うさぎの日記

毎日とはいかないけど・・・ぼちぼちと。

劇団キンダーズペース「新牡丹灯籠」→美女びじょの会

2011-02-03 | Weblog
先日、劇団キンダースペースの「新牡丹灯籠」を両国にあるシアターX にて観劇。
キンダースペースの本公演で和物を見せて貰うのは初めてでした。
随分早い時期から、着付けや、所作など立ち居振る舞い
稽古を重ねていたようです。
三遊亭圓朝の原作を代表原田一樹氏が構成・脚本・そして演出。

新とついておりますように、いくつかの作品を一つのストーリーにまとめ上げた
キンダーならではの牡丹灯籠。楽しく拝見させて頂きました。
楽しくと言うのは、言葉として語弊があるのかもしれません。
興味深く?がいいのかな?

「牡丹灯籠が私たちを引きつけるのは、
復習による怨念が別の世界からの襲撃ではなく
愛の執着によるもう一つの世界への誘惑であるからです。」

と、原田氏は、書いています。

死してなお、愛する人の元へ通うお露。
愛しているがゆえに、愛する人に執着し、
愛している人さえも自分の世界に連れて行こうとする。
人間の業。

貧乏長屋で、肩寄せ合って、生きていた頃は
元気に満ちあふれていた、伴蔵とお峰。
大金を手にしたときから、歯車が狂っていく。

人を陥れて愛を手に入れようとしたお国と源次郎は幸せになることはなく。

死んでいても生きていても、
人間は、結局愚かなことを繰り返しているのかとそう思わせる舞台でした。

怪談話。得体の知れない事への恐怖。
その得体の知れないことは、実は、人間そのものの中にあるのかなぁと。

時代物は難しいと、
お米のS子ちゃんが言っていたけれど、
こういう風に、自分たちのDNAに潜む何かを学びつつ、
演じるのは、彼らにとって、力になるんだろうなぁ。

最近若手がとても頑張っていて、
全体的に毎回一番いいんじゃないと思う舞台になっているキンダースペース。
これから楽しみです。

そして、上のお写真は、観劇後の美女びじょの会で
(ブログつながりの、熟女の会ですね。かおりさん、oliveさん、にゃんこさん
PEARさん、けさくさんなどで構成されております。随時入会可(^o^)
この日は、殿方も参加。)
にゃんこさんから頂いた手鏡。
手彫り。にゃんこ作。大好きなバラの柄。
これを全員に作ってきてくださったのです。
素晴らしい!!ありがとうございます。


かおりさんから投扇興の説明もあり。
観劇が倍に楽しくなる会なのでありました。

美女びじょ会会長のKokeママさんは、
富山から飛行機が飛ばず、
新幹線でいらっしゃいました。が
私は、次の予定がありお会いできず。

また今度ー!!!