股関節痛

車のブレーキを特殊な状況で強く踏んだあとから、左股関節あたりが痛くて、、という方が来てくださいました。
当初は歩くのも大変だったそうです。

それだけを聞くと「股関節痛」・・・

実際に確認していくと、

たとえば、

立位で靴下を履く動作のときに、

左足で踏ん張って右足をあげてくると、左股関節は痛い。
右足で踏ん張って左足をあげてくると、左股関節は痛くない。

ということがわかりました。

ということは、

左股関節の「動き」には左右されてないみたいです。

じゃあ、体重をかけたら痛いのか？
と考えて、単純に左に体重をのせてもらいました。

これでも痛みが再現されます。

左足を曲げ伸ばししてもらいました。

これでは痛みは再現されません。

股関節が動かなくても痛い股関節痛で、
股関節を動かしても痛くない股関節痛ですね＾＾

一言でいうと、「体重をのせたら痛い股関節痛」です。
そこまで「解釈」できたら、あとは・・・
「どこへ体重をのせると痛い股関節痛なのか？」という設問を立てられたら、もう見えてきます(＾＾)

「どういうときには痛くて」「どういうときには痛くなくて」それらは一言でいうと「こういうときに痛いということで」だから、「ここ」になんかあるんだろうな。

動作分析整体法は、こうやって「現象を解釈していく」ことによってポイントへと近づいていきます(^^)

痛い場所から、痛い現象へ。
これで整体はだいぶ変わってきます＾＾

今日もありがとう。


股関節痛はけっこう得意です♪