台湾ワン!(Taiwan One!)

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たかがバナナ、されどバナナ

2015年09月21日 | 日々の日記帳
初學中文的人應該都有這種經驗吧!心裡想著要說中文,但是脫口而出的卻是英文!真令人失望,對不對?其實我自己在學日文的第一年也常常出現這種「異常現象」,甚至懷疑自己是不是頭殼壞掉?
中国語を習いたての方は、こんな経験ありません?頭では中国語をしゃべらなきゃと思うのに、口から出た言葉はなんと、英語。ざんねん!実は私も日本語を習って1年目は、そういう「異常現象」がたびたび起きた。頭の回路ががおかしくなっちゃった?と自己不信に陥ったりして。

不過其實想一想也知道,當你要用母語以外的語言說話時,接觸多時的英文一定要比學習時日尚淺的日文(對各位來說則是中文)來得容易琅琅上口吧!要習慣一個新事物,大腦也是需要時間的嘛!
でも結局、母語以外の言葉をしゃべろうとすると、日の浅い日本語(皆さんの場合は中国語)よりも長年慣れてきた英語のほうが出てきやすいのは、考えれば当たり前のこと。新しいことに慣れるのに脳だって時間が必要なものね。

也有學生會問我,「老師,你是什麼時候開始日文很自然的就脫口而出的?什麼時候會有這樣的感覺?」.這問題還真難回答啊,第一,這都是幾十年前的事了,早就忘了,而且這種事也不是突發性的,而是慢慢出現的啊.
こういう質問もたびたび生徒に聞かれる。「先生はいつごろから日本語が自然に口から出てきたんですか?どんなときに実感しますか?」って。うん、難しいな。だって、何十年前のことでとっくに記憶喪失してるし、それにそれってグラデーションみたいに徐々に変化していったものだからね。

不過,當我在想什麼事時,不知不覺的就會說出「ええっと」,或是茶太燙時也會反射性地說「アツっ」,撞到東西時說「イタっ」,這時候就會覺得自己已經很習慣用日文想事情了.
ただ、気が付いたら、何かを考えりときに自然に「ええっと」と言ったり、熱いお茶をすすったときは「アツっ」、ものにぶつかったときは「イタっ」と反射的に言ったりして。そういうときは日本語の回路を実感する。

前一陣子,一個不喜歡吃香蕉的學生來上課的時候跟我分享了一個很有趣的經驗.她說她有一次打開公司冰箱門的時候,不覺在心裡叫了一聲「香蕉だ!」,然後覺得很開心.嗯!?她不是不喜歡香蕉的嗎?怎麼回事呢?
この間、あるバナナ嫌いな生徒がレッスン中にこんな経験を話してくれた。職場の冷蔵庫を開けたとたんに「香蕉だ!」と思って嬉しくなったという。ん、バナナが嫌いじゃないの?どういうこと??

其實她喊的不是日文「バナナだ!」,而是中文「香蕉だ!」,原來是她對突如其來的狀況下自己如此反應而感到高興.
実は彼女は日本語の「バナナだ!」じゃなくて、中国語の「香蕉だ!」と言ったのだ。そんなとっさのときに「中国語」をしゃべった自分が嬉しかったのだ。

「雖然是區區一條香蕉的小事,但它足夠代表某種含意」,這麼說或許有點誇張,不過你自己有什麼時候用中文去感受身邊的事物了呢?
「たかがバナナ、されどバナナ」、ではないが、あなたはどういうときに中国語「で」感じますか?


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