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「信長協奏曲15」石井あけみ

2017年05月12日 | コミックス
ますます先が読めない

信長協奏曲(15) (ゲッサン少年サンデーコミックス)
石井あゆみ
小学館


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主君のため…竹中半兵衛決死行!

荒木村重謀反!!
反織田勢の機運が高まる中国方面の戦況を
裏で操るは、将軍・足利義昭。
そんな義昭と秀吉を結ぶ意外なきっかけは…!?
片や、秀吉に疑いの目を向ける竹中半兵衛の元に
とある情報が転がり込み…!
戦国に、思惑錯綜する第15巻!!


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いよいよ、ときが迫ってきた感じの第15巻。
竹中半兵衛が、亡くなります。
それも病床にて、ということではなくて・・・。
竹中半兵衛、そして荒木村重の謀反とくれば、
ここにはぜひ黒田官兵衛に触れてほしいところなのですが、
残念ですが本作中では全く触れられていません。
人質の官兵衛の息子を殺すようにと信長が命じるようなシーンは、
確かにこの物語にはそぐわないか・・・。


しかし、本巻を見るとますますわからなくなってきます。
本作の明智光秀=ホンモノの信長は、
あくまでもサブロー信長を守ろうとしているように見受けられます。
とすれば、本能寺の変で信長を襲うのは一体誰?
やがて天下を取る野望に燃える秀吉は、
結局私たちの知っているとおりの動きしかしない。
あ、ここでの石田三成と秀吉との関係のはじまりのシーンもなかなか興味深いですが。


いや、そもそもこのストーリーはやっぱり、
信長の死で終わってしまうのでしょうか?
その後の秀吉の死辺りまで連載を続けてほしいと思ったりして・・・。
そう、「秀吉狂詩曲(ラプソディ)」に変えて・・・。
待たれる次巻。

「信長協奏曲15」石井あけみ ゲッサン少年サンデーコミックス
満足度★★★.5




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