これまで調査員は、常連、一見を問わず、そのお店の素顔を知る意味で、どんなお店の対応にも比較的寛容であった。しかし、今度という今度はどうにも我慢がならなかったので、あえて手厳しい意見を書かせて頂くことにした。
話は1週間前に遡る。1月のとある週末の夕食を予約しようと、電話をかけた時のおねーさん風の店員さんとのやりとりは以下のようであった。
「予約をお願いしたいのですが」、「かしこまりました。何名様でしょうか?」「一人です」、「カウンター、テーブル席、個室とございますが、いかがいたしましょう?」「テーブル席でお願いします」。調査員が「お料理のほうはどのようなものがございますか?」と問いかけたら、「お飲み物別で、お任せコースが4200円からご用意できますが」とのお返事。「一番高いコースはおいくらですか?」「特に上限は設定しておりませんが、お客様のお好みで調整させて頂きます」。「ではお任せでお願いします」。とまあこのようなやりとりの後、「上限設定がない」という一言が最後まで気にはなったが、最高の佐渡産食材でもてなしてもらえるものと期待に胸を膨らませていた。
当日午後6時にお店の引き戸を開けると、2名の仲居さんが、「いらっしゃいませ」と笑顔でお出迎え。テーブル席が用意され、一輪挿しの花なども飾られていました。予約客らしきお客さんが開店を待ちかねたように続々と入ってきて、お店はほどなく満席に。繁盛してるんだなあー。と、ここまではよかったのです。
ほどなくして中年の仲居さんがメニューを持って現れました。「お任せでお願いします」と言うと、「事前にお任せ料理の予約がなかったのであいにくとご用意してないんですよ」との驚くべきお返事。どうやら予約を受けた若いおねーさんとこの仲居さんとの間に何らかの連絡ミスがあったようだ。「電話での予約時にお任せでお願いします」と伝えてあったと何度繰り返しても、店側の不手際には全く言及することなく、「誠に申し訳ございません。ご用意してないんです」の一点張。それでもできるかどうか一応板さんに聞いてきますねと、一旦は引き下がったものの、やはり食材の用意がないのでできないとのつれないお返事。この対応で、さすがの調査員も堪忍袋の緒が切れかかりましたがぐっとこらえました。予約時の会話の一部始終を録音してあるわけでもないので、言った言わないの水掛け論を始めてもせん無い事。「ふざけるのもいい加減にしてほしい」、そう心の中で吐き捨てながら、怒りの矛先を胸の中にそっとたたみ込みました。
話は1週間前に遡る。1月のとある週末の夕食を予約しようと、電話をかけた時のおねーさん風の店員さんとのやりとりは以下のようであった。
「予約をお願いしたいのですが」、「かしこまりました。何名様でしょうか?」「一人です」、「カウンター、テーブル席、個室とございますが、いかがいたしましょう?」「テーブル席でお願いします」。調査員が「お料理のほうはどのようなものがございますか?」と問いかけたら、「お飲み物別で、お任せコースが4200円からご用意できますが」とのお返事。「一番高いコースはおいくらですか?」「特に上限は設定しておりませんが、お客様のお好みで調整させて頂きます」。「ではお任せでお願いします」。とまあこのようなやりとりの後、「上限設定がない」という一言が最後まで気にはなったが、最高の佐渡産食材でもてなしてもらえるものと期待に胸を膨らませていた。
当日午後6時にお店の引き戸を開けると、2名の仲居さんが、「いらっしゃいませ」と笑顔でお出迎え。テーブル席が用意され、一輪挿しの花なども飾られていました。予約客らしきお客さんが開店を待ちかねたように続々と入ってきて、お店はほどなく満席に。繁盛してるんだなあー。と、ここまではよかったのです。
ほどなくして中年の仲居さんがメニューを持って現れました。「お任せでお願いします」と言うと、「事前にお任せ料理の予約がなかったのであいにくとご用意してないんですよ」との驚くべきお返事。どうやら予約を受けた若いおねーさんとこの仲居さんとの間に何らかの連絡ミスがあったようだ。「電話での予約時にお任せでお願いします」と伝えてあったと何度繰り返しても、店側の不手際には全く言及することなく、「誠に申し訳ございません。ご用意してないんです」の一点張。それでもできるかどうか一応板さんに聞いてきますねと、一旦は引き下がったものの、やはり食材の用意がないのでできないとのつれないお返事。この対応で、さすがの調査員も堪忍袋の緒が切れかかりましたがぐっとこらえました。予約時の会話の一部始終を録音してあるわけでもないので、言った言わないの水掛け論を始めてもせん無い事。「ふざけるのもいい加減にしてほしい」、そう心の中で吐き捨てながら、怒りの矛先を胸の中にそっとたたみ込みました。