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腱鞘炎・考

2011-06-22 07:00:00 | 健康 整体
お電話で「腱鞘炎・・・」とご連絡をいただきました。
病院でもちゃんと診てもらっているそうです。まずは安心ですね。

最初は左手だけだったのが、今は右手も痛くなってきて。お医者さんからは「親指の使いすぎだろうね」ということになっているそう。


腱鞘炎の治しにくいところは、「痛くても使わざるを得ないところ」だと思います。
ピアノを職業にしてる人、育児で抱っこやおしめ替えがあるママさんに「一週間ほど、手を使わないでくださいね」というのはム・リ。ここに難しさがあるんです。痛いときは、「痛くしない」ことで休めるべき箇所が休むことができます。それがなかなか叶えられないんですよね。

でも、がんばりましたよん。痛みはほとんど感じなくなるくらいに。といってもまた仕事が始まれば、、、、というのが心配なところ。次回の予約も、、、て話もいただいたのですが、その場ではすり合わせができずにまたご連絡をいただくことになりました。



え?

育児の腱鞘炎ではなく、仕事?



そうなんです。お仕事は、この春から就職した先での「保育士」さん。0歳児担当で、なにをするにも抱っこしかすべがありません。
ということは、出産によるホルモンのバランスの崩れからなるとされる腱鞘炎でもなく、産後の骨盤の歪みからの腱鞘炎でもなく、ってことですね。この方は出産されたわけじゃなく、毎日大勢の赤ちゃんを抱っこし続けてる人なんです。

ならば、親指の使いすぎかっていうと、ちょっと違うと思うんです。
ピアニストとは違って親指を使いまくってるというのとは違いますよね。むしろ、抱っこして「いかに赤ちゃんを安定させるか」、つまりいかに動かさないか、に注意がいくものなんです。

そこに、ね。改善させる余地があるんです。動かしまくっての腱鞘炎とは違って、なんとかなることが多いのは、その点なんです。(たぶん、、、使いすぎての腱鞘炎と、腱鞘炎にそっくりな手首痛があるんじゃないかなあ、て思っているんですけどね)

抱っこして安定させる、落とさぬように細心の注意を払う。こういうときに筋肉はどんな状態になるか。
そしてその状態から手を動かすとどうなるか。
そこからスタ-トしていくと、なんとかなる場合もあるんです。


ホルモンだ、骨盤だ、親指の使いすぎだ、という「男性」の学者研究者の方に、ためしに毎日抱っこしてみてほしい。きっと、腱鞘炎になりますから。男性でも(笑)←男性だからホルモンも産後の骨盤にも関係なく、ね。せめて、想像くらいはしてみてほしい。想像するだけで、上記のことが疑問として浮かぶはずですから。

そして、赤ちゃんを抱っこし続けて腱鞘炎(手首痛も)になるのであれば、腰痛だってホルモンや骨盤やに関係なく「なる」ことがあるだろう、って思え・・・ませんかね?

腱鞘炎は、指や手首の使いすぎですよ、うん。あ、でも腰痛は骨盤の歪みね。これは決定事項ね。
とは決め付けられないと思うんですよ。
むしろ、腱鞘炎にそっくりな手首痛「のような腰痛」もあるはずだ、と←なんのこっちゃわかりませんね(苦笑)。


腫れて常にズキズキしてる腱鞘炎はすぐには変化させられないかも知れませんが「こう動かすと痛い」「でも、こういう動きはマシ」ということであれば、一度、ご相談くださいね。実はこれ、腰痛のときのうちのチェックポイントと同じです。はい。



今日もありがとう。



コメント
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