青の洞門草紙

家庭料理と酒肴の店「青の洞門」0742-41-9845 17:00~23:00 日曜休み(祝祭日営業)

おでんと関東煮(かんとうだき)

2012-12-01 14:58:40 | Weblog
今朝はどんよりとした天気で普段より冷え込み、ジョギングや散歩をしている方はまばらでした。この寒さで公園の木々もすっかり色づき、晩秋から冬への急な訪れを肌で感じました。
早いもので、「奈良マラソン」まで後一週間となりました。42.195キロを完走するために、明日はまた長い距離をこなしておこうと思います。
青の洞門ではこの寒さに負けないように、本日の大皿料理の一品に「おでん」を加えました。「おでん」は煮込むごとに食材の味が滲みて、美味しい味になっていきます。今日は予約のお客さんも多く、大量に「おでん」を仕込みました。
この「おでん」は、本当のところ「関東煮」というそうです。「おでん」とは、御田という字を書き、豆腐やコンニャクに味噌を付けて焼いた料理をいいます。
大根やコンニャク等を醤油で煮込んだものは、正しくは「関東煮」だそうです。いつの間にか「おでん」と「関東煮」は、区別がつかなくなっていますが、食の歴史も調べてみれば面白いものです。
学生時代に品川の武蔵小山商店街で、アルバイト帰りによく屋台の「おでん」を口にしました。一番好きだったのは、フランクフルトでした。西日本の方では考えられない「おでん」のトッピングです。
今日の青の洞門の「おでん」にも、このフランクフルトは登場しています。私の一番のお勧めのフランクフルトを、楽しい酒席で是非召し上がって下さい。
コメント
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