2010年8月27日
『 学校林に生えた竹を整備して活用しようと、田布施町立田布施西小学校で24日、体験学習があった。4~6年生24人が竹を切り出し、竹カップとはしを作って、校庭でそうめん流しを楽しんだ。 指導役は同町の林業研究グループ「里の山小行司(こぎょうじ)」の8人。高辻道久会長(61)は子どもたちに「竹は昔、タケノコを食べたり竹を使ったりするために人間が植えたもの。使わなくなってあちこち広がって、やっかいものになっているけど、うまく付き合っていこう」と趣旨を説明。指導者と6年生は学校の隣の山にヘルメット姿で入り、のこぎりで竹を20本伐採。それを4・5年生が校庭に運び、枝を1本ずつ払った。 それから校庭で切った竹を使い、カップとはしをそれぞれ制作。4年の徳野滉一くんは「竹は重くて、切るのも運ぶのも大変だった」と汗だく。6年の亀田耕平くんは「学校林がすっきりした。竹って便利だなと思った」。最後は、自作のカップとはしでそうめん流しを堪能した。 』 アサヒコム
竹は、昔から人間生活に役立っていると思います。竹の子は、栄養がないと昔は言われていましたが今は栄養素の面でも見直されています。竹製品は、丈夫で体に良いと言われています。日本の竹は、竹刀に使われていても折れにくく安全と言われていますし、竹の箸や箸箱、ざるや杓文字、竹の食器類は合成樹脂と違い使われている内に食器類から薬品成分滲み出ずアレルギー体質にも安心と思います。奈良の大安寺の癌封じは、青竹にお酒を入れ参拝客に振舞っています。青竹から出る成分は体に良いそうです。自然保護の時代、身近に有る竹の有効利用をもつと考えるべきでは有りませんか。安全で、体に優しく親しみを持てる自然素材の竹製品の良さを皆で考えるべきでは有りませんか。プラッチック製品の廃棄物の海洋汚染として問題になっている今日、海の生態系の破壊にも繋がると思います。昔の人は地震が起こると竹薮に逃げたと言われています。地球環境保護、エコ時代です。日本の伝統文化と生活に長年根付いている竹の製品の良さを日本人として考え直すべきです。