公営競技はどこへ行く

元気溢れる公営競技にしていきたい、その一心で思ったことを書き綴っていきます。

スプリンターズステークス回顧

2007-09-30 20:14:20 | 大レース回顧集

第41回スプリンターズステークスは30日、不良馬場となった中山競馬場で行われた。

単勝1番人気は前走のセントウルステークスで圧勝した、今年のサマースプリントシリーズチャンピオンの6・サンアディユで3.6倍、2番人気は今年の高松宮記念の優勝馬、15・スズカフェニックスで5.2倍、3番人気は7・アストンマーチャンで5.6倍、4番人気は16・キングストレイルで7.0倍。10倍以下は以上4頭。

12・ローエングリンが絶好のスタートを切ったが、それをさらに上回るダッシュ力を見せたアストンマーチャンが果敢にハナを奪う。ちょっと間が開いて1・アイルラヴァゲイン、サンアディユが2番手グループ。キングストレイルは中団よりやや後ろに構え、スズカフェニックスは後方から4番手あたり。

ハイピッチで飛ばしに飛ばすアストンは4角では後続に4~5馬身ほどの差をつける。しかし直線に入ってさすがにペースが落ちてきた。2番手集団につけていたアイル、サンアディユ、それにキングストレイルあたりが追い上げたが、前半の貯金がモノを言ったアストンが堂々逃げ切り。2着争いは最後まで分からなかったが、サンアディユが制した。3着にアイルラヴァゲイン。

今回はとにかく初手からぶっ飛ばす策を心がけたアストンマーチャン。馬場が悪かったことや、3~4角で他を大きく引き離すというセーフティリードという展開にも恵まれた格好だが、最後まで着差以上の強さを見せた形。新たな短距離女王の誕生である。

ハロンごとのラップタイムは12.0 - 10.3 - 10.8 - 11.1 - 12.0 - 13.2。馬場が悪い中で中盤に10秒台で駆け抜けられると他は厳しい。

ウォッカ、ダイワスカーレットと並び、桜花賞では「三強」を形成したが、スタートでハナを奪えなかったことが影響して敗北。その後はマイルの距離も厳しいということからその後しばらく休養し、8月の北九州記念に出走し1番人気に推されるも6着に終わったことから早熟説も囁かれていた。しかしこのレースは今年の3歳牝馬のレベルの高さを証明づける結果ともなった。

多分牡馬相手のマイル戦となると厳しい戦いが予想されることから、このあとは香港スプリントあたりの出走が良いと思われ、来年の春の目標は高松宮記念となろうが、今後のことを考えても大きな1勝となった。

サンアディユは道中2番手争いでレースを進めたが、馬場が悪かったこともあってアストンをとうとう追い詰めることができず、2番手争いを制するに止まった。良馬場だったら結果は多少違っていたはず。アイルラヴァゲインはしぶとい競馬を見せ3着に入る。キングストレイルも直線に入ってよく伸びてはきたがこの馬も馬場に泣かされた格好。スズカフェニックスは全くいいところなく9着に終わった。

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大量落車WEEKLY Vol.76

2007-09-30 17:54:16 | 競輪大量落車

今日で上半期も終了。

●9月27日

伊東3レース

1名失格、4名落車、1名車体故障。

http://www.itokeirin.com/ondemand/meta/ito20070927-03_509K.asx

最終1センター付近で1(失格)が9を内側から追い抜き、その後も内圏線内側を漸進。4角手前で8が9の後輪を引っ掛け落車。さらに4角付近でまず9がバランスを崩して落車すると、4、5も煽られ落車。なお、2は車体を故障していた模様。

小倉3レース

2名失格。

http://www.kokurakeirin.com/live_ondemand/meta/kokura20070927-03_509K.asx

2に抑えこまれた1(失格)がジャンで内圏線内側から2を追い抜き。1マークの8(失格)も同様。

●9月28日

岸和田2レース

5名落車。

mms://wm6.digi-c.com/kishiwada/h070928_02.wmv

最終回バックストレッチ付近で6、5、1、3、8が相次いで落車。

武雄1レース。7車立て。

1名失格、1名落車、1名車体故障。

川崎2レース

4名落車。

mms://218.219.81.19/kawasakidigest/hi/070928_2r.wmv

1の後ろを取り合いっこしていた3と9が最終バック付近で双方共倒れ落車。7と4が乗り上げ。

伊東10レース

1名失格、3名落車。

http://www.itokeirin.com/ondemand/meta/ito20070928-10_509K.asx

直線に入って3番手にいた6(失格)が内から突っ込もうとして2番手の3に対して強烈な押圧をかまして落車させ、2、7が乗り上げた。

●9月30日

取手記念7レース

2名失格、2名落車。

mms://streamw1.hitpops.jp/toride/wmv/200709307r.wmv

ジャン2センター付近で、4(失格)が後方の動きを牽制した際に2を落車させ、7乗り上げ。また4角から直線付近にかけて5が6を内圏線内側から追い抜く。


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多幸焼き

2007-09-29 21:48:51 | 現場レポート

今日、久しぶりに尼崎競艇場へと行ってきた。理由は今月、誕生月だから。

尼のポイントカードは誕生月の場合10ポイント余分に加算されるため、今日か明日行かねばその恩恵が受けられないこともあり、実に1年ぶりに行ってきた。

ところで、行かない間に尼のポイントカードシステムもかなり変わっていた。指定席専用のスタンプカードは廃止され、その代わり指定席に入った場合には旧来3ポイントだったのが、25ポイントに大幅に加算されることになった(その他はほとんど変わらず)。ちなみに廃止されたスタンプカードを案内所へ持っていったら指定席招待券と交換してくれた。というわけでいつかまた尼へ行くことになるだろう。

ところで、尼といえば蛸が入っていないたこ焼き、つまり「多幸焼き」というものがあるのは今や全国でも知られているようだが、久々にこれを食べた。

12個入りで200円。但し蛸の代わりがコンニャク。ま、今日はあまり客が入っていなかった様子だったので並ばずに食べれたが、確かSGが開催されていた日に行ったときはしばらく買えなかったことを思い出す。

ま、たこ焼き「もどき」ではあるものの、味のほうはなかなかのもの。ソースを上にかけていたものの、はっきりいってソースなしで十分食べられる。明石焼きに近い感じ。

ということは、蛸がないことを除けば、「たこ焼き」としても相当にレベルが高いといえる。むろん市中にはない。ここだけのもの。よく蛸の代わりにコンニャクを入れるといった発想を思いついたものだ。

それと、向日町・びわこの両競輪場でしか食べれないという「ホルモンうどん」というものがあるが、これは次週、共同通信社杯へ行ったとき(4日間のうちいずれかの日に行く予定)にでも書くことにするか。もっとも向日町では、鉄火巻とホルモンうどんはいつも「セット」(とはいっても店屋は違う)で食べることにしている。


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共通ポイントカード終了へ

2007-09-29 02:44:20 | 競輪

20日の日、丁度競輪のポイントカードのポイント加算期間が今月一杯で終わるため奈良競輪場へ行ってきた。丁度300ポイント溜まったのでその景品はというと、ケイリンマンのタオルと靴下であった。本当は飛天ちゃんのTシャツが欲しかったが、もうなくなっていたとのことだった。

この共通ポイントカードを利用して色々と景品交換をさせてもらった。10回入場すれば1回は景品交換できるという敷居の低さがありがたかった上に、丁度旅打ちしていた頃とも重なり、観音寺や佐世保、豊橋といったところでも交換した思い出がある。

しかし、競輪場によって景品の内容がマチマチだった上に、一人で複数枚保持する客が多数存在するという弊害ぶりも目に付いた。確かにこのあたりが潮時といえるのかもしれない。

景品交換自体は今年一杯まで続けられるということだが、私の場合丁度300に到達していたこともあり、奈良競輪場の人からカードをどうするか?と聞かれたので、もういいです、といって処分してもらうことになった。というわけでポイントカードはもう手元にはない。

競輪関係だとあとは大阪、阪神の両サテライトのポイントカードがまだ残っているので、今後はその2つに専念ということになるのかな。

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まだ存続させたい

2007-09-27 17:49:34 | 競馬

馬インフルエンザによりダービーグランプリがJpn1レースの対象から外されるといった不運もあり、今年度の経営も不安視され、廃止の影もちらつきはじめている岩手競馬について、達増拓也・岩手県知事は存続に向けて事業の多角化を検討する考えを明らかにした。

http://www.sponichi.co.jp/gamble/flash/KFullFlash20070927025.html

事業の多角化というのはこういうことらしい。馬券売上げ一辺倒の考え方を改め、むしろ競馬を利用して色々な事業を展開できないものかということ。達増知事は私鉄では鉄道事業は赤字だが、その他の事業においては黒字を生み出し、結果的に全体では黒字となっているという例を挙げて事業の多角化に意欲を示しているようだ。その背景には入場者は逆に前年よりも増えていることにあるからだという。

確かに馬券の売上げというのは水物であり、また一人当たりの購買金額が減少傾向である今、これに頼りっきりでは確かに将来的なことを考えても岩手競馬の経営が飛躍的に改善されるとは思えない。

しかし、事業多角化といっても具体的にどうするのかはまだ見えてこないし、加えて破綻連発で大問題となった第3セクターの二の舞になりかねない危険性も孕んでいる。

一番いいのは競馬事業そのものを第3セクター化することだと思うが、これには法改正が必要。となれば、過去にメイセイオペラやトーホウエンペラー、トウケイニセイ、スイフトセイダイといった名馬を輩出した岩手だけに、これらをまずは利用しての事業は考えられるところである。

となれば、やはりかつては南関東と並び称して地方競馬最強地区として全国に名をとどろかせた時代にタイムスリップして、これら関連のものをまとめていけば結構なビジネスになりうるかもしれない。

中央競馬とは違い、過去の成績などの記録面がお粗末な点が懸念されるが、丹念にまとめていけばそれこそ中央競馬以上のものができうるかもしれない。さらに岩手県内の各種イベントに岩手競馬組合がどんどん参画するようになれば、若い世代の共感を呼べるかもしれない。

但し残された時間は非常に少ない。達増知事は一方で、今年度赤字であれば廃止やむを得ずという姿勢はいまだ崩していないらしい。

果たしてどう多角化していくのか?注目してみる価値はありそうである。


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名古屋競馬存廃、年内にも判断か

2007-09-26 21:28:53 | 競馬

約40億円の累積赤字を抱える名古屋競馬について、神田真秋・愛知県知事は昨日行われた定例県本会議において、年内にも存廃問題の判断を出す考えを明らかにした。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070926-00000027-mailo-l23

2年連続して黒字にはなったとはいえ(06年度は黒字見通し)、累積赤字約39億2700万円を解消できる見通しはいまだ立たない。既に今年度までの競馬存続については表明していた神田知事だが、08年度以降については県競馬組合をともに運営する名古屋、豊明両市とも協議に入る予定とか。

JBC開催の前年に「あおなみ線」が開通し、以前のような交通の不便さが解消された名古屋競馬。しかもあおなみ線の往復切符があれば、指定席(700円)もタダになるというサービスも行っている競馬場であり、私もそのサービスを幾度となく利用したことがある。

確かに約40億円の累積赤字を一気に解消しようと思えば、岩手県のように一気に穴埋めする形を取る他ない(廃止を決断しても、どっちみちこの赤字分は将来に亘って穴埋めしていかねばならない)。岩手が330億円という形で行ったのならば、やろうと思えばできなくはないはずだが、事実上の税金投入ということになると当然方々から反対の声が上がることだろう。

一方で、あおなみ線の開通により、名古屋競馬場の場所、つまり、「どんこ(土古)」と呼ばれる場所であるが、競馬場以外にも色々な活用プランが出てきそうである(有力なのはマンション)。下手をするとあおなみ線の開通が名古屋競馬の首を絞めてしまったという穿った見方もできなくはなさそう。

しかしこの時期になると毎年こんな話ばかり出てくるね。

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大量落車WEEKLY Vol.75

2007-09-25 21:16:03 | 競輪大量落車

●9月18日

前橋4レース

1名失格、3名落車。

mms://maebashi.hyper-nets.com/maebashi_digest/07091804.wmv

ジャン2センター付近で4(失格)が8を内側から追い抜き。直後、3、5が互いにもつれあって落車。6乗り上げ。

●9月20日

小松島7レース

2名失格、1名落車。

http://www.shikoku-keirin.jp/liveset_komatsushima/replay.php?day=2&race=07

最終ホームから3(失格)と9(失格)が互いに押し競饅頭のような形で競りになったが、バック通過付近で3が落車。6乗り上げ。

福井5レース

1名失格、3名落車。

http://www.f-keirin.jp/live/asx/070920-05r.asx

4角付近で牽制して下に降りてきた7(失格)が3の前輪をひっかけたことで3が煽られ、3の後方にいた1、2、4が落車。

●9月21日

武雄3レース

2名失格、1名落車。

●9月22日

向日町1レース

4名落車(内、1名落車)。

http://202.210.152.59/mukomachi/inbc/meta/BB070922_01.asx

最終1センターで、先頭を走る3(失格)が後方から叩きに出た5を大きく牽制した際バランスを崩しまず落車。続いて5が転倒し、2、8乗り上げ。

●9月23日

名古屋1レース

4名落車。

http://202.210.152.59/nagoya/inbc/meta/BB070923_01.asx

2に叩かれた6が2の番手につけていた5と接触した際にスリップして落車。3、4、8乗り上げ。

●9月24日

松戸11レース

1名失格、4名落車。

http://www.matsudokeirin.jp/liveondemand/meta/matsudo20070924-11_509K.asx

逃げる7の後ろで前で受けていた4(失格)がイン粘りで1との番手争いとなった1センターで1を幾分押し上げて落車させ、9、2、5乗り上げ。


ま、松戸のやつについては4の失格は少々可哀想かな、とは思ったが、まだまだ減少傾向とはいかないみたいだな。

このコーナーをやめる目安は1ヶ月で4名以上の落・失・故のレースがせいぜい4つ以内っていうところではないか。そうすれば仮に発生したとしても「たまたま」ということがいえるし。

しかし現状は1週間で4つ以上のときがザラ。これではさすがになくせないな。

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激戦!

2007-09-25 04:42:29 | オートレース

ところで、オートレースグランプリ最終日の第11レース、つまり優勝戦の一つ前のレースであるが、これがなかなか面白かった。

2周回目に荒尾聡がまず飛び出すが、その後ろの2番手争いが熾烈。東小野、浦田、佐々木の3車がラップ状態となり、4周回目にわずかに浦田がその中から2番手に抜け出したかに思われた。

しかし東小野が再度浦田に迫り、残りあと4周を通過した時点で浦田はおろか、先頭の荒尾まで飲み込もうという走り。ついには6周回目に先頭に立ち、浦田も荒尾を交わして2番手浮上。さらに佐々木がヒタヒタと上位3車に迫ってきた。

残りあと1周で浦田が東小野を交わしついに先頭。しかし最終バックで東小野も負けじと差しのハンドルを構えようとする。さらに外から佐々木も応戦するが浦田が最後は押し切って1着。2着東小野、3着佐々木、4着荒尾と入った。

まるで優勝戦かと思うような激しい攻防戦となったが、場内は終始大盛り上がり。「負け戦」でこれだけの走りを見せてもらえるなんて、お客さんも大満足といえるのではないか?

もちろん、このレースはレースオブザイヤーの候補となることだろう。それにしてもオートレースでは時折こういったハイレベルな戦いが見られることがある。そしてまた、今年もレースオブザイヤーはオートレースから出ることになるのだろうか。


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オートレースグランプリ回顧

2007-09-25 04:18:05 | 大レース回顧集

第11回オートレースグランプリが24日、第1回の当大会開催地である船橋オートレース場で優勝戦が行われた。優勝戦メンバーの試走タイムは次の通り。

1 牧野 貴博 3.31

2 武藤 博臣 3.29

3 平田 雅崇 3.32

4 有吉 辰也 3.28

5 中村 雅人 3.30

6 金子 大輔 3.29

7 池田 政和 3.28

8 岩見 貴志 3.35

グランドスラムをかけた池田、完全優勝に王手をかけた武藤といった地元勢を上回る人気を博したのは有吉。

スタートは大外から岩見、中から中村、内から武藤のトップ争いとなり、まず中村が岩見を制して1角先頭。そして武藤が岩見を内から抑えて2番手。さらに有吉が3番手にとりつく。

2周回目に入って武藤が中村を捕らえて先頭に立つ。有吉もすかさず中村を交わして2番手に入る。しかし先頭に踊り出た武藤はここからが強い。周回を重ねるごとに徐々に有吉との差を広げていき、最後は独走状態。一方、有吉は中盤あたりから完全に力尽きた格好で、逆に中村に再度迫られてしまう。武藤がSGとしては1996年日本選手権の島田信広以来の完全優勝を達成。2着に何とか有吉、3着は中村だった。

現在のランクはA59。SGはおろか、G1、G2さえ優勝経験がこれまでなかった武藤が堂々完全優勝を達成。5連勝の足跡を振り返ってみよう。

9月20日 予選 

2周回3角付近でゼロハンの田中正樹を捕らえ、あとは独走状態。

9月21日 特別予選

2周回3角付近で逃げる田中進を捕らえ先頭に立ち、そのまま押し切る。

9月22日 グランプリ特選

3周回で先に先頭に立った浦田の後ろ2番手に入るも、浦田の壁が厚く、なかなか抜け出すタイミングが図れない。最終周回2センター付近でもついに差し込めず、そのまま浦田の軍門に下るかと思われたが、G前グーンと伸びて浦田を逆転。

9月23日 準決勝

ゼロハンの栗原の逃げに対して絶好のスタートを切り、2周回目で早くも先頭に立つと独走。

こうしてみてくると、全5戦ともいずれもスタートの切れがよく、その勢いを利して早めに先頭に立つとあとは「横綱相撲」という形で押し切るケースばかりだった。

唯一例外ともいうべき3日目のグランプリ特選も、浦田が何とか道中ボディーバランスを整えて武藤に差し込む隙を与えなかったものの、最後の最後で力尽きた形となった。

今シリーズはいわゆるSGの常連どころが相次いで予選段階で脱落し、何とか池田と有吉が常連級としては優勝戦に進出してきたものの、過去4戦の戦いを見る限り、ある程度スタートさえ切れれば勝機は十分あるメンバー構成となった。

とはいえ、これまでオートレースのSGの優勝戦においては、完全優勝というケース自体がめったになく、その上G2さえも優勝経験がない武藤にとって、過去4戦は完璧だったが、肝心の優勝戦となると目に見えぬプレッシャーに負けてしまうのではないかということも十分考えられた。しかし今節の武藤はまずマシーンの仕上がりについては完璧だったし、また、枠が全レース内寄りとなったことも勝因の一つだったということがいえよう。しかし、それだけ条件が揃っていたとしても、そう簡単に勝てないことは言うまでもなし。やはり最後は本人の心技体が整っていなければ優勝はまずムリである。

そしてこのあと、まだ優勝経験がないG1、G2の斡旋が続々と控えている。このあとすぐにこれらGレースの一つでも取れるようだと武藤はトップスターへとまい進することができよう。となれば、SGも今回に限らず2つ、3つと奪えることも可能になってくる。

逆にこのあとの成績が振るわないと、「一発屋」になる恐れもある。とにかく武藤は段階を踏まずにいきなりSGを優勝したようなものであるから、これからが正念場。とはいってもまだ24歳ということを考えると、オートレース界の次代のスーパースター候補生が最初の段階として歩んだのがこのオートレースグランプリだということもできる。武藤の今後にも是非とも注目していきたい。

有吉はまたしてもSGの優勝に手が届かず。武藤とは正反対に、SG制覇まであと一歩まで手繰り寄せながらもまたしても最後に跳ね返された。しかしながら予選道中で脱落が相次いだ飯塚勢を代表して優勝戦へと駒を進めたことは十分評価することができ、また次回のSGは地元での選手権。今回の無念を選手権で晴らすことになれば、逆にこの無念が糧となったといえることになろう。


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全頭検査、続々終了

2007-09-21 18:45:12 | 馬インフルエンザ

というわけで、いよいよ正常な競馬の状態に戻れる日が近づいているのかも。

JRA

http://www.netkeiba.com/news/?pid=news_view&no=23034&category=A

佐賀

http://www.netkeiba.com/news/?pid=news_view&no=23067&category=B

兵庫

http://www.netkeiba.com/news/?pid=news_view&no=23080&category=B

ホッカイドウ

http://www.netkeiba.com/news/?pid=news_view&no=23081&category=B

笠松

http://www.netkeiba.com/news/?pid=news_view&no=23086&category=B

川崎はほとんどの馬が陰性に変化。

今日のニュースによれば、大井、川崎で依然として数頭の陽性が確認されているが、ほとんど問題ないところまで来ているみたい。

競馬正常化の日はもうまもなくといえそう。

また、東京盃から順次交流重賞競走が再開される見通し。

http://www.netkeiba.com/news/?pid=news_view&no=23083&category=B

今のところ10月に開催予定の地方交流重賞競走において、地元限定競走が決定しているのは金沢の白山大賞典のみ。


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続 ギャンブル競輪の限界かな

2007-09-19 22:02:25 | 競輪

ギャンブル競輪の限界かなでは色々なご意見を賜り御礼申し上げます。

はっきりいえることは競輪の衰退基調がさらに続く可能性が高いというのは普段競輪をやらない人の意見を見たら想像できそう。それにしても、結構厳しい意見が飛んでいた(要は今のままじゃ競輪は衰退あるのみ)。

確かに「ギャンブル競輪の限界」という題をつけると、 普段から競輪をやっている人にとってみれば不愉快なものかもしれないが、一方でそうではないんだ、という形の明確な意見が得られなかったところを見る限り、恐らく図星なのではなかろうか。いやもっとも、そうではないんだと考えている人はいるかもしれないが。

昨年吉岡稔真が引退し、競輪を知らない人でも多少はその存在を知っているという選手は今の競輪にはいなくなったといっても過言ではなかろう。となると吉岡に替わりうるスターを作ることが不可欠だが、恐らく次代のスーパースター候補というのは、競輪だけ頑張ります!というような選手ではないと思われる。

ということは、今、競輪と自転車競技という概念を分けて考えているのが競輪界の流れであるが、競輪ファンの大多数だったら自転車競技なんか別に関係ない!というだろうし、競輪をやらない人ならそのような形で分けてしまうと競輪に見向きもしまい。

となると、早いうちに「融合」する必要があると思われるわけだが、かといってすぐにはやれそうにもなさそうなので、段階を踏まえたうえで徐々に変えていく他あるまい。しかし思うに、その融合は少なくともあと5年ぐらいで完了しないといけないだろうと思う。

来年度より、競輪ではSS級がスタートする。また、2009年開催の岸和田・日本選手権は3月上旬の開催という、通常の年よりもかなり前倒しの形で開催される。これはやはり、なるべく競輪では負担をかけない形で自転車競技にも専念してもらいたいという意味合いがあってのことだろう。但し、1ヶ月「休めるから」SS級にランクされたいという考えの選手が多数を占めるようなことがあれば、さっさと廃止したほうがいい。

競技会のほうも一つに統一された。要は経費節減策ということにはなろうが、一方でいまだ判定基準が地区によって違うという選手がいることに対しての対策とも取れる。ま、現行ルール下では地区ごとの判定の違いなんてほとんど見られなくなったが。

あとはルール及び番組改正だが、こちらのほうも早晩中には何らかの形で着手されることになろう。

あとはいかにして客に入ってきてもらえるか。これが一番難しい問題。少なくとも、ギャンブルとしての競輪に魅力を感じて入ってくれる人などほとんどいまい。となれば、いかにして本当の意味で「ギャンブルスポーツ」の競輪を構築するか。ま、私が思うに、ギャンブルという概念は意外と単純なものだと思うが、競輪の場合は逆にそれを難しくさせすぎているきらいがある。

並びと道中の展開はバッチリ!しかし車券は外れた!、という形で喜ぶファンもいまだいるみたいなので、こうした考え方も変えていくようにせねばならないのは明白だろう。

というわけで、今本当にギャンブル競輪の限界が訪れているとするならば、逆に今こそそれを変えるチャンスといえる。

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全頭検査終了へ

2007-09-18 23:19:50 | 馬インフルエンザ

JRAは今週の開催分から出馬投票時の出走予定馬に対する全頭検査を実施しないと発表。

http://www.sponichi.co.jp/gamble/flash/KFullFlash20070918024.html

馬インフルエンザ発生から1ヶ月。JRAに関しては漸く終息化となった。あとは馬の移動制限の全面解除をいつ行うかが問題。

一方、地方競馬について、NARが今日、現在の状況をまとめた。

http://www.keiba.go.jp/topics/2007/0918_1.html

依然として川崎については、18頭もの陽性馬が出たまま。浦和も7頭出ているが、他はほとんど陽性反応馬も陰性に転化しているようである。

(追記)

金沢で開催される白山大賞典は金沢所属馬限定。Jpn3グレードなくなる。

http://www.netkeiba.com/news/?pid=news_view&no=23025&category=B


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大量落車WEEKLY Vol.74

2007-09-17 21:44:42 | 競輪大量落車

●9月12日

函館7レース

1名失格、3名落車。

mms://wm007.hyper-nets.com/hakodatedigest/07091207.wmv

ダイジェストが始まるジャン前に3名(2、4、6)が落車。9が失格。

●9月16日

高知・オールスター2レース

1名失格、3名落車。

2センターで3(失格)が8を押圧したところまず4が落車し、続いて2、しばらくして9も落車させる。

伊東10レース

4名落車。

http://www.itokeirin.com/ondemand/meta/ito20070916-10_509K.asx

2センターで7、8がもつれあってまず落車し、その後4角付近で3、9ももつれあって落車。

川崎4レース

1名失格、3名落車。

mms://218.219.81.19/kawasakidigest/hi/070916_4r.wmv

最終ホーム過ぎ、3(失格)が併走状態の7にドーンと体当たりをかまして落車させ、2、4が乗り上げ。

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オールスター競輪回顧

2007-09-17 21:39:48 | 大レース回顧集

50回という節目の大会を迎えた今年のオールスター競輪は17日、高知競輪場で決勝戦が行われた。

スタートは5・佐藤友和が取るが、7・飯嶋則之がすかさず1・山崎芳仁の番手を主張しに行き、道中の並びは、山崎-(佐藤・飯嶋)-3・伏見俊昭-8・菊地圭尚、4・豊田知之、2・新田康仁-9・鈴木誠-6・遠澤健二。

注目の山崎の番手争いは佐藤が執拗に飯嶋に牽制をかけるものの、3周回目で飯嶋が山崎の番手に入る形となり、佐藤は一車引いて3番手。ジャン前から新田が動いてきたが、山崎がその動きに突っ張る形となり、飯嶋は労せず山崎の番手でレースを進めることに。

バックから豊田が捲って出てアッと驚かせたが、伏見が豊田の動きに乗じて飯嶋の内へ入り込む形となった。しかし飯嶋が4角で追い出しをかけて山崎を交わすとあとはそのまま押し切って初のG1制覇。2着に伏見、3着に豊田が入った。

今回の決勝は単騎ということもあったし、北日本が4人で結束といっても、いずれもマークタイプの選手ではないということから、飯嶋は最初から山崎の番手を狙うという形でレースを進めた。

道中は山崎の番手に入る形となった佐藤に執拗に攻められるシーンもあったが、結果的に佐藤を根負けさせて山崎の番手に入り込み、さらに新田の動きに対して山崎が突っ張りをかけたことから最後はほとんど無風状態で回れる形となった。

それにしても、4角では伏見、豊田も山崎後位にもぐりこんでいたというに、彼らに先んじて仕掛けた脚は確かなもので、ここまで着実に力をつけてきたというところを印象付けた。準決勝でも平原康多を最後にズブリと差した脚は確かなものがあったが、今後は関東一のマーク選手として、関東のみならず、北日本の先行選手の番手をもスンナリと回れる可能性が高い。となれば今後もさらに勝つチャンスが増えるともいえよう。

今回特筆すべき動きを見せたのは豊田。ラインを組めない一方で、果たして何をしてくるか分からないという注意すべき点はあったが、山崎と新田が早めの仕掛け合戦になったことはあったにせよ、バックから一気に捲ってきたというあたりは、とても現在40歳とは思えない走り。17年ぶりに進出した(90年の平塚・日本選手権以来)G1決勝で3着に入ったのは立派といえる。

一方、佐藤は不慣れな番手戦になったばかりか、その番手を守らねばならないという走りにならざるを得なかったということで道中明らかに気負いが見られた。そして肝心ともいうべき残りあと2周を通過したときに3番手のままで何もできなかったことは悔やまれるのではないか。

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ギャンブル競輪の限界かな

2007-09-16 21:52:27 | 競輪

コンドル日記 TOOL4より

平成19年9月15日(土曜)

歴史がありダービーと同格で6日制の特別として固定化していたオールスターが何の理由からか(過密日程の所為とも)5日制に移行したのが2年前の名古屋から。スタートから2走合計のポイントでの勝ち上りはダメと強く訴えても、作った者の面子とかシステム上の問題とやらで変えず3年目、選手がやる事は昔も今も一緒で、ダービートライアルでやった間違いを繰り返すだけ。2走目に出るのは仕方無い事で、新田康仁が中村浩士にゴール前で内から抜かれ。ドリームを勝った神山雄一郎が平原康多を庇うあまり、中川誠一郎の捲りを止めたとは云えハコ4ではファンは納得しないのでは。これは山崎芳仁が佐藤慎太郎のために無理なレースをやったのも同じ。昔のファンなら苦情を訴えて暴れるけど、今のファンは紳士なので「そんなレースばかりやられては真剣に推理するのは馬鹿らしい」で他の競技に転向するのは自然の摂理。最高峰の大会でこれをやられてはFⅡ戦に影響するのは当然を考えたら恐ろしくなります。


まだやってんのか?こんなミエミエのようなレースを。

せっかく世間は3連休で、丁度いい時期にオールスターが開催されたものだと思っていたけど、4日間の売上げ累計は119億6257万3200円。確か目標売上げは195億円。少なくとも20億円近くは未達に終わりそう。

ま、T社長がいうように、ポイント制なるものを導入すると、ただでさえ競輪は情実が絡むレースが少なくないというのに、ますますそれを助長するようなもの。確かにポイント制はやめたほうがいい。

かといって、T社長の十八番、「昔に戻してくださ~い!」とは全く思わない。だったら6日間制の日本選手権って売上げが上がっているか?年々落ちる一方じゃないのか。

思うに前からいうように、9月という開催時期もよくなさそう。全日本選抜が12月上旬に移行した現在、せめてここは共同通信社杯と入れ替えて10月の開催にしたほうがいいんじゃないか。ま、私の考えとしてはそれこそ、昔に戻してくださ~い!じゃないけど、5月の連休開催が一番いいと思うが。

もう特別競輪は全て4日間制で十分。ただでさえ特別競輪は難しいレースばかり続くというのに、5日間以上など客の懐が持つはずがない。もっとも、中野・井上・滝澤の3強時代の頃は、6日間制でもなにか、もう終わったの?という印象を与えたものだが、いまだと4日間制でさえ非常に長く感じる。下手をしたら今年の東西王座戦は比較的好評だったが、3日間制が一番いいのかも?

それもこれもレースの中身が面白くないから。買わなくても見ているだけで十分楽しめるレースっていうのが今の競輪にあるか?ないのならば、いくら売上げがどうとか言ったところで机上の空論。やはり競輪を全く知らなくとも自然と入り込めるようなレースの構築が何よりも求められていると思うけど。

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