娘さんが探してくださって、とその方のお父様がヘルニアでこられました。
かなり、痛いそうです。動けないくらいだったらムリにご来店されても・・・というのが僕の考えなのですが。
痛みが日に日に強くなってくる、なにをしても変わらない、朝は動けないくらいだけど日中は杖をついたら歩けるので、とタクシーでご来店くださいました。
電話でご確認させていただいたのは、それだけきつい痛みでも、楽なとき、楽な姿勢があるのか、ということでした。
あれば、、、なんとかなることもあるからです。
ヘルニアがあっても痛くない状態があるのであれば。
ヘルニアそのものはどうにもできないけど、痛くない状態を拡大していく。そういう方向性を目指していくことはできそうだからです。
この方は、前に丸くなってると痛みは感じないんだそうです。
そこから、前に丸くなることでどんなメリットがあるのか、を考えて進めていきます。
ベッドでは横向きで丸くなっていることしかできなかったので、その状態で腰やお腹をゆるめていきます。
それをひたすらやり続け、座っていただくと、痛みはあるものの来た時よりもかなり楽だ、とのこと。せすじも伸びた感じ^^
歩いてもらうと、痛みがないわけじゃないけど杖なしで歩かれました。
お聞きすると、足のこのへんが痺れてる、ということでしたので、それもベッドに座った状態でもう少しだけさせていただいて。
長時間はしんどいかな、というのもあって一時間ほどで終了させていただきました。
これですべてがOKってこともないですし、時間はかかるかもしれませんが、少しでも楽になるんだ、という希望をもってもらえたら嬉しいです^^
余談
あまりにも痛くて横向きしかダメ、身体をベッドで動かせない。
そういうときのほうが僕にできることがすくなるなるだけ、頭で余計なことをごちゃごちゃ(こうしたら良くなるか?ああしたら痛みが取れるか?とか)考えなくなります。それは妊婦さんへの施術でも似たところがあるな~って、ふと思いました(*´∀`*)。なんとしても良くなって欲しい、ていう祈る思いなのか、祈ってるのか、わからない状態です(苦笑)。だからといって奇跡的に良くなるか、というとそういうことが言いたいのではないんですが。こういう方たちに身をもって教わってる部分てあるんだなあ、とあらためて。本当に「ありがとうございます」です。
今日もありがとう。