一種試験の全日程は次の通り。
申し込み受け付け=4月1~8日▽1次試験=5月1日▽1次試験合格者発表=5月13日▽2次試験=5月22日(筆記)、5月26日~6月10日(人物)▽最終合格者発表=6月20日(2010/12/16-15:57)時事通信
今のような先行き不透明な日本の経済状況で、景気回復には後3年は掛かると言われている今日です。身分の安定した国家公務員一種試験に来年も人気が集り、志願者が今年より増え最高の志願者数になるのではないでしょうか。国家公務員のキャリア組みは、東京大学法学部出身が多いので、高級官僚になるには東京大学に合格するのが戦前、戦後を通じての国家公務員としての出世の階段になるのでは有りませんか。
2010年 「国家公務員I種試験」 合格者発表
大学別トップは今年も東大 競争率は20・5倍に大幅上昇
人事院が22日に発表した2010年度国家公務員I種試験の合格者は1314人で、
前年度より180人減った。競争率は20.5倍(前年度14.9倍)で政府の新規採用
抑制方針や応募者数増加の影響を受け、02年度以来8年ぶりに20倍を超えた。
女性合格者は272人、全体に占める割合は20.7%で過去最高だった。 競争率
の過去最高は1978年度の42.7倍で、ここ数年は15倍前後の水準だった。
今年は不況による民間企業の採用抑制のあおりで応募者数が2万6888人(同2万
2186人) に増加。 一方、政府の方針を受けてI種合格者の採用予定数が当初の
575人から531人 (同597人) に絞り込まれ、より 「狭き門」 となった。
合格者が多い大学は東京大428人、京都大157人、早稲田大71人、東北大61人、
慶応大58人などの順。 私立出身者は265人で、合格者に占める割合は20.2%
(同21.4%) だった。 法科大学院の合格者数は92人(同71人)で、統計のある
06年度以降では過去最高。 来春の採用予定者は23日から始まる各府省の面接
で合格者の中から絞り込まれる。
国家公務員1種試験の合格者上位20大学 (単位:人)
10年 09年 昨年比
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1 東京大学 428 422 + 6
2 京都大学 157 189 -32
3 早稲田大 71 96 -25
4 東北大学 61 65 - 4
5 慶応大学 58 60 - 2
6 大阪大学 43 41 + 2
7 北海道大 37 45 - 8
8 九州大学 35 58 -23 (大幅減)
9 名古屋大 29 28 + 1
10 東京工業 28 45 -17 (大幅減)
10 神戸大学 28 25 + 3
12 一橋大学 26 42 -16 (大幅減)
13 東京理科 20 23 - 3
13 東京農工 20 17 + 3
15 岡山大学 14 16 - 2
15 広島大学 14 13 + 1
17 中央大学 13 25 -12 (半減)
17 立命館大 13 22 - 9
17 筑波大学 13 19 - 6
17 大阪市立 13 12 + 1
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(2010年6月22日 「時事ドットコム」 より)
plaza.rakuten.co.jp/ginjiroueito/diary/201006220001/より引用