青の洞門草紙

家庭料理と酒肴の店「青の洞門」0742-41-9845 17:00~23:00 日曜休み(祝祭日営業)

紅葉の青の洞門

2011-11-16 15:25:57 | Weblog
最近、青の洞門のお客さんで、大分県中津市耶馬渓の青の洞門に旅行で行かれる方が増えています。お土産に田舎コンニャク等を頂いたりで、有難いことです。九州旅行のついでに、実際の青の洞門に寄り道しているようです。
青の洞門は、私の実家から車で30分ほどの、大分県と福岡県の県境に位置します。昔は、福岡県の所在であったこともあるようですが、今は大分県の紅葉で有名な観光地です。
青の洞門のバックには、厳しい岩山がそびえており、江戸時代には絶壁の道しかなく、通行人が足を踏み外し命を落とすことが多かったようです。それを聞いた旅の途中の僧禅海が、ノミと槌で30年の歳月をかけて、安全なトンネルを掘った場所と言われています。
近年、菊池寛の小説「恩讐の彼方に」の舞台にもなり、その中で禅海は人助けの神様仏様にまで神格化されています。しかし、一方トンネル開通後に通行人から通行料を徴収して、日本最初の有料道路との説もあります。その真偽は、定かではありませんが、青の洞門自体は実在します。
禅海が実際掘った青の洞門は、今では一部現存していますが、人馬が十分に通れる高さがあり、大人数で工事したとしか言いようがありません。ということは、有料道路として最初から目的化された工事のようです。
さて、昨日は日本男子サッカーが北朝鮮に敵地で敗れました。一線級のメンバー構成でなく、アウェイの闘いでもあり、W杯予選の結果に関係ないと考えていたら勝てません。勝負は常に全力でやらないと、次の大事な試合にも勝てません。これを教訓に、次回のステップに期待したいと思います。


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