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転妻よしこ の 道楽日記
舞台パフォーマンス全般をこよなく愛する道楽者の記録です。
ブログ開始時は「転妻」でしたが現在は広島に定住しています。
 



昨夜は、大カクランしてしまった。
筋腫が原因の過多月経がとてつもないことになってしまい、
あまりの大出血で貧血になり、文字通り倒れてしまったのだ(O_O)。
変なもの音で様子がおかしいのではと廊下に出てきた主人が、
私が紙のような顔色で昏倒しているのを見て仰天し、
救急車を呼んでくれて、我が人生二度目の救急搬送を経験してしまった
(初回は28歳のとき。仕事中にいきなり卒倒して職場で大騒動)。

午前一時半だというのに、救急車はすぐ来てくれて、
救急隊員の方々は本当にてきぱきしていて親切だった。
だが、正月休みでいつもの婦人科クリニックは閉まっているし、
初めてのところは日頃診ていない患者に責任とれないと断るし、
私は、意識朦朧ながら
「これがいわゆるたらいまわしか」
と思っていた。
それにつけても、慌ててついて来てくれた主人の髪型は、物凄かった。

結局、某総合病院が親切にも受け入れてくれることになり、そこへ行った。
血液検査をしたら赤血球もヘモグロビン値もかなり低かったが、
女性は男性より貧血に強いので、輸血まではしなくていいだろう、
と若い医師の先生が笑顔で仰って、点滴だけ受けることになった。
「腕や足を切ったというのと違って、月経というのは、
大規模な出血になっても所詮は止まるので、待つしかないです。
産婦人科の先生にもお尋ねしたんですが、そういうご意見でした」
と仰る救急担当の若い先生は、だから内科の方のようだった。

11月の血液検査でヘモグロビン値は12.9もあったのに、
今回は8まで下がっていた。いったい数時間でどれだけ出血したのか。
更に、くらくらするだけあって、血圧が90 / 50くらいに下がっていた。
「いつも低いですか?」
と先生が仰るので、
「いえ、いつもは高いです。下が90くらい平気であります」
と言ったら、ほほう!とまた笑われた。

真夜中の救急病棟は、しかし修羅場だった。
結果的に私みたいな緊急性のないのが来て申し訳なかった。
糖尿病がベースにあって脳梗塞発作で運ばれてきた人とか、
何かわからないが意識不明みたいに唸り続ける人とかがいて、
先生も看護師さんも八面六臂の大活躍だった。
私のヨコに来た高熱の女性は、もう何ヶ月も体調不良だ、
という話を先生に訴えていて、先生は、
「一度、大きな病院にいったほうが良いですね」
と仰っていた。
『大きな病院、ってだからココでは?』
と私は内心でツッコんでいた。
いや、わかるよ、こんな夜中じゃなくて昼のうちに来いってことね。

点滴が終わって、一応、起き上がっても大丈夫だったので、
検査結果を貰って帰宅することになった。
いつものクリニックが4日から診察開始だと判明したので、
必ず受診するようにと言われて、支払いを済ませ、
我々は、さあタクシーで帰ろ・・・と思ったら、
家から運ばれてきた私は、靴を持ってきていなかった(爆)。
看護師さんが、靴下の上から履くようにシューズカバーを下さった。

ああ。
本当に皆さん、すみませんでした。ありがとうございました。
お陰様で、どうにか人心地がつきました(T.T)。
仕事始めを控えていた主人にはとりわけ申し訳なかった。
ありがとうございます。貴男がいたから助けて頂くことが出来ました。
帰宅した主人は、玄関の鏡を見て自分の頭にショックを受けていたが。

しかし何より凄かったのは、この一連の大騒ぎに全く気づかず、
夜中は勿論、朝8時まで大寝をコき続けた娘だった(爆)。

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