昨日は待ちに待った「金環日食」。無限に広がる大宇宙の神秘がつむぎ出す奇跡のハーモニー。その世紀の瞬間にこの世で生きて立ち会うことのできる幸せを噛みしめつつ、観測用グラスを握りしめて、今か今かと・・・
・・・というような事もなく、なんとなく過ぎていきました。山形ではきちんと「金環」になるわけでもないし。でも、もちろん寝ていたわけではありません。息子と一緒に「基礎英語」もちゃんと聴きました。
「ん?そういえば、アレって今日じゃなかった?」
「なに、あれって。尿検査?もう学校に出したけど。」
「ちがうっ、日食だよ。」
「あっ・・・そうだ。つーかでも何時なの?」
「朝だろ。もう始まってんのかな?」
・・・とまあ、こんな感じで緊張感なく過ごしておりましたが、テレビをつけると「あと○○分!」と、どこのチャンネルでも大騒ぎ。少し早く家を出れば、学校でちょうど「ピーク」を見られるということで、一本前のバスで出かけて行きました。
私が予約してあった整体に向かうために家を出た時に、ちょうどピークのあたりだったようでした。
肉眼でしたから、太陽はいつもと同じようにまぶしくて見られません。でも、不思議にすこし光に力がない。天気が良い朝なのに、目に見える物の赤みが薄くなって、辺りは青ざめているような感じでした。この時期の陽射しは、すでに肌に熱く感じるものですが、なんだかヒンヤリ。
昔の人が日食を、不吉なものに感じた気持ちがよくわかりました。たしかに「天変地異」の一種です。知らなければ不安になるのが当然です。
「天体ショー」にロマンを感じるも良し、「天変地異」に厳粛な畏れを感じるも良し。次に本州でこの現象が見られるのはかなり先で、今の私達にはもう縁がないようですが、その頃も平和に観測できる世の中であることを祈ります。
(関係ないですが、漢字で書くと「日食」と「甘食」って似てますね。小さい頃おやつでよく食べさせられましたが、今もあるんでしょうか?)
・・・というような事もなく、なんとなく過ぎていきました。山形ではきちんと「金環」になるわけでもないし。でも、もちろん寝ていたわけではありません。息子と一緒に「基礎英語」もちゃんと聴きました。
「ん?そういえば、アレって今日じゃなかった?」
「なに、あれって。尿検査?もう学校に出したけど。」
「ちがうっ、日食だよ。」
「あっ・・・そうだ。つーかでも何時なの?」
「朝だろ。もう始まってんのかな?」
・・・とまあ、こんな感じで緊張感なく過ごしておりましたが、テレビをつけると「あと○○分!」と、どこのチャンネルでも大騒ぎ。少し早く家を出れば、学校でちょうど「ピーク」を見られるということで、一本前のバスで出かけて行きました。
私が予約してあった整体に向かうために家を出た時に、ちょうどピークのあたりだったようでした。
肉眼でしたから、太陽はいつもと同じようにまぶしくて見られません。でも、不思議にすこし光に力がない。天気が良い朝なのに、目に見える物の赤みが薄くなって、辺りは青ざめているような感じでした。この時期の陽射しは、すでに肌に熱く感じるものですが、なんだかヒンヤリ。
昔の人が日食を、不吉なものに感じた気持ちがよくわかりました。たしかに「天変地異」の一種です。知らなければ不安になるのが当然です。
「天体ショー」にロマンを感じるも良し、「天変地異」に厳粛な畏れを感じるも良し。次に本州でこの現象が見られるのはかなり先で、今の私達にはもう縁がないようですが、その頃も平和に観測できる世の中であることを祈ります。
(関係ないですが、漢字で書くと「日食」と「甘食」って似てますね。小さい頃おやつでよく食べさせられましたが、今もあるんでしょうか?)
「日食」は確か昔は「日蝕」と書いてた気がしますが、まさにその字がふさわしいのかも。
でも、そういう「動物の特殊な行動」として、金環日食の時に「チンパンジーが寄り添って空を見上げる」というのがテレビで紹介されていましたが、人間の方がよっぽど「特殊」だったと思います。世の中の動物達は、一斉に空を見上げて大騒ぎしている「ヒト」に、さぞ驚いたことでしょう。