民謡/梅若朝雲(駅前仙人)の徒然日記2007.1.28~

民謡&三味線の師範・釣り・料理など多趣味。

Vol.1108 ふじ

2010-05-20 22:22:29 | 音羽の百花撰
自然の山の藤の花はすでにUPした。
山の一角が藤色に染まるほど咲き誇っている・・・いずこも同じ初夏の風景でしょう。

さて写真のこの藤・・・貧しいながら3房花を付けた。
我が家の庭の「藤」である。
前にも書いたように、屋敷内に植えると「不事」つまり悪い事が起きるとたしなめられたに拘わらず「カメヘンカメヘン」と植えたヤツ!。
太い野生の藤の蔓に園芸種の藤が継いである・・・所謂庭木。

目の前で楽しもうと思ってずっと昔に植えた。
以来蔓はそこそこ延びるが毎年適当に剪定・・・未だ花を付けた事がなかった。
それが、去年の暮れに桜を伐採して日当たりが良くなったのか・・・「やっとこさ」3房の花を付けた・・・と言う訳。

なるほど自然の藤とは花の趣が違う・・・何と言うかどっしりとしている。
園芸種より自然のものが好きな仙人だが、初めて花を付けたとなれば話は変わる
何と・・・「佳き哉」・・・である。

舞妓はんの、布で作ったかんざし(簪)の様にふっくらとして豊かである。
仙人は勝手なもので我がものと思えばテレっと見とれている。
嗚呼、よくぞ咲いて呉れた・・・これから先は毎年咲くに違いない。
不信心な仙人、もとより不事が起きようなどとは考えても居ない




昨日は雨で今日は終日お稽古・・・明日にはまた山歩きをしよう・・・見ておかないと山の藤も終わってしまう。

花ことばは 「歓迎」「恋に酔う」「陶酔」・・・・・いかにもいかにも藤の花ことば・・・である。
コメント
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