教祖様のご命令（麺好や ゆうじに行け） 投稿者：佐渡の翼

佐渡の翼教の教祖様は殊の外、ラーメンダイニング「麺好や　ゆうじ」さんがお気に入りである。そのラーメンを食べるまでに、２時間１５分も待たされたという屈辱を味わい、そして、「待たされた割にはと」おっしゃっておきながら、なお、このラーメン屋さんがお好きだとのたまわっていらっしゃる。教祖様がお好きなのはラーメンではなく、このお店の奇抜な集客戦略そのものであった。佐渡で行列ができるラーメン屋は、二見食堂以来である。それも開店初日にだ。。。。あの出世街道さんだって、開店初日はひっそりとしたものだったし、その後も行列ができることはなかった。その違いは何なのだろう？それは、ラーメンの味などではなく、ずばり、店舗の家賃の高さに依存していると言いたい。こう言うと、「おやどこかで聞いたようなセリフだな、確か、中原の民とか言う人が言っていたよなあ～」とお思いの方は多いだろう。そうなのだ、中原の民さんの言う事は正しい！店舗家賃が高ければ、ラーメンの単価を高価格に設定せざるを得ない。高ければ美味しいラーメンで無ければ売れないはずだ、だからさぞかし、「麺好や　ゆうじ」のラーメンは美味いのだろう。それに佐渡の翼が、ブログでいつまでもゆうじさんを引き合いに出して、あれだけ書き続けている。ゆうじのラーメンが美味いか不味いか定かじゃないが、話の種に一度行ってみよう、そう、島民に思わせた戦略は大成功であった。いかに駄貸し屋がブログで宣伝にこれ努めようとも、この、「麺好や　ゆうじ」さんの宣伝戦略は三枚以上上手であり、これには駄貸し屋は到底敵わない。駄貸し屋の出店するラーメン屋の規模などはゆうじに比べれば所詮蟷螂の斧。その資産力、宣伝戦略に於いては、駄貸し屋などは、ゆうじの足元にも及ぶまい。たとえ駄貸し屋のラーメンがゆうじよりも美味いとしてもだ。自分の息子の名前が「ゆうじ」だから、行こうかと言う人もいるし、はるばる遠くから車を飛ばしてでもゆうじのラーメンを試食したいと言って来る人は絶えない。かのファミリーオ佐渡相川のスタッフ達も、ゆうじのラーメンを食べに来たくらいだからだ。

 

メデイアでの注目度においても、「麺好や　ゆうじ」は出世街道を圧倒している。出世街道のラーメンをブログで取り上げたのは「佐渡の都」と「岩首と棚田のおじさん」と言う弱小ブログのみ。佐渡の都さんは、ご丁寧にも「麺好や　ゆうじ」さんへも出かけている。それはそうだ、佐渡の翼の物真似ブログと言われないためには、新規開店のお店にいち早く駆けつけて先行取材をしなければならないからだ。岩首のおじさんは病みあがりとかで、出世街道のお店の外観についてレポするに留まり、未だラーメンを味わってはいないようである。一方、「麺好や　ゆうじ」を取り上げたブログは、佐渡の翼を筆頭に、普段は釣専門のブログ「おけさ通信、ラーメン好きな石川さんが運営する「ホテル天の川荘、佐渡へ転勤してきた人が書いているらしい「♪佐渡の花嫁♪～佐渡初心者の徒然日記～」、佐渡在住のオッサンブログ「オッサンの独り言」、そして佐渡の翼物真似ブログ第二弾とも言うべき、ファミリーオ佐渡相川のスタッフ達が交代で執筆する「佐渡ファスト旅日記」である。オッサンの独り言さんなどは２回も行っているのでよほど気に入ったのだろう。そして両店ともに、熱心な支援信者がいて、某情報掲示板に教祖様の礼賛書き込みに余念がない。両店の開店日が異なるというbiasを補正するために、開店から２０日以内にブログで取り上げられた回数を比較しても「ゆうじ」さんの注目度の方が高い。当ブログのアクセス解析では、昨年１１月１日のオープン以来、「ゆうじ」をキーワードにした検索が途切れた事がなかった。いかにウエブ上でこのラーメン屋の情報を求める人が多いかと言う事の証であろう。

 

ま、佐渡の翼教の教祖様が不滅であるのと同じように、「麺好や　ゆうじ」のラーメンも又不滅なのだ。「佐渡ファスト旅日記」を見ていたら、煮卵の中身が綺麗なオレンジ色に染まっていた。教祖様のご不満に対し、ゆうじさんは見事にそれを経営改善に活かしていらっしゃる。さすがの本物のラーメン屋の登場である。それに、ラーメン単独では商売にならない、何でも屋好きの佐渡島民を引き寄せるためには、ラーメン以外のメニューの充実を図る必要があるとして、あえて恵方巻きだのと言った季節料理の投入にも踏み切った。これも佐渡島内の特殊性に鑑みれば全く正しい戦略である。より一層の精進を期待したい。

 

P.S.佐渡なびの管理人様へ：「♪佐渡の花嫁♪～佐渡初心者の徒然日記～」と、「オッサンの独り言」は、ブログランキングに未登録のようです。それから金井の「かにっこ」さんが閉店した模様です。