経営統合の誤和算

キリンとサントリーの経営統合が、中止になったとのニュースが流れました。企業風土がまったく違う企業の合併話に最初は驚きましたが、やっぱり上手くいかなかったようです。
日本市場が小さくなっていく状況から、海外での展開を強固にしようとする意向から発した経営統合でした。でも、大きいことは必ずしも強さには結びつかないでしょう。逆に、大きすぎて、営業前線の動きがスムースにいかない場合もあるでしょう。
市場が冷めると、企業は生き残るために色んな途を探します。企業がいっしょになるということは、無駄なものを排除することが第一の目的です。そのためのは、人的資源がまず減らされます。サラーリマン社会も冬の時代です。
前回の選挙で、我々は大きな変革を期待して投票しました。でも、なかなか期待したような成果は表われません。政治の必要条件は、未来を創ることです。その創造力がうまく発揮されないと、時代は変われません。政治家よ、自分を見るな国民を見ろよと云いたくなります。
さて、先日青の洞門では高橋くんグループが、仲間の誕生会を行いました。○○歳の誕生日、幾つになっても誕生会は嬉しいものです。