民謡/梅若朝雲(駅前仙人)の徒然日記2007.1.28~

民謡&三味線の師範・釣り・料理など多趣味。

Day.2552 糸巻

2014-01-23 23:32:32 | 民謡夜話
合わない糸巻を無理やり使う。
結果は・・・やっぱアキマヘン!
特に象牙はね・・・全く融通が利かん
先穴と言うかチッコイ方の穴が問題で、そちらが合えば太い方は何とかなる。
糸巻が昔の長唄三味線のモノか、細いのでどうにもナラン
どうして手回ったモノか記憶にない。

合わんもんはシャーナイ!・・・と言って捨てるのも忍びない。
新品なら20万以下ではない。
先っぽに和紙を巻いて糊で固めて暫く使った。
硬いはずの象牙も気温や湿度には敏感で・・・ヤッパ手ごわい。
黒くなっているのが「金アク」・・・普通ペーパーで落とす。
湿度が高いと膨れ(微微妙)きつくなり、きっちり嵌ってしまうと始末に負えない。
気位の高い正にお天気やさんである


「近頃、黒檀のええノンもおまへんな」
「安い縞黒はやらこていきまへん」
いつか京都の三味線屋での会話である。
知らんと思うて何でも突っ込んでくる三味線屋には飽きた。
いつか余裕が出来たら新しく仕込んで貰おう・・・三味線は金ボソだ。

「いつか・・・って、あと何年出来るつもりや
「そうやな・・・早い事楽しまんと間に合わんな




「マーくん契約金161億円やて!
「絶句やね
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする