転妻よしこ の 道楽日記
舞台パフォーマンス全般をこよなく愛する道楽者の記録です。
ブログ開始時は「転妻」でしたが現在は広島に定住しています。
 



私は8月9日(水)から8月15日(火)まで一週間の休暇を取っている。
ゴールデンウィーク以来、初めてまともに休むことができた(涙)。
主人もお盆休みで出勤時間に急かれることがなく、
家の中の空気が何かにつけてまったりしているので、有り難い。
私はここ数日、毎朝遅く起きたうえに、午後に昼寝もしている。
心身が溶けそうなほど緩んでいるので、いくらでも眠れる(涙)。
たっぷり寝られるって、なんて幸せなのだろう。

次から次へと予定に縛られ、時計を見つつ小走りしている生活から、
束の間だが、目下ほぼ完全に解放されている。ああ、極楽だ。
以前は、まとまった自由時間が取れたら本を読むとか、
家の中を集中して片付けるとか、語学試験の勉強をするとか、
それなりに意欲的に過ごそうとしたものだが、
今はもう、そのようなことよりも、何の予定もない、何もしない時間が、
宝物のように光り輝いて見える。
無為に過ごして良い、というのは今の私にとってこのうえもなく幸せだ。

今年の夏は娘の帰省が主なイベントで、例年のような家族旅行は無く、
主人も家でゆっくりと過ごしている。
主人も休暇前までは本当に多忙で、帰宅時間も遅く、家でも仕事をしていたので、
こうして昼間、思いつきで本屋に出かけたり、
自室のマッサージチェアで昼寝したり、
夕方からテレビを観ながらビールを飲んだりできるのは、
やはり貴重な時間となっているだろうと思う。

娘のほうは、帰省以来、久しぶりの自室で毎朝のたのたと寝坊をして、
「待っていれば食事が出て来て、洗濯ものが出来上がっているって凄い」
と言いながら、居間のソファで本を読みアイスクリームを食し、
安楽に暮らしている。
今夜は中高時代の友人たちと集まって飲むと言って、夕方前から出かけた。
長い夏休みのあった学生時代と異なり、
もう揃って社会人なので、皆の揃う機会も本当に限られるのだ。
考えてみたら、娘はコミケより帰省を優先したのだな(笑)。
一年前は就活がまだ完全には終わっていなかったことを思えば、
今年のお盆休みは、地味だが落ち着いた良い休暇になったと言えそうだ。

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