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立山日和。

立山連峰の山々を眺め富山県内を徘徊する日々を綴ったフォト日記。2014.11.3.までは友人の中国旅を毎日掲載した。

児童公園

2008年06月10日 | Zenblog
 児童公園でときたま子どもたちの声がしているのを聞くと、ほっと救われます。私たちの団地でも子どもの姿は少なくなりました。古い団地だから、よけい高齢者の姿ばかりが目につくようになっています。
 団地の今の年寄りたちは何十年か前には、子どもの声をうるさがりながらも、楽でない家計のやりくりをして子どもを育てる喜びを感じていたようです。それをしのばせる年中行事がいくつか残っています。

 かつて「子どもを育てる喜び」は、人間として「生きる喜び」の大きな一部であったように思います。今は「子どもを育てる大変さ」は昔の比ではなくなったとも思いますが、淋しい児童公園を見ると、人間社会から人間の大切な部分がどんどん欠落していっている気がしてなりません。自分自身のなかにも、そういう変化がおこっているのではないかと思うことがあります。

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薮の中

2008年06月10日 | Zenblog
 この世はどうなってしまったのか、全く分かりません。まさに『薮の中』です。秋葉原で突然25歳の青年が、トラックで通行人をはね殺し、さらにナイフで刺し殺したということです。7人が殺され10人が重軽傷でした。
 犯人は「世の中が嫌になった」「誰でもよかった」と供述しているといいます。殺す相手は「誰でもよかった」と言って殺人を決行したのは、最近ほかにも何件かありました。

 説明してみようとすれば、解釈はいろいろできるかもしれません。「若者に未来がなくなった」「そもそも教育が間違ってきている」・・・「戦争・虐殺・災害・・・など人類社会で人が死ぬことが何でもなくなってしまった」・・・

 言えばいろいろ言えるにしても、私の頭の中ではもうどうにも説明がつかなくなっているというのが、ほんとのところです。「霊長類」などと人類を分類したのはよほど楽天的な人だったのでしょうか。自分たちを霊長類などと称し、地球や宇宙の未来を云々するなどバカげていると思わざるをえません。洞爺湖サミットでなんとかなるものでもないでしょうね。

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安徽省の宣城へ(2)・・・JingShangの中国旅

2008年06月10日 | JingShang君からの上海レポート
 さて、その宣城には、上海より長距離バスで出かけました。写真は上海から乗ったバスです。この往行バスはまずまず大きな問題なく、3時間半ほどで宣城につきました。昨年湖州へ行った時には、青浦から先は高速道路が未完成でしたが、現在は開通していました。車も少なくまずまず順調でした。

 問題は帰りの便でした。9日8時10分発のバスのチケットを8日宣城到着後買い込みみ、当日40分前にはバス乗り場に着いていましたが、5分前にしか改札せず、いざ乗り込むと先客がいました。始発ではないようで、座席指定ですが、指定席は先客が占拠し、車掌らしき男に文句をいうと、このバスは座席指定無しだ、早く適当に座らないと座席が無くなるよと脅かす始末で、ともかく後ろの座席に座りました。その後席がなく立った人を無理やりおろして、バスは出発。 
 バスターミナルの出口には、定員を監視しる人がいて、チェックをするのですが、出口を出るとすぐ車が止まり、また別の乗客が路上で乗り込み、また席がないとか色々悶着を起こし、結局立ったままでバスが動き出し、そしてまた止まって乗客を乗せて、ということを何箇所かで繰り返し、時間を使いました。高速道路入り口に辿り着いた時はは、既に出発時間から1時間半も経過していました。
 ところが高速道路入り口で高速道路の交通警察につかまり、定員超過で、運転手は罰金を払わされ、定員オーバーの乗客も降ろされました。その措置でまた30分を使い、高速道路に入る時は出発時間を2時間も過ぎていました。ところが、もう一幕あり、先ほど高速入り口で降ろされた、乗客が高速道路の土手を這い上がり、高速道路の導入路のところで待っており、それを再度乗せ、結局定員オーバーで高速道路を走ることになりました。高速道路では立っている訳にはいかず、プラスチックの小さな背もたれ無しの椅子を持ち込み、これに座っていました。

 上海に近づくと虹橋の近くで数人を降ろし、そこで代わりにまた別の数人が乗り込み、上海発の時に乗車した滬太路のバスターミナルくでは数人がおりました。私は、奥に座っていて降りることができず、大勢がおりないので、上海鉄道駅に立ち寄るのだろうと思っていたら、バスはそのまま浦東に向かいました。途中で、車掌らしき男に文句をいうと、事前に説明したと言っていますが、当方は聞こえず、結局浦東に連れて行かれました。バスの最終目的地は何処か聞いたところ浦東国際空港とのことで
喫驚仰天して、そんな遠くに連れていかれる前に無理矢理降りました。そこからタクシーで浦西の自宅に戻りましたが、2時半を過ぎており、宣城のホテル発から7時間を経過したことになります。

 中国のバスは飛行機、鉄道よりは、融通が利くというか、規則を無視しているというか、中国語では「乱」(luan=みだれている)と言いますが、今回は本当にそれを実感しました。バスの旅は安いですが、なかなかスリリングです。宣城→上海のチケットは75元でしたが、上海の浦東から自宅までタクシーで35元しました。普段は、まずまずの快適さで普通に運行されるのですが、春節等のピーク時にはこのように「乱」になるようです。料金も75元のチケットが何百元にもなるようです。今年、春の大雪で、大勢の人が広州駅に集まり列車の回復を待って病死者まで出ましたが、あての無い切符を待っているのだと思います。今回も端午節の3連休の最終日で、小さなピークに当たったようで、このような目に遭いました。中国の人民もなかなか大変です。

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安徽省の宣城へ(1)・・・JingShangの中国旅

2008年06月10日 | JingShang君からの上海レポート
 まだ江蘇省泰州の紹介が終わっていませんが、中国の端午節の連休を利用して6月8日(日)~9日(月)に安徽省の宣城(xuan cheng=せんじょう)に行きました。その帰りのバスで色々体験したので、その顛末だけを先に述べます。

 宣城はどこにあるか、地図をご覧ください。上海青浦区から西に向かうと太湖の南側に湖州(hu zhou=こしゅう)があります。湖州は昨年夏に行きました。湖州は浙江省に属します。湖州は文房四宝の一つとして筆で有名で、湖筆(こひつ)と言われます。そこから更に西に向かうと簡体字表記ですが、長興県(chang xing xian=ちょうこうけん)があります。長興県は湖州市の傘下です。長興県を越えると安徽省に入ります。広徳県(guang de xian=こうとくけん)があり、その先が宣城です。宣城は安徽省の最東部にあります。宣城の市域は広く、広徳県、郎渓県(lang xi xian=ろうけいけん)、寧国市(ning guo shi=ねいこくし)、県(jing xian=けいけん)、旌徳県(sheng dexian=せいとくけん)は、みんな宣城市の傘下にあります。

 宣城は文房四宝の一つである紙(宣紙)で有名です。以前湖州(湖筆)、黄山徽州(徽墨)に行ったので、残りの二つの街に行ってみたいと思い、まず宣城に出かけたわけです。最後に残ったのは広東肇慶(guang dongzhao qing)の硯だけです。

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