佐渡の翼

佐渡の観光名所紹介、佐渡の宿泊施設の宿泊記、佐渡の全飲食店と東京都内高級レストランの食べ歩記、ヨーロッパ及び国内旅行記事

「相川やまき」さんの対応    投稿者:佐ガット覆面調査員

2008年02月22日 17時09分04秒 | 佐渡のお宿評価
調査員は、相川の老舗ホテルである「相川やまき」さんが展開している「洋風会席プラン~地産食材のフレンチ風」を是非味わいたいと思い、ある日の午後に、お電話をしてみました。男性の予約担当の係りの方がお出になりました。「お宅様でやっていらっしゃる、洋風会席プランというお料理を食べに行きたいのですが、宿泊なしの食事だけというのは可能でしょうか?」「ああ可能ですよ」「一人ですが、それでも大丈夫でしょうか?」「お一人様ですかあー、少々お待ち下さい」。ややあってから、「大変申し訳ございません。3名様からの予約と言うことになっておりまして、お一人様は受けられないとのことです」。「宿泊しても、一人旅ならば、このお食事プランは利用できないのでしょうか?「申し訳ございません、左様でございます」。

うーん、諦めきれない調査員は「何故一人ではこのプランが利用できないのでしょうか?」と食い下がると、「一人分の食材を確保するというのが難しいからなのです」「金額が多少高くなってもかまいませんが、それでも駄目でしょうか」?「そういう問題ではなく、一人分の食材を確保するというのが難しいので、3名様の予約からということでお受けしております」とのお返事。何故老舗ホテルなのに、一人分の食材確保が難しいのかがどうにも理解できなかった。このホテルでは佐渡国味海道で提供している「佐渡づくし」というお料理も一人客には提供できないとのお返事であった。鱈の沖汁を食べさせて頂けますかと島内のお料理屋さんに電話しまくった時に、佐渡歴史伝説館と小木の魚晴は、一人客を理由に断ったが、割烹「一休」さんは二つ返事で承諾なさった。団体ならOKだが、一人では駄目、それと同じ構図を相川やまきさんも引きずっている。どうにも納得がいかなかったので、佐渡グリーンホテルきらくさんに電話をしてみた。このホテルで佐渡国味海道で提供している「佐渡冬の味覚御膳」の一人客利用は可能かどうかを尋ねたら、こちらはあっさりとOK。割烹「一休」さんや佐渡グリーンホテルきらくさんでできる事が何故相川やまきさんではできないのか?

一流のホテルや料理屋ならば、食材は予約客の人数分以上は通常確保しているはず。いや確保した上で、フリーでやってきた客にも提供できる態勢を整えているべきではないか。こう思うのは調査員だけではないはず。割烹「一休」さんや佐渡グリーンホテルきらくさんが一流の料理屋やホテルだとするならば、失礼ながら相川やまきさんは二流ということになる。一人客に対する対応が佐渡島内の各ホテルや旅館でまちまちという現実を佐渡観光協会さんはご存知なのだろうか?相川やまきさんの向こう側に、予約客以外には「お任せのコース料理」を提供できなかった「なかむら」さんの姿が透けて見えるような気がした。同時に、佐渡国味海道の体験モニターがホームページ上で公開されてから約3週間が経過しようというのに未だに定員の60名に達しない理由が分かるような気がしてきた。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿