レニングラード・ボリショイ・ドラマ劇場の、
83年の初来日と、88年の再来日とを私は観ているのだが、
演目として二度とも含まれていた、トルストイの『ある馬の物語』は、
私が観たすべての舞台芸術の中でも文句なしの最高峰だった。
という話について、いつかは書いておきたいとずっと思いながら、
私にとっての、この舞台の意義があまりにも大きすぎて、
なかなかカタチにできないでいる。
だが先日、その『ある馬の物語』の訳者でいらっしゃる桜井郁子氏の、
『わが愛のロシア演劇』を、書店で偶然に見かけて買ったことで、
なんとか、自分の観たものを、たとえ断片だけでもいいから、
ここに記録しておきたいという気持ちに、改めて、なった。
さて、どこから書こう。と悩みつつ、とりあえず、写真だけUP。
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