公営競技はどこへ行く

元気溢れる公営競技にしていきたい、その一心で思ったことを書き綴っていきます。

競輪とケイリンは違うのか

2007-05-31 11:20:57 | 競輪

っていう題は既に前々から同じようなことを述べてきたようにも思うが。

確かに、中野浩一V10時代の頃の「ケイリン」といえば、競輪とは似ても似つかぬものだった。

スタート方式は縦一列。誘導の速度も初手からかなり速い。ましてや、当初世界選のケイリンを優勝していた選手といえば、ダニー・クラークやウース・フローラーといったいわばロード系選手が大半。ツールやジロでもスプリンターとして活躍していたこともあったボンテンピが出ていたほどだから、ケイリンはむしろ長距離系種目かと思われたもの。

したがって当時は確かに、競輪とケイリンは違うという見方もできた。

しかし、プロ・アマオープンの時代になり、現在の横一列のスタート方式に改められ、また、誘導のペースも規制が入るようになってほとんど、「競輪」と変わらない形になった。そして、ケイリンの世界選優勝者も、競輪選手と同じく短距離系の選手ばかりである上に、長距離系の選手がケイリンに出るケースはほとんどなくなった。

確かに、例えば1987年、本田晴美が優勝した一戦における、井上茂徳の「大立ち回りプレー」も当時はできたわけだが、アマチュア側の要望により、過度の接触プレーは禁止されることになった。でもこれはある意味致し方あるまい。

昨年のトリノ五輪から、スノーボードクロスという種目ができ、なにやら、昔流行ったローラーゲームみたいな形のものであり、しかも転倒連発といったあたりもローラーゲームと似通った側面が伺えたが、ローラーゲームと違うのは、走行者に対する妨害行為は一切罷りならんということ。ローラーゲームは逆に、妨害行為が売りだった。

つまり、転倒者続出といっても、勝手に転倒しているだけということであり、故意に妨害行為を行うともちろん失格。でもこの種目、かなり楽しめた方も多かったはず。

対してローラーゲームは「場外乱闘」がやがてメインになってしまい、競技性そのものの妙味も薄れてしまったために瞬く間に廃れた。

少なくとも私が思うに、確かに、ケイリンとはアマ側の都合のいいように解釈されたルールの下で行われているものといえるし、日本で生まれ育った競輪とは相容れないものであるという見方もできなくはない。しかし、広くあまねくケイリンを世界に広めようと思うと致し方あるまい。

一方で、競技の円滑性に対する規則は厳格で、誘導のペースは周回ごとに決められている上に、退避せねばならない周回も決まっている。もちろん、牽制プレーはダメ。対して、「競輪」ははっきりいって曖昧模糊。ということは、競輪を知っている当事者しか分からないといった類といえる。

ちなみに、関連記事は2006年7月24日付、

UCIルールへの指針

をご覧ください。

そういえばこの間行われた全プロ大会のケイリンで連覇を果たした武田豊樹が、

「全プロケイリンは普段追い込みの選手が仕掛けてきたりするから結構しんどかった。でも、全プロのケイリンを勝ててうれしい。」

というコメントを残していた。

常に自分で活路を切り開いていかねばならないケイリンというのは、要は力が相当にないと勝てないということにも繋がる。対して今の競輪といえば、たまたま展開に嵌った選手が勝っているだけの様相に見られる。

果たしてどちらが面白いのか。また、どちらが受け入れられやすいのか。

しかも、オリンピックなどで行われるのはケイリンであるし、日本でも高校・大学・実業団で行われているのはケイリン。

なのに日本のプロだけはまるでプロレスみたく、独自ルールの競輪の下で競走を行っているというのはおかしな話といえないか。

そろそろ競輪とケイリンは違うなんていったことをやめにしないか。それに固執したところで、競輪に新たに入ってくる人はほとんどいまい。確かに、競輪がほっといても客を呼べる時代だったならば、競輪とケイリンは違うという見方もできよう。

しかし今やG1開催でさえガラガラのスタンド風景が目立つ事態に陥っている競輪が生き延びる術はもはやケイリンとの「融合」ではないのか。

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凱旋門賞出走へ

2007-05-31 09:07:59 | 競馬

ウオッカの凱旋門賞参戦が決定した模様。

http://www.sponichi.co.jp/gamble/news/2007/05/31/01.html

昨年のディープインパクトのようなぶっつけ本番ではなく、ヴェルメーユ賞かニエユ賞(同日開催)を使ってから本番へと挑む予定だとか。

ちなみに凱旋門賞の牝馬の最近の優勝馬はジャパンカップも出走したことがある1993年のアーバンシー(牝4)だが、3歳牝馬の優勝は1982年のアキーダが今のところ最後。

しかし昨年はプライドが2着に入っているし、3年前はウイジャボードが3歳で出走して3着に入っている。また、1979~83年は牝馬が5連覇を果たし、内3頭が3歳馬だった。

最近は欧州でも牝馬限定のG1戦が増えたことから凱旋門賞に牝馬が出走しない年も出てきているが、もともと凱旋門賞という競走は牝馬にとって結構相性がいいみたいだ。

ちなみに鞍上についても欧州のトップ騎手が検討されているとか。

昨年のディープインパクトを反面教師とした形でプランが練られているみたいだ。

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香港四天王参戦

2007-05-30 13:36:37 | 競馬

3日行われる安田記念は、香港の4頭が参戦するが、いずれも強力。

29日に行われたチャンピオンズマイルでは、エイブルワンが逃げ切り、ジョイフルウイナー2着、ザデューク3着、グッドババ5着だったが、シルバージュビリーカップではジョイフルウイナーが勝ち、チェアマンズトロフィーではグッドババが勝ち、そして昨年の香港マイルではザデュークが勝っているように、香港の短距離戦線は勝ち馬がコロコロと変わっている。

これにアルマダが加わればさらに強力な布陣となった香港勢だが、少なくとも例年以上に日本勢にとっては手ごわい面々が多数集結することになった。

日本勢は、ダイワメジャー、スズカフェニックス、エイシンドーバーあたりが迎え撃つ格好となるが、香港勢もほとんど互角と見られ、このレースもどうやらここまでの流れのごとく、常軌を逸する形の決着になるかもしれない。

さらにいえば、日本VS香港の図式のようにも見える。

国際G1とは名ばかりのレースがほとんどで、ジャパンカップにしても、最近では外国勢の参戦さえほとんどなくなった日本のG1レースにおいて、安田記念だけはかろうじて香港勢が毎年強力な布陣で挑んでくることから、それだけに面白いレースが期待される。

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ベッティングは敗北するか?

2007-05-29 06:56:55 | 公営競技論

という題は今週号の週刊競馬ブック、「一筆啓上」の野元賢一氏の題だが、公営ギャンブルの危機的な内容が最後のほうになって出てくる。

一億総中流時代が崩壊し、格差社会が顕著な時代になる中で、実は格差社会と公営ギャンブルに代表される賭け事との相性は最悪であるという衝撃的な内容だ。

・一握りの高収入組は仕事に集中して忙しく

・時給が下がった人は減収分をカバーするべく長時間労働を強いられる

・リストラされてしまった人はそもそも資金がない

まず、いわゆる高収入組の場合、公営ギャンブルのようなせいぜい4~5万程度のカネが動くものにはほとんど興味を示さない。狙うとしたらもっと大きなカネが動くもの。

株式はもちろん、ヘッジファンド、先物取引といった類のもの。年間億も稼ぐ人ならば、不動産にももちろん興味を持つことだろう。但し中央競馬については「エグゼクティブ層」にもそこそこファンがいるが、他競技はほとんどいまい。

旧中流層以下の層こそが公営ギャンブルの主流層なのだが、そのうち20代の大半はパチスロ層。30代を超えたら公営ギャンブルをやる層も増えてくるが、このうち大半は中央競馬の層で、他競技はやっぱりほとんどおらず、結局、他の層といえば50、60、70代といったあたりに限られてくる。

とはいっても、大量退職世代がいきなりなだれこんでいるわけではない。つまり、それこそキャリアン十年といった人たちが年齢を経て60、70代になっているだけの話。

野元氏はさらに、これが欧米の先発競馬先進国ならば、競技が先で賭けは後からついてくるものだったが、日本では逆で最初から賭けありきになっている。だから余計に危ないと警告しているわけだ。

確かに、最初に賭けありきというのは他にもっと魅力的な賭けが出てきたらそれに乗り移られてしまう。

不思議な話なんだが、昭和30・40年代の競輪ファンの主流年代といえば、20代、30代が圧倒的だった。

当時は今とは違って他のレジャーにカネをかけられるわけでもなかったし、パチンコもフィーバー出現以前だったため、必然的に競輪へと「若者」の興味が行ったというわけ。

それが今や60・70代が主流だけど、要はかれらがそっくりそのまま今もやっていて、その間、新しい世代のファンの参入がほとんどなかったということがいえる。

そう考えていくと、よくあの方が言われている、売上げありき、立派なギャンブルという売りだけでは、もう公営ギャンブルはやっていけないのかもしれない。

こんなことを言うのは何だが、競艇にいたっては末期的というのか、レース以外の「ファンサービス」が売りになっているような気がする。要は客に擦り寄っているというわけだな。

しかし、客との関係は「対等」が原則。これもあのお方が、「ファンのためのルールを」なんていっているけど、あまりにも客に擦り寄った考え方になると、本来一番提供すべきはずのレースの質が著しく落ちてしまいかねない。

やはり、いかにしてレースという根本の商品を売りにできるかにかかっているというのは、前々から言っていることだけど、そのレース内容だって、時代時代に即したものに変えていかねばなるまい。

今思うに、外圧によってやっと世界レベルへと目が向けられるようになった中央競馬と、レースをただ見るだけも結構面白い(上位陣の戦いについては)オートレースについては、賭けを度外視しても十分やっていけそうなはず。但しオートレースは知名度が著しく低く、そのためにファン数の拡大が望めないという最大の欠点を抱えていることから、今のファン層だけではどうにもならないのは言うまでもなし。このままでは、せっかくレースの中身は面白いのに、消滅の憂き目は免れまい。

競輪、競艇については心もとない。ただこれらは全国的なファン層を持っているから、今は何とかもっていけているが、ここらでレースにおける大きな改革を志さねば、正直、10年後、20年後の展望は見えてこない。もっとも競輪の場合にはオリンピックがある。世界選手権だってある。いよいよこれらを「利用すべき」ときではないのか?となると、ターン、ペラ革命とも既に終焉し、枠なり全盛の競艇をどうするかだな。

望ましいのは競輪・競艇・オートレースの三位一体の合併だけど、競艇は監督省が違う上に、あのファミリーの存在が大きい。それに競輪との仲の悪さはいわずもがななだけに、本当に厄介な問題・・・

地方競馬は野元氏がそうであるように、不要論を唱える人も少なくないだろうが、そもそもイギリスにしたってアメリカにしたって、はたまたオーストラリアにしたって、地方競馬レベルの競馬場は数多ある。しかも運営方式は州や協会によってバラバラというところがほとんどで、中央競馬会のような中央集権制のところはほとんどない。また、地方競馬を全廃したとすれば、中央競馬は今よりも開催日数を増やさねばならないが、収益を今以上に上げられるのかと考えると非常に疑問。

競馬が中央、地方と分かれていることについてはいずれは廃止せねばならないだろうが、中央競馬の運営方式の一本化だと生産頭数は今のせいぜい5分の1程度でいいことになる。でも果たして5分の1程度に減らして、世界に伍して戦えるような強い馬が作れるのだろうか?競走馬の場合は淘汰の数が多ければ多いほど、本当に「残れる」馬が出てくるんじゃないのか?人間と違って馬の場合の英才教育の基本とは「淘汰」にあるはず。

それと競馬の根幹は何といっても「生産」である。日本も下手をすれば、戦後間もない頃のように、例えば、「濠州産馬」をどんどん輸入したほうがいいという考えになりかねないのでは。

でも香港がそうしているからといって、香港の場合は生産拠点がないからそうしているだけの話。もし中国が競走馬の生産を本格的に始めたならば、いずれ中国「内国産」馬が主流を占めることになるだろう。となると、中国産が日本産を脅かす時代になるだろうが、サラブレッドの血統とは歴史がないと築き上げていけない。サラを導入して約100年。1世紀経って漸く世界的に日本産のサラブレッドが認められようとしているのに、まさか脈々と流れ続ける歴史を断ち切ろうとでも言うのだろうか?しがたって、今残る地方競馬場もできることなら残す方向性へと導いてやったほうがいい。

そして最後に、できることならば公営各競技もスポンサーを募り、投票券売上げだけに頼ることがないようなしっかりとした経営基盤を作ってもらいたいもの。目先の売上げ、ファンサービスだけではいずれ立ち行かなくなっていくことであろう。今こそ将来を見据えた展望を描き、馬券、車券、舟券は「おまけ」(とまでは当然行かなくとも)といえるような時代を築き上げていってほしいものである。

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メッカに帰ってきた

2007-05-29 00:11:06 | 競艇

実に15年ぶりに住之江で開催される笹川賞。

http://www.kyotei.or.jp/race_info/special/2007/12_0529/img/poster800.jpg

しかし、昔は笹川賞の開催といえばほとんど住之江と決まっていた。これは当然、名前の主である、笹川良一会長のお膝元という意味合いがあったからだろう。

住之江で毎年開催されていた頃は5月でも上旬、つまりゴールデンウイークの最中に開催されていた。しかし、住之江での同大会の直近開催である1992年を最後にGW開催ではなくなり、現在では5月下旬の開催となっている。

笹川賞といえば、SG大会としては、賞金王決定戦の開催以上に施行者が張り切る大会とも言われ、売上げについても賞金王決定戦を別格とすれば、常にその次に売上げが高いといわれた「ドル箱開催」でもあった。

ところが最近の笹川賞を見ると、どうもドル箱というには怪しい雰囲気になってきた。

ファン投票などの事前PRでは、業界が言うには、

「史上最高の得票が集まりました!」

「本番での盛り上がりが大いに期待できそうです!」

と大々的に喧伝するが、いざ本番に入ると売上げは低落基調。「笹川」いう偉大なる名称をもつ大会である以上、これ以上の低落基調は許されないという決意を胸に、15年ぶりにメッカ開催となったと思われる。

したがって目標の170億円はどうしてもクリアせねばならない、という気持ちは高いはず。

幸い、3月の平和島・総理大臣杯では優勝戦でのフライングがなければ180億円を超える売上げがあった。また、昨年と比較すると、ただいま好調に推移しているBP名古屋・梅田らが加わるし、競馬のG1もダービーとかち合わない上に、同じく近畿地区で行われる高松宮記念杯競輪は土日は予選だから、かなり期待できるかもしれない。

問題はフライングだろう。とりわけ、優勝戦におけるフライングはどうしても避けてくれ、と祈る思いになるかも。

もっとも、住之江における笹川賞の開催は今年限りと思われる。来年はやはり賞金王決定戦の舞台に戻ることだろう。すると、施行者側以上に業界自体が、住之江での笹川賞では失敗は許されないという気持ちをもってやってくれると思うから、レース他も十分期待できると思う。

ところで、住之江ではナイター開催ができるようになったが、いずれはオーシャンカップないしMB記念の開催を行うのだろうか?

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落車禍は許せません!

2007-05-28 19:58:19 | 競輪大量落車

宇都宮記念、岸和田記念における落車レース連発で、T社長が激怒。

コンドル日記より

岸和田記念は落車で始まり、落車で終わった様な気がして成りません。1着でゴールした井上昌己は1番人気に応えても不運な失格。落車事故は当事者だけでなく、避けるためにどれだけの影響があるかは計り知れません。決勝戦も一瞬巻き込まれたかと。避けた佐藤友和は精神的に立て直すまでに時間を要して仕掛け遅れ。宇都宮記念もそうでした。そう言えば競輪祭の決勝・ダービーの決勝も大金を投じたファンの夢をぶち壊すものばかり。競輪と云うギャンブルに不信感は増し、「やめた」に成った人も居たのでは。

とうとう堪らん!とばかりにT社長が落車禍に激怒。

やめた人間は確かにいるだろうね。

とにかく、大量落車があったらそのレースそのものがぶち壊しになってしまうからなぁ。

問題は選手連にその自覚があるのかどうか?

落車ではないが、毎度おなじみの内側追い抜き失格も絶えないし、ひょっとすると、末期的な状態になっているのかも。

要は選手の連中に危機感がない現れだろう、ということは何度も言ってきたが・・・

T社長もこれを期に大量落車についても、

「何を考えているんでしょう!こんなレースばかり続いたら、また何百人ものファンが去っていくんですよ!」

と声高に言ってやってくれ!

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渦中の大臣が自殺

2007-05-28 19:25:39 | 政治経済問題

松岡農林水産大臣が自殺。

http://news.goo.ne.jp/article/asahi/nation/K2007052801750.html

http://www.sponichi.co.jp/society/flash/KFullFlash20070528033.html

事務所費にかかる「何とか還元水」疑惑や、緑資源機構の談合事件に絡んで関連会社から多額の献金を受けていたと目されている渦中の人だったが、突然の訃報となった。

真相は闇に葬り去られることになってしまいそうだが、それこそ、黒澤明作品にあった、「悪い奴ほどよく眠る」の世界と同じなのか? 

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多重ボックス買いがお勧め?

2007-05-28 00:32:43 | 競馬

日本ダービーでも、馬連でさえ5万円台の超大穴。そういえば今年のJRAのG1戦線とえば、常軌を逸するかのような荒れ方のオンパレード。買い目をよほど多くしないと取れもしない、という流れになっている。

あの巨大掲示板で笑われたが、私は競馬では馬連の18頭中9頭ボックス買い(10頭っていうのもやったことがある)とか、はたまた競輪だったら6人2車単ボックス買いなんて平気でやっていた頃があった。

ま、取って損というケースがもちろん多かったわけだが、意外とこうした買い方をして儲けたこともあった。

7年前の安田記念は、とにかく訳のわからない馬ばかり出ていたんで、外国馬2頭をもちろん買った上で10頭ボックス買いにしたら万シューだったし、同じく7年前の競輪グランプリでは、7車ボックス買いとしたにもかかわらず、1万円ほど儲かったことがあった。また、6年前の京都新聞杯では9頭ボックス買いだったが、2万シューの配当が当たった。

他にも、4年前のNHKマイルカップも似たような買い方をしてとったことがあった。

もっとも、「全通り買い」は一回、3年前の笹川賞の優勝戦でやったけど、大損を食らったし、ギャンブルの妙味もなくなるからやめたほうが賢明。

上記のケースに限らず、とりわけ、競輪の6人2車単ボックス買いっていうのは結構効果があった。競輪は3分の2が筋違いのフォーカスで決まるから、ということを逆手にとったものだったが、反面、買うレースというのはもちろん限られてくる。

そして、1レースあたりの購入額は1万円以内に抑えること。それと、1レースあたりの賭式は一つに決めること、といったことをやっていただきたいもの。

とはいっても、今年の春のG1はこうした買い方をしても取れないケースがほとんどかもしれない。本当に常軌を逸している。だったらもう、自信がなければパスすることも賢明か?

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大量落車WEEKLY Vol.61

2007-05-28 00:07:45 | 競輪大量落車

●5月18日

宇都宮記念2レース

5名落車。

mms://miyakame.hyper-nets.com/miyakame_digest/07051802.wmv

●5月21日

川崎7レース

4名落車。

mms://218.219.81.19/kawasakidigest/hi/070521_7r.wmv

●5月25日

岸和田記念4レース

5名落車(内1名失格)。

mms://wm6.digi-c.com/kishiwada/h070525_04.wmv

岸和田記念の最終日まで延ばしてみたが、大量落車に関して言えば上記3件だけ。

しかし、岸和田記念では落車レースは頻発していたし、1名失格、2名落車というケースは多かった。

たまたま今回はこれだけといった意味合いが強いんだろうな。


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東京優駿回顧

2007-05-27 16:46:33 | 大レース回顧集

第74回東京優駿(日本ダービー)が皇太子殿下、安倍内閣総理大臣臨席のもと、行われた。

1番人気は15・フサイチホウオーが断然人気を集める1.6倍、2番人気は皐月賞馬、17・ヴィクトリーで8.2倍。10倍以下の単勝人気はこの2頭だけだったが、11年ぶりに牝馬として同レースに参戦した3・ウオッカが10.5倍の3番人気で続いた。

スタートはウオッカがいい出をみせ、逆にヴィクトリーは立ち遅れ。初手は後方から2頭目の位置となり、その後おっつけながら前へと出て行った。

12・サンツェッペリンが前へ出たところ、外から16・アサクサキングスがこれを交わしてハナに立ち、サンが2番手。ヴィクトリーは漸く向正面で4番手あたりに漸進。フサイチホウオーは5番手あたりにつけ、14・アドマイヤオーラがホウオーをぴったりとマーク。ウオッカはほぼ中団の位置につける。

大欅を通過しても馬順はほとんど変わらず、先頭のアサクサ、2番手のサンが快調なペースを維持して直線へ。

ウオッカは馬場の真ん中を突っ込み、ホウオー、オーラが仕掛ける前にスパート。直線半ばではアサクサがまだ先頭に立っていたが、坂を下って一気に抜き去り、そのまま2着に3馬身の差をつけ、牝馬としてはクリフジ以来、64年ぶり3頭目の同レース制覇。2着はアサクサが粘りこみ、オーラが3着。サンが4着に入り、断然人気のホウオーは直線で全く伸びず7着。ヴィクトリーも9着に終わった。

先日の当ブログでも、道中、外目に馬を持ち出して馬群には入れず、直線も外目から抜け出す競馬ができれば、長い脚を駆使できるこの馬のことだから勝てるチャンスはあると書いたウオッカだが、今回はパドックの気配からして、牝馬とは思えぬ雄大さを見せていたし、スタートの出も申し分なし。道中も無理せず中団位置をキープし、最後は牝馬ではなく牡馬ではないのか?と思わせるような豪快な走りを見せ、見事64年ぶりの牝馬のダービー馬に輝いた。

阪神ジュべナイルフィリーズを勝ったときも、最後の脚の繰り出し方が他と違ったことから、早くもオークス候補はこの馬だ、と思ったほどだが、まさかオークスではなく、日本ダービーを勝つとは思ってもみなかった。

桜花賞については幾分疲れがあったようにも感じ、また、ダイワスカーレットに早めにいい脚を繰り出されて2着に終わったものの、最後はまっすぐと走りきれており、もし次がオークスだったらまずこの馬で仕方ないと思ったもの。

ところが、桜花賞を勝ったら、という条件つきで登録していた日本ダービーになんと出走を決意。しかし、単勝こそ3番人気ながらも連勝を軸としている競馬予想者はほとんどおらず、さすがに牡馬相手には厳しいと見られていた。

ちなみに、合田直弘氏は自身のコラムでこのようなことを書いている。

http://www.sponichi.co.jp/gamble/column/foreign/KFullNormal20070524052.html

牝馬のダービー馬については、アイルランドでは90年代に2頭出現しているということは当ブログでも述べたが、ハンデ差について、愛ダービーが1.36キロしかないのに、日本ダービーでは2キロあるという点に着眼していた。したがってこれだけのハンデ差があれば決してチャンスがないわけではないという見方をしている。

ところで、この日本ダービーを勝ったことにより、俄然、凱旋門賞挑戦が現実味を帯びてくるかもしれない。

何せ、凱旋門賞といえば3歳牝馬のハンデは54.5キロ。3歳牡馬よりも1.5キロ、古馬牡馬だと4.5キロの差がある。

以前にヴェルメーユ賞を使って凱旋門賞へのプランという話があったように思うが、既に第一次登録も済ませており、今後の動向が注目される。

また、史上初の、「父・娘」のダービー馬ともなった。

「もう引退してもいい!」とインタビューで話していた四位洋文騎手も、また、角居勝彦調教師も初の同レース制覇。

そして名門、カントリー牧場のオーナーである谷水雄三氏は2度目、先代の父・信夫氏のときから数えると4度目のダービー制覇となったが、「タニノ」の冠をつけなかった馬が勝ったのは今回が初めてである。

アサクサキングスは人気をソコソコ背負っていた皐月賞、NHKマイルカップと直線で伸びを欠く競馬で敗れ、今回は人気を落としていたが、今回は自らペースを握り、結果最後まで逃げ粘った。ウオッカにこそ完敗したといえ、牡馬最先着を果たす粘りの競馬ができたのではないか。

アドマイヤオーラも直線では伸びてきたが、弥生賞を勝ったときの調子に戻ってない様子。サンツェッペリンは最後力尽きた格好。

断然人気を背負ったフサイチホウオーだが、道中の位置取りは良かったように思えたが、直線に入ってからさっぱり伸びなかった。今後にも影響しそうな負け方。ヴィクトリーは本馬場に入ってからとうとうキャンターができず、終始カリカリしていた様子だったが、レースに入ってもそれが解消されず、スタートで後手を踏んで完敗した。

*関連記事はこちら(スポニチアネックス)

天女ウオッカ強く、美しくダービー制覇

ついに届いた…四位男泣き/ダービー

ホウオー鬼脚不発で惨敗/ダービー

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勝てば64年ぶり

2007-05-27 15:47:10 | 競馬

明日のダービーで勝てば1943年のクリフジ以来、64年ぶりの牝馬の優勝となるウオッカ

牝馬では、3着以内に入ったケースも61年のチトセホープ以来ないが、そのチトセホープまでを見ると、合計16頭も3着以内に入っている。

53年に英国に倣ってオークスがダービーの前週に行われるようになってから、牝馬のダービー参戦そのものが少なくなったこともあって、ダービーは牡馬の3歳頂点を決めるレースと化した感があるが、他の国のダービーではどうなっているのか?

英ダービーでは、1916年、この年はニューマーケット開催だったが、フィフィネラが勝って以来牝馬の優勝はなし。仏ダービー(ジョッキークラブ賞)でも、1917年のブルメリ以来優勝なし。伊ダービーでも1936年以来出現していない。

しかし英・仏のダービー組が激突することで知られる愛ダービーでは1990年代にサルサビル(1990)とバランシーン(1994)が勝っている。

独ダービーでは、1997年にボルジアが勝っているし、ケンタッキーダービーでは、1980年代にジェニュインリスク(1980)とウイニングカラーズ(1988)が勝っている。

大井の東京ダービーでは、1991年にアポロピンクが制覇。2年前の89年はご存知、ロジータが勝っている。

出ていないことはない牝馬のダービー馬。しかし、どうも日本ダービーの場合は英・仏・伊と同じ流れになっているような気が。

となると、ウオッカが勝てばまさしく、歴史的快挙となる。

しかしウオッカについては、もしここで勝つようならば、ハンデが軽くなることもあって、何と凱旋門賞挑戦へのプランも上がっているとか。

上の目標が高ければ、自ずと結果を残せるかもしれない。果たしてどんなパフォーマンスを見せてくれるのか。

(追伸)

64年ぶりに牝馬のダービー馬誕生!

史上初の父・娘ダービー制覇。

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検証コーナー

2007-05-27 09:18:42 | 競輪

コンドル日記にこんな記事があった。

(準決勝)Aの10Rは井上昌己が浦山一栄ー内藤敦の3番手をキープして直線一気で紫原政文が流れ込んだのに、ホームで止めに来た五十嵐力を押し返す時に後輪が前輪を払い、たまたまそこに外帯線があったゝめ失格。落車した五十嵐が「自分の技量不足で迷惑掛けました」と言ってたのを考えたらセーフで良かったのでは。2着は逃げた浦山で3着は紫原マークの木竜司。

いつものとおり、この日記だけでは信憑性に疑問があるので実際に岸和田記念第10レース準決勝A戦のリプレイを見て検証してみよう。

mms://wm6.digi-c.com/kishiwada/h070526_10.wmv

リプレイを見たら、井上が3番手を取りに行く際、五十嵐が後方を確認しているプレーが見られた。悪く言えばよそ見運行。

その際、井上の後輪と五十嵐の前輪が当たったというわけだな。

競技規則には後方確認は一切してはならないという項目はないので、前輪をひっかけた井上は当然失格。でもある意味井上にとって不運だったことは確か。

その点について、五十嵐は日記にあるとおり謝っている。


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激減

2007-05-27 08:55:10 | スポーツ

toto BIGの売上げが5億7385万2000円にとどまった。

キャリーオーバーが続き、最高配当の6億円が5口出る可能性があった前週は61億2033万1500円にも上ったが、何と前週の1割にも満たない数字。

確かに今年のJリーグ開幕週における売上げと比較すると約5倍にはなっているが、「一体どうして買えないんだ!」という話はすっかり今は昔といった様相。

もっとも、今週キャリーオーバーとなり、それがまたぞろ続けば売上げはまたまた上がっていくのかもしれない。しかし、この数字を見る限り、要は一攫千金に目がくらんだ?人間がただ群がっただけだったといえる。

 

 


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勝たねばならない意識

2007-05-26 22:11:51 | 競輪

中野浩一さんが23日の日刊スポーツ紙上でこのようなことを述べている。抜粋して取り上げる。

~その中で気になっているのは選手たちの勝利に対する意識だ。

例えばラインの番手を回る選手が、逃げる先行をかばって抜けないケース。あるいは目標がない追い込み選手が、先行同士の連係を分断しないケース(中略)~

私の視点で見ると、「勝ちたい」という意識が見えない。ある意味では競輪界の危機と言っていいだろう。

中野さんが現役時代の頃には確かによくあるケースだった。

中野さんといえば、番手捲りのスペシャリストということもでき、九州の先行選手をどれだけ番手捲りしたか分からない。

そればかりか、分断もうまかった。とりわけ、敵ラインの逃げ選手の番手に入るプレーも随所にやっていて、その選手の力がなくなるとあっさりと番手捲り。浩一ダッシュと言われるように豪快な捲り勝ちのイメージが強い中野さんだが、意外とこうしたせこいプレーで勝ったケースも多かった。

それでも、中野さんがそうやって勝っても客から汚い、なんていわれたことなどほとんどなかったはず。

よく、「昔の競輪」という話を持ち出すケースが見られるが、昔の競輪こそ、ライン内での「裏切り」とか、追い込み選手の大捲りなんていったケースがよくあった。西宮では、追い込み選手がバックから捲っていくケースはむしろ当たり前のように思われたもの。

今は裏切りなんていうプレーは見ていてほとんどないし、また、逃げ選手が明らかに力がなくなっているのに番手捲りしようというプレーをする選手もほとんどいない。

さらにいえば、絶対に勝たねばならないという意識を持って競走に挑んでいたケースというのは、全盛期の神山と吉岡までだろう。

ところで、中野さんの話には続きがある。

~SS級にランク付けされる選手は、強い選手でなければならないのは当然だろう。トップスターにふさわしい風格、パワー、技能が要求されるのは言うまでもない。さらに、ランクが下の選手には負けないという気持ちを持たないといけないんだ。

そうでなければ、ファンはSS級の選手に対してどのような視点で見ればいいのか混乱してしまう。

SS級のような制度については、私は昔、月刊競輪で実施できないものかと投稿した記憶がある。20年以上前の話だが。

私案ではG級(ゴールド級)として、27名に限定。そして27名限定でビッグレースを開催したらどうかというもので、こうした大会については当時級班入れ替えは年3回制だったから、年3回実施し、実施場所については、特別競輪をなかなか開催できないところで行えばどうか、といったものだった。

形は違えど、年3回かつ特別競輪の開催は困難という場を救済する意味では、ふるさとダービーが行われるようになったし、今年からリニューアルされた東西王座戦は選手が東西27名ずつ限定されて行われるようになった。そして、G級はSS級として誕生することになった。

ただ投稿した当時は中野、井上、滝澤の3強時代で、他にも山口健治、清嶋彰一、尾崎雅彦、吉井秀仁、佐々木昭彦などといった当時の錚々たる顔ぶれの時代。彼らは特別競輪ではほとんど決勝へと駒を進めていたし、記念優勝も結構あった。

しかし今のトップクラスを見る限り、18人選ぶといっても果たしてどんな選手が相応しいのか、正直分からないといった印象。したがってSS級の創設については時期尚早という気がしてならない。

一方、これを利用してルール、制度の改革を推し進めていくということであれば意味はあると思う。恐らくルール、制度については、来年の北京五輪の結果に基づき、草案をまとめていくような気がするが、とにかくSS級を設けた以上、18人には常にどの開催でも主役を張ってもらいたいもの。

コメント (2)
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分かっちゃいるけどやめられない?

2007-05-25 15:36:30 | 競馬

毎日新聞より

◇「手続き上、違法性ない」--運営監視委員会

 岩手競馬の経営悪化の背景を検証するために設置された第三者機関「県競馬組合事業運営監視委員会」の第2回会合が22日に開かれ、同組合の高額な美術品購入などの事実が明らかになった。しかし同委員会では「手続き上の違法性はない」としてこれ以上の追及はしない方針だ。
 同委員会は経営悪化や累積債務拡大に至った経過を検証し、今後の運営に生かそうと設立された第三者の監視機関。増田寛也前知事は、競馬組合議会のチェック機能に疑問を投げかけていた。
 同日の会合では、96年の盛岡競馬場(オーロパーク)の建設について、県側が土木造成工事費や周辺道路の整備費が膨らみ建設費が237億円から410億円に膨らんだ経緯を説明した。
 委員からは「当初、オーロパークがある盛岡市新庄上八木田地区は(中心部から離れた山の上にあり)遠すぎるとの意見があったはずだ」と指摘があり、別の委員からも「売り上げが落ちたのに、建設費を増額するのは疑問だ」との声が上がった。
 しかし当時の判断については、「最終的に議会で議決しているので手続き的に違法性はない」と責任追及には至らなかった。
 また組合が79~95年度に美術品53作品約4億400万円を購入していた事実も明かされたが、判断の妥当性について「手続きに違法な点はみられない」(委員長の八木橋伸之弁護士)とするにとどまった。
 委員会は検証結果を元に今後の岩手競馬のあり方も検討する予定。しかし、「危機的な状況なので、制度や商品面で新しいことをする必要がある」と話すにとどまり、具体策は示されなかった。
 公約で「(競馬問題については)失敗を繰り返さないよう徹底した検証を行う」と約束した組合管理者・達増拓也知事の今後の取り組みが注目される。【念佛明奈】


何考えているんだろう?

とはいっても、岩手競馬が「膨張路線」をしてきた頃の話なので、今更追求云々をする必要もないだろうが、競馬廃止推進派にとっては「垂涎の話」といえるのかも。

もっとも、岩手県競馬組合がいかに杜撰な運営方式を行ってきたか、このあともどんどんこういった話がでてきそう。


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