転妻よしこ の 道楽日記
舞台パフォーマンス全般をこよなく愛する道楽者の記録です。
ブログ開始時は「転妻」でしたが現在は広島に定住しています。
 



ときどき、血圧の具合を診て貰っているクリニックで、
きょう、まったく予定していなかった血液検査を受けた。
実家の母がここ数年、甲状腺機能低下症になったので、
私も遺伝的にそのような心配がないだろうか、
と、ついうっかり訊ねたら、
「血液検査をさせて頂くチャンスを待っていました」
と先生は、渡りに舟という笑顔で検査指示を出されたのだ。
この先生は、もともとアレルギー性疾患やリウマチの専門家なので、
この機会に、甲状腺のほうは勿論のこと、リウマチ因子や、
腎臓のなんとかいう値や、様々な項目を調べたい、とのことだった。

ったく、本心を言えば、血液検査なんてうんざりだった。
甲状腺もそうだが、肝機能とか血糖とか、その他、いろいろと、
ロクでもない結果が出るんじゃないかと思うだけで、とても憂鬱だ。
私はたとえ病気になっても絶対に「告知」なんてされたくない、
知らないでいられたら幸せなのだから、症状がない限り病院に行かない、
という考えで暮らして来た筈だったのに、最近は不本意なことに、
なんだか、なし崩しに、次々と検査を受けるハメになっている。
去年も、子宮頸癌・子宮体癌の細胞診のほかに、
骨盤内MRIと子宮鏡とマンモグラフィーを受けたよな(--#)。
ああ、バカだった、甲状腺がどうのなんて、言い出すんじゃなかった。

だが、私のそのような内心を知ってか知らずか、
このクリニックの看護師さんはとてもいいヒトで、
翼状針で私の手の甲から血管を探しながら
(肥満しているから腕から血管なんてとれないのだ(--#))、
「白くて、本当に綺麗な手ですねえ」
と、こちらの気分を良くさせるようなことを言ってくれた。

それで、私も、ついサービスしようという気になり(?)、
「私、実はRhマイナスなんです」
という話をし、妊婦検診で初めてそれを知ったいきさつを語った。
妊娠12週にもなって初めて血液型を確認したら、
思いがけずRhマイナスとわかり、それから先生が大騒ぎして、
私のカルテに(-)という真っ赤なはんこを押したのだ。
そのカルテを見たとき、私はまだ、Rhマイナスとは知らされていなかったので、
「この赤いハラボテ印みたいのは、何?」
と思ったものだった(爆)。

・・・というオバカなエピソードに、きょうの看護師さんは、
「え~っ。すご~い!そうなんですか~~!!」
と予想以上の反応を示してくれた。そして彼女は続けて言った。
「私、マイナスの患者さんから採血させて頂くの、初めてなんですよ!
大当たり!って感じです。きょうはイイこと、ありそう!」
そ、そう(^_^;)?
いやそこまで言って頂くと、マイナスに生まれた甲斐もあるってもんです。

さて帰り際、会計で支払いをしようとしたら、
「今日は、検査をなさっていますので、10080円です」
ウゲ。どないな検査内容や(T.T)。
予定外の検査を受けてしまったことで、
私は帰り道、所持金976円になってしまった(T.T)(T.T)。

バスに乗ったら、携帯にメールが来た。実家の母からだった。
「お父さんが、原爆検診の胃がん検診でひっかかり、
来月、精密検査を受けるようにと言われました」

今度は、こっちか(爆)。
精密検査というと、きっと胃の内視鏡だな。
大学病院のが、管が細いし、麻酔して貰えてラクだと
いつぞや舅が言っていたが・・・。

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