

JBCスプリントともども、第1回以来6年ぶりの平日開催となった今年のクラシック

1番人気は4・ブルーコンコルドで1.9倍、2番人気は6・ヴァーミリアンで3.2倍、3番人気は12・フリオーソで5.9倍、4番人気は2・サンライズバッカスで6.6倍。10倍以下の人気は以上4頭。

11・キングスゾーン、13・メーンエベンター、15・ムーンバレイらが出を伺うような形で初手は前に行く競馬を見せ、キングスが先頭。フリオーソはこれら前の馬たちを見る形で絶好の4番手のポジション。16・クーリンガー、5・シーキングザダイヤがこれに続き、ヴァーミリアンは内を通って中団位置。ブルーとサンライズが並ぶような形で後方から5頭目あたり。3~4角にかけて、ブルー、サンライズが捲り気味に上昇し、ヴァーミリアンを交わす形で上昇。一方、前のほうではフリオーソが早くも逃げる馬たちを捕らえにかかる。

直線に入って一旦はフリオーソが先頭に立ったが、逃げ勢とフリオーソとの間に開いた隙間を縫ってヴァーミリアンが一気に突っ込んできて先頭に立つ。するとみるみるリードを開いたヴァーミリアンはそのまま押し切り、終わってみれば2着フリオーソに4馬身の差をつける圧勝だった。サンライズは3着。ブルーは直線で意外と伸びきれずに4着に終わった。

ドバイワールドカップから7ヶ月間、ヴァーミリアンは坂路などで入念に乗り込んできたという。しかし久々の競馬であったことから、鞍上の武豊騎手は掛かることを懸念し、終始馬場の真ん中へと馬を入れ、3~4角にかけてブルーコンコルドやサンライズバッカスらが上昇したときも慌てず、また一旦は先頭立ったフリオーソを追撃する際についても無理せず開いたところから突っ込ませたところ圧勝であった。

これまで地方競馬場の交流重賞では4戦全勝。久々と初のナイターだけが懸念材料であったが、それも完全に払拭。今後もダート界では王道を歩んでいきそうだ。

フリオーソは絶好のポジション取りから一旦は先頭に立ったが、ヴァーミリアンの末脚に屈した格好。しかしサンライズバッカス、ブルーコンコルドに先着を果たしたという点については今後に繋がる。更なるパワーアップを期待したいところ。

サンライズバッカスも直線に向いたときはいい脚を使ってきそうな感じがしたものの、その直線で伸び切れなかった。ブルーコンコルドは前の動きに少々焦った感じ。いつものこの馬の鋭い切れ脚を披露することなく4着に敗れた。

 


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JBCスプリント回顧

2007-10-31 20:07:05 | 大レース回顧集

6・フジノウェーブがJBC史上初めて地方所属馬で優勝を果たした。

31日、大井競馬場で行われたJBCスプリントは、15・メイショウバトラーが2.3倍で1番人気、11・リミットレスビッドが2.5倍で2番人気と、この2頭に人気が集中。3番人気に9・プリサイスマシーンで7.1倍、4番人気に2・アグネスジェダイで7.2倍となり、10倍以下の人気は以上4頭。

ほぼ横一線にそろったスタートから、アグネスジェダイが先頭に立ち、プリサイスマシーンが2番手、10・ナイキアディライトが3番手につけるも3頭はほぼ並ぶ展開。フジノウェーブが4番手。リミットレスビッドは5番手につけ、メイショウバトラーは中団よりやや前。

直線に入っても前勢の動きは快調で、追い込み勢は仕掛けのタイミングさえ掴めないという展開。先頭集団の中からナイキが脱落する形となったが、アグネス、プリサイスの先頭争いの外からフジノが残り50あたりで先頭にたち、粘るプリサイス、アグネスを退けた。リミットレスは4着が精一杯。メイショウは8着と見せ場がなかった。

今年4月のマイルグランプリで10連勝を達成したフジノウェーブ。その後交流重賞のさきたま杯、帝王賞では一息の成績が続いたが、帝王賞以来4ヶ月ぶりとなる今回、御神本(みかもと)騎手の落ち着いた手綱捌きに導かれ、直線半ばからグーンと脚を伸ばし、激戦ともいえる今回の一戦を制した。

御神本騎手といえば、同レースでは2年前にハタノアドニスに騎乗し、大接戦の2着争いを制して穴を開けたレースが思い出されるが、地元の大井で今度はついに優勝の二文字を手中に収めた。

プリサイスマシーンはしぶといレースぶりが光った。よく頑張ったといえよう。アグネスジェダイもあとちょっとの競馬を見せてくれた。

リミットレスは5番手につけながらも直線に入って流れ込むのがやっと。メイショウバトラーは全く見せ場がなかった。


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怒りの嵐

2007-10-29 13:54:46 | 競馬

もうG1では乗るな!

http://www.sponichi.co.jp/gamble/news/2007/10/29/04.html

5着に入ったコスモバルクの五十嵐冬樹騎手に向け、3着に入ったカンパニーの福永祐一騎手が、直接被害を受けたエイシンデピュティに騎乗していた柴山雄一騎手にではなく発した言葉。

ま、確かに失格にはならなかったとはいえ、主因はコスモバルクのヨレ方に問題があったのは確か。このヨレに対して、エイシンデピュティが煽り、多くの馬に不利をもたらしたように見える。

しかし実際に見たところ、エイシンデピュティがコスモバルクの動きに対して過剰反応しすぎ、その結果不利をもたらしたわけであり、事実エイシンデピュティは失格・降着となったが、コスモバルクについては五十嵐に戒告こそあれ、失格にはしなかった。この裁定について異議はない。

安藤勝己騎手があれで勝負しろというのがおかしいみたいなことを言っているが、だったらフサイチホウオーに騎乗した際、毎回内にヨレるレースをしてしまったというについてどう思っているのか?

コスモバルクは4角で逃げが鈍ってきて、しかも馬場が悪いから五十嵐が馬を馬場の真ん中に入れたということについては何ら問題ない。ただ馬がバテていたから、騎手の動きに対して咄嗟に反応できなかったのだろう。こんなケースは畜生である馬のことにつき、人間が完全に御することは無理である。

しかし五十嵐はこう謝罪している。

http://www.sponichi.co.jp/gamble/news/2007/10/29/03.html

むしろ五十嵐だから「あの程度」で済んだといえるのかもしれない。それにこうしたケースはどの騎手でも多かれ少なかれ経験しているはずである。逆に柴山については大いに責められるべきものだろう。

http://www.sponichi.co.jp/gamble/news/2007/10/29/10.html

それ以前の問題として、アドマイヤムーンもダイワメジャーもこの不利があったから勝負にならなかったという見方だけされるのか?ダイワメジャーは別に不利を受けていなくとも切れる脚があったかどうか疑問だし、アドマイヤムーンにしても道中気合を見せている走りをしているとはとても思えなかった。

そう考えると、バルクがヨレる前にその内から交わし、そのまま押し切って勝ったメイショウサムソンの武豊騎手の巧い騎乗ぶりだけが目立った一戦といえるのかも。

コメント (4)
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大量落車WEEKLY Vol.80

2007-10-29 04:28:27 | 競輪

●10月24日

小松島2レース

4名落車。

http://www.shikoku-keirin.jp/liveset_komatsushima/replay.php?day=1&race=02

直線に入って5、8、9が相次いで落車し、4が巻き込まれる形で滑入落車。

●10月25日

小松島4レース

4名落車。

http://www.shikoku-keirin.jp/liveset_komatsushima/replay.php?day=2&race=04

ジャン2センター付近において、ペースが一気に上昇したことに1が対応できず落車。最終2センター付近で捲る7が、7を追走し5の間を割って入り込もうとした4と相互接触して双方落車。2がこれに乗り上げる。

宇都宮4レース

都合2名失格、2名落車(内1名失格)。

mms://miyakame.hyper-nets.com/miyakame_digest/07102504.wmv

2の後ろを巡って1(失格)と9(失格)が最終1センター付近から激しい競り合いを演じるが、バック付近1が根負けして落車。1マークの3が乗り上げ。

●10月26日

小田原5レース

1名失格、3名落車。

mms://210.250.29.195/shonan_digest/512k/071026_5r.wmv

最終2センターで5をけん制した1(失格)が降りてくる際に、後ろにつけていた9の進路を塞ぎ、9マークの4を落車させ、さらに6、3も乗り上げ。1は1着入線ながらも失格。

広島11レース・S級決勝

1名失格、2名落車、1名車体故障。

mms://prgvod01.digi-c.com/hiroshima/071024_071026/07102611.wmv

最終2センターで、9(失格)の押し上げにより8が落車。7乗り上げ。4が車体を故障。

岐阜10レース

4名落車(内1名失格)。

http://202.210.152.59/gifu/inbc/meta/BB071026_10.asx

最終1センター付近で7(失格)が突然落車。8、6、1がこれに乗り上げる。


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秋の天皇賞回顧

2007-10-29 04:19:21 | 大レース回顧集

第136回天皇賞が28日、台風一過で晴天となった東京競馬場で行われた。

戦前から4強ムードの色が濃かったが、1番人気は史上4頭目の同一年度春秋天皇賞制覇を狙う1・メイショウサムソンで2.9倍。2番人気は12・アドマイヤムーンで3.8倍、3番人気は14・ダイワメジャーで5.6倍、4番人気は15・ポップロックで6.1倍となり、単勝10倍以下も以上4頭。

3・コスモバルクが先頭に立ち、4・デルタブルースが2番手。メイショウサムソンが内々を通って4番手をキープし、ダイワメジャーもこれに並びかけていく。9・アグネスアークがその後ろの集団につけ、丁度中団の位置にアドマイヤムーン。6・カンパニーが中団のすぐ後ろの集団。ポップロックは後ろから3頭目あたり。

バルクが平均ペースを保って直線へと向かい、ここで横一線となるが、サムソンが早くも馬場のほぼ真ん中を選んで走るバルクの内から残り400あたり付近で交わして先頭に立つ。一方外に回った馬たちは窮屈な競馬を強いられ、2・エイシンデピュティの斜行(8着入線も14着に降着)により、アグネスアークやアドマイヤムーンらが影響を受ける。その中からカンパニーが鋭い脚を見せてサムソンへの追撃体勢を見せるも、サムソンは坂を力強く越えてリードを広げ、そのまま押し切る。2着争いは不利を受けたアグネスがカンパニーを交わして入線。ポップロックが4着。コスモバルクが5着。アドマイヤムーンが6着、ダイワメジャーは9着に終わった。

まさしく完勝というのか圧勝だったメイショウサムソン。

スタート時の位置取りがまず良かった上に、平均ペースで駆けるコスモバルクを直線のほぼ入り口で交わしてしまうという騎手の好判断。加えて外に回った馬たちがごちゃついて思うように出られないという展開上のアヤも手伝ってリードをどんどん広げ、ついに史上4頭目(タマモクロス、スペシャルウイーク、テイエムオペラオーに続く)の春秋天皇賞制覇を果たした。

馬インフルエンザの影響により無念の凱旋門賞断念となってしまったが、矛先をすぐさまこの天皇賞へと切り替えられてからは、年内における国内3戦はどうしても負けられないという陣営の熱意というものが感じられ、またテン乗りとなった武豊もこの馬の持ち味である勝負根性というものをうまく引き出した。展開上のアヤについても、もしなかったとしてもこの日のこの馬には関係あるまい。また、今が馬自身の体調面についても最高潮といえ、今後のレースが楽しみ。今のままの状態ならばジャパンカップ、有馬記念もそのまま勝ってしまいそうな気がする。

アグネスアークは前々発売の単勝オッズでは堂々1番人気に支持されていたほどだが、毎日王冠同様、直線で鋭い脚を繰り出し、不利を受けたにもかかわらずカンパニーを捕らえて2着に入った競馬は立派。カンパニーも見せ場を作ったという点については十分評価できよう。

ポップロックはやはり、2000Mでは持ち味が発揮できないみたい。距離が伸びる今後のG1レースに期待。対してアドマイヤムーンは不利を受けたとはいえ、道中のレースぶりを見ると馬に少々気合が見られなかった様子。ダイワメジャーはどうしたことか、全く伸びず。今後のレースにも影響が出そうな負け方だった。


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ブリーダーズカップ2007

2007-10-28 12:22:11 | 大レース回顧集

ブリーダーズカップが27日、モンマスパーク競馬場で行われた。

まずクラシックから。

http://sports.espn.go.com/sports/horse/breederscup07/news/story?id=3082681

枠順、人気はこちらを参照。

http://blog.goo.ne.jp/yoroshiku109/e/8f01c57d57f2bfa776446586fe929edb

スタートは4~5頭が出を伺う形となったが、8・ハードスパンが逃げ、1・ローヤーロンが2番手。7・ダイヤモンドストライプスが3番手。3・エニイギヴンサタデーが4番手。5・ジョージワシントンが5番手。そして4・カーリンは少し離れた6番手、2・ストリートセンスがカーリンにぴったりとマーク。

3角付近でカーリン、ストリートセンスが一気に上昇。一方、ローヤーロン、エニイギヴンサタデーらは後退。カーリンはハードスパンの外から、ストリートセンスは同じく内側から突っ込んできて直線へ。

ドロドロの馬場のせいか、内が伸びない。外に回ったカーリンが直線半ばで一気にハードスパンを交わしたのに対し、ストリートセンスはハードスパンさえ交わせない。それどころかオーサムジェムにまで交わされ4着に終わる。結局カーリンが圧勝。2着にハードスパンが粘んだ。

ケンタッキーダービーではストリートセンスに完敗したカーリンだが、プリークネスステークスでは逆にストリートを頭差競り落として勝った。しかしストリート不在のベルモントステークスでは牝馬のラグトゥリッチーズに足元を掬われ、続くハスケルインヴィテーショナルHではエニイギヴンサタデーに完敗。この時点では評価が下がり気味だったが、9月30日にベルモントで行われたジョッキークラブゴールドカップでは1番人気のローヤーロンに競り勝ち、今回のクラシックでは「4強」といわれた一頭として有力馬の中に挙げられていた。

今回は前の動きに動じず、3角あたりまでは中団より後ろをキープ。そして勝負どころの3角で勝負をかけ、マークしていたストリートセンスよりも先んじて4角では外目に馬を持ち出すというジョッキーの好判断もあって最後は圧勝した。

ハードスパンも穴馬の一頭として名前が上がっていたが、展開に恵まれたとはいえ、2着をよく守った。ストリートセンスは形の上では完敗を喫したが、今回は馬場に泣かされた面もあったかも。良馬場でのカーリンとの再戦ではどうなるかはまだ分からないだろう。逆に6着のエニイ、7着のローヤーは力負けの印象を受けた。

ちなみにジョージワシントンは安楽死処分が取られたとか。

http://www.sportinglife.com/racing/breederscup2007/news/story_get.cgi?STORY_NAME=racing/07/10/27/manual_225225.html

ターフはなんと言っても、キングジョージ&凱旋門賞優勝馬のディラントーマスに注目が集まった。

http://sports.espn.go.com/sports/horse/breederscup07/news/story?id=3082609

1・フライガイがスローにペースを落として先頭。6・イングリッシュチャンネルががっちりと2番手。4・シャムディナンが3番手につけ、注目の7・ディラントーマスは2・レッドロックスと並んで4~5番手。その後ろあたりに3・ベタートークナウ。

2周目の3角付近でイングリッシュがスパート。対してディランはイングリッシュのスパートについていくどころか、逆にレッドロックスにも置かれてしまい、後退気味。この動きに場内からどよめきが。

直線に入りイングリッシュは完全に先頭。あとは後続をちぎる圧勝で見事3年越しの悲願を達成。2着にはシャムディナンが粘りこみ、レッドロックスが3着。ベター4着で、ディランはまさかの5着に沈む。

イングリッシュチャンネルは層が薄いと一般的に言われがちなアメリカ調教馬だが、過去にG1を5勝している強豪。しかし過去2年間、BCターフでは5、3着と今一歩の成績だった。

今年はドバイデューティフリーに出走したがアドマイヤムーンの12着と惨敗。しかし本国に戻ってからはG1を4戦戦って2勝の成績を挙げ、打倒ディランの一番手に挙げられていたが、こんな大勝になるとは思いもしなかった。道中より位置取りが完璧だった上に、フライガイのスローの逃げに対しても掛かるところがなく、ディランが仕掛ける前にスパートをかけると逆にディランはついてこれなくなった。なお、ジャパンカップにも予備登録を行っている。

一方、ディラントーマスはまさかの敗退。小回りのモンマスパークという点に加え、凱旋門賞における劇走がたたったのか、イングリッシュの動きに全くついていけなくなった。

スポーティングライフにて述べられているが、どうやら馬場の悪さを馬が懸念したのか、レース当日馬場入りを嫌っていたみたいで、それが敗因ではないかといわれている。

http://www.sportinglife.com/racing/news/story_get.cgi?STORY_NAME=racing/07/10/27/manual_220258.html


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史上初の快挙に挑む

2007-10-27 08:26:22 | 競馬

27日にモンマスパークで行われる競馬の祭典・ブリーダーズカップのターフに、キングジョージ&凱旋門賞を制したディラントーマスが出走する。DRFによるオッズはご覧の通り。

10th (4:50)

John Deere Breeders' Cup Turf (G1)

1 1/2 Miles (Turf) | Open | 3 Year Olds And Up Stakes | Purse: $3,000,000

Prg. # PP Horse Jockey Trainer Wt. Claim $ Equip. Med. ML
1 1 Fri Guy Desormeaux K J Romans Dale 126 LA 50-1
2 2 Red Rocks (IRE) Dettori L Meehan Brian 126 L 7-2
3 3 Better Talk Now Dominguez R A Motion H Graham 126 LA 9-2
4 4 Shamdinan (FR) Leparoux J R Penna Angel Jr 121 L 20-1
5 5 Grand Couturier (GB) Borel C H Ribaudo Robert J 126 L 10-1
6 6 English Channel Velazquez J R Pletcher Todd A 126 LA 5-2
7 7 Dylan Thomas (IRE) Murtagh J P O'Brien Aidan P 126 L 7-5
8 8 Transduction Gold Graham J Glenney John 126 L 30-1

Exacta / Trifecta / Superfecta  Daily Double 

7対5と1番人気だが、イングリッシュチャンネル、レッドロックスあたりも結構人気している。ディラン絶対という様相ではなさそう。

ディラントーマスは昨年もBCへの出走を目指していた。但しそれは「クラシック」のほう。

ところが、前哨戦として出走したベルモントでのジョッキークラブゴールドカップで4頭立てだったが、昨年BCクラシック2着のバーナーディニになんと35馬身近く引き離される大惨敗を喫し、結局BCに出走することなく帰国した。

それから1年。昨年出走さえ果たせなかったBCで、今度は自身の範疇であるターフに出走して昨年の鬱憤晴らしと行きたいところ。

スポーティングライフもディランの「三冠達成」に期待を寄せるものの、モンマスパークはきつい流れとなりやすいことを懸念。そう考えると上述の通り、ディラン絶対ムードではないのは頷ける。

http://www.sportinglife.com/racing/news/story_get.cgi?STORY_NAME=racing/07/10/25/manual_132131.html

しかし、三冠達成の可能性というのはそうそう訪れない。訪れないからこそ勝ってほしい気がするわけだが・・・

さてBCといえばメインはクラシック。こちらのほうのメンバーはこちら。

11th (5:35)

Breeders' Cup Classic Powered by Dodge (G1)

1 1/4 Miles | Open | 3 Year Olds And Up Stakes | Purse: $5,000,000

Prg. # PP Horse Jockey Trainer Wt. Claim $ Equip. Med. ML
1 1 Lawyer Ron Velazquez J R Pletcher Todd A 126 LA 5-2
2 2 Street Sense Borel C H Nafzger Carl A 121 L 3-1
3 3 Any Given Saturday Gomez G K Pletcher Todd A 121 LA 4-1
4 4 Curlin Albarado R J Asmussen Steven M 121 L 3-1
5 5 George Washington (IRE) Kinane M J O'Brien Aidan P 126 L 20-1
6 6 Awesome Gem Flores D R Dollase Craig 126 L 30-1
7 7 Diamond Stripes Velasquez C Dutrow, Jr. R E 126 L 15-1
8 8 Hard Spun Pino M G Jones J Larry 121 LA 8-1
9 9 Tiago Smith M E Shirreffs John 121 LA 12-1

Exacta / Trifecta / Superfecta 

このレースは上位拮抗の面白いレースとなりそう。

ローヤーロンカーリンストリートセンスエニィギヴンサタデーの4頭が有力だが、オブライエン厩舎が「秘密兵器」として出走させるジョージワシントンがどこまで頑張れるか、といった興味もあり、なかなか面白い一戦となりそう。


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先輩の意地

2007-10-27 07:59:23 | 競馬

宮下瞳騎手、通算500勝達成。

http://www.sponichi.co.jp/gamble/news/2007/10/27/11.html

名古屋競馬第7レースで達成した。

10・シャルウイダンサーに騎乗した宮下はスタートから逃げの策に出るが、そのまま最後まで押し切ってついに女性騎手初の通算500勝を達成した。

ところで名古屋といえば、山本茜がH調教師を訴え、その後訴訟を取り消すといった騒動があった他、経営問題がいよいよ深刻化して、来年度の開催も危ぶまれているなど、レースの中身以外のところで影あるニュースが続けざまにあった。

そんな中、宮下の500勝の記録についてはある意味どこか忘れ去れていたところもあったが、実にタイミングよく達成できたといえよう。おめでとう。

あとは名古屋競馬が今後どうなるかということだな。


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2007年度上半期公営競技業績

2007-10-27 02:01:03 | 公営競技論

公営レーシングプレス11月号より。

これによると、今年度4~9月の総売り上げ実績はこのようになった。

・中央競馬・・・1,345,751,085,700円(対前年同期比▲3.3%)

・競艇・・・504,602,284,100円(同+5.3%)

・競輪・・・419,911,470,900円(同▲1.1%)

・地方競馬・・・199,215,371,200円(同+4.4%)

・オートレース・・・54,651,270,000円(同+0.2%)

中央競馬は馬インフルエンザによる中止及び風評被害の影響を多少なりとも受けた様子。競輪もほぼ横ばいと見ていいかも。ただ競輪の場合、いよいよ記念の売り上げにも陰りが見え始めているところが気がかり。

競艇は梅田、名古屋、習志野などのボートピア新設ラッシュの効果により5%超という、最近にしては非常に高い売り上げ伸び率をマークしている。ひょっとすると今年度は通期においても1兆円の大台に復帰するかもしれない。

地方競馬は各場における相互場外を積極的に行った効果が現れている。しかし地方競馬の場合は南関東などを除けばいずれの場も多額の累積赤字を抱えており、はっきりいってこの程度では溜まりに溜まった累積赤字を解消することはできまい。現に岩手と名古屋については来年度の開催さえできるかどうかわからない。高知も万策尽きてしまうかも。他についても経営基盤がいまだ軟弱なところばかりで、黒字体質となっているところはほどんどない。

オートレースのこの数字については、発売箇所が限られている以上仕方あるまい。オートレースの場合はいかにして6場全てが黒字体質へと持っていくことができるかが鍵。

さて、同じく1日売り上げを見てみると、

・中央競馬・・・9,154,769,290円(+0.6%)

・競輪・・・258,725,490円(▲4.6%)

・地方競馬・・・257,717,200円(+6.7%)

・競艇・・・230,622,616円(+1.6%)

・オートレース・・・218,605,080円(+4.6%)

競輪が「一人負け」といった印象。頼みのG1、G2が押しなべて不振な上に、F2の壊滅的な数字は深刻さを増しており、はっきりいって、番組やレース形態そのものを近いうちに大幅に改組しないことにはさらに今後も落ち込みを増すものと思われる。ダービーウイークなどのイベント開催を行うなどしてファンへの盛り上がりをアピールしている地方競馬、こちらも番組面における創意工夫が見られるオートレースの健闘ぶりが光る。

最後に1日あたりの入場者を記す。ここでも競輪は「一人負け」。なお、競艇は利用者数のため参考数字となる。

・中央競馬・・・23,374名(+6.0%)

・オートレース・・・4,709名(+0.9%)

・地方競馬・・・3,379名(+0.9%)

・競輪・・・2,634名(▲6.7%)

(・競艇・・・21,797名(+15.5%))

ピーク時には1日あたり1万2千人もの入場者を数えたこともある競輪がこの体たらく。はっきりいって、本場に客を呼べないようでは本当に先行きは暗い。前述したとおり、競輪は大外科手術を近いうちに行わねば存続そのものも危ういかも。

中央競馬は大幅に増えているが、東京競馬場のスタンドが全面改修を終えたことも起因しているかも。あとG1級レースにおける入場者は比較的健闘していることから「本場回帰」へと一歩前進しているのかもしれない。

競艇は利用者数の数字だが、かなりの伸びようである。しかし問題は今年度はボートピアのオープンラッシュによる要因が大きいと思われ、来年度はその反動が来ないかどうか心配なところである。

コメント (6)
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12月20日までに判断

2007-10-26 07:39:23 | 競馬

岩手競馬存廃問題について、来年度の存廃問題を12月20日までに岩手県競馬組合が達増知事に報告勧告を求めた。

http://www.sponichi.co.jp/gamble/news/2007/10/26/14.html

存続を条件としながらも、プライマリーバランス(収支均等)を保つためには3億円近いコストカットが必要という見方がされており、最悪の結末も考えられるところである。そのため、競馬組合が達増知事に勧告を求めたと考えられる。


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しつこいなぁ

2007-10-25 02:11:41 | 競馬

日本馬は香港へは行けない・・・

12月9日に行われる香港国際競走に出走意思を示していた日本馬が続々回避を余儀なくされることに。

理由は馬インフルエンザの影響により非開催の競馬場(関西馬は阪神)に1カ月滞在して出国検疫を受けなければ香港国際競走には出走できないため。

http://www.sponichi.co.jp/gamble/news/2007/10/24/14.html

http://www.sanspo.com/keiba/top/ke200710/ke2007102407.html

これによりアドマイヤムーン、アストンマーチャン、サンアディユ、ドリームジャーニーらが「無念」の出走断念ということになった。

ところで宝塚記念以降のG1級レースはいずれも前年比売り上げアップを果たしているんだとか。JRAはウハウハしており、どうせならばこのまま「鎖国競馬」を続けてもらって90年代前半の「黄金時代」が再現できればなぁ、と思っているかもしれないが、秋華賞はメンバーが良かったからだし、菊花賞は昨年がディープインパクトが出走した一昨年の反動で大幅に売り上げが減ったため、多少の揺り戻しが見られたことによるものと考えられる。

ま、思うに、このような調子が来年も続くかというと、とてもそのようには思えない。いち早く、競馬の「正常化」を願うばかり・・・


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取り下げちゃった

2007-10-24 13:44:12 | 競馬

山本茜騎手が訴訟を取り下げた。

http://www.sponichi.co.jp/gamble/flash/KFullFlash20071024016.html

くだんのH調教師もこれに同意。というわけで、形の上ではシャンシャンっていうことになってしまった。

しかしながら一旦は提訴した以上、元師弟の遺恨という形では当然のことながら残ることだろう。果たして今後、多くの味方を取り込めるのは山本騎手かはたまたH調教師か・・・

ま、H調教師に味方する人は競馬関係者以外ほとんどいまい?

コメント (8)
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大量落車WEEKLY Vol.79

2007-10-23 20:47:30 | 競輪

●10月15日

防府記念5レース 

2名失格、1名落車。

mms://wm6.digi-c.com/kishiwada/h071015_05.wmv

ジャンが鳴ると同時に7(失格)が自ら転倒。最終1角付近で3の番手を争っていた2(失格)が強引に4を押し上げ落車させる。

防府記念9レース

1名失格、4名落車。

mms://wm6.digi-c.com/kishiwada/h071015_09.wmv

最終1角付近で、逃げる3(失格)が、たたきに出た2を外から押し上げ落車させ、6、4、1乗り上げ。

●10月18日

小倉10レース

1名失格、2名落車、1名車体故障。

http://www.kokurakeirin.com/live_ondemand/meta/kokura20071018-10_509K.asx

残りあと1周を通過した時点において5(失格)が後方から叩きに来た6を落車させ、1乗り上げ。7車体故障。

佐世保8レース

1名落車、3名車体故障。

http://www.keirin.city.sasebo.nagasaki.jp/movie/200710/sasebo18r08.wmv

最終でバックで行くスペースが狭まった1が落車し、1の前にいた4が車体故障のため競走続行不能。5、7が車体故障。

●10月20日

平塚5レース

1名失格、3名落車。

mms://210.250.29.195/shonan_digest/512k/071020_5r.wmv

最終4角で3(失格)がスペースをこじ開けようとしたところバランスを崩し転倒。6、2、4も共倒れ。


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何と大晦日決戦!

2007-10-23 13:26:23 | オートレース

来年度のオートレースのSG開催日程が決まった。

http://www.sponichi.co.jp/gamble/flash/KFullFlash20071023023.html

・オールスター・・・浜松 2008年 4月25~29日

・オートレースグランプリ・・・伊勢崎 9月20~24日

・日本選手権・・・山陽 10月30日~11月3日

・スーパースター王座決定戦・・・川口 12月27~31日

・全日本選抜・・・船橋 2009年 2月11~15日

特筆すべきはスーパースター王座決定戦が大晦日決戦となること。

公営競技の年度最終大イベントといえばKEIRINグランプリでほぼ定番化していたが、ついにそれが「崩れる」形。

もっとも、大晦日という日は1年でもっとも忙しない日でもあり、その日にオートレース界ナンバーワンのイベントを持ってくるということについては諸刃の剣ともなりかねないが、ともあれ、来年は大晦日まで公営競技から目が離せなくなった。 

コメント (2)
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