猫猿日記    + ちゃあこの隣人 +

美味しいもの、きれいなもの、面白いものが大好きなバカ夫婦と、
猿みたいな猫・ちゃあこの日常を綴った日記です

教えてあげたの?

2010年08月21日 06時59分33秒 | ぶ~すか言ってやる!

 

またまた、本文とはまったく関係ない写真ですが、
10日ぐらい前かな?
【なりこま家】さんでカルビ丼を食べてきました♪
ど~~~ん。

 

ここのところ、全国で問題になっている、
百歳以上の高齢者行方不明問題であるが。

いわゆるマスゴミやお役所が大騒ぎしている論点が、
何かずれているような気がしてならない。

まずは、彼らの行方が追及されるたびに取り沙汰される、
息子・娘などの肉親問題にしても、
『そんなの、各家庭で事情も違うのだから、
 「子供は何をしていたのか?」とか、
 他人がどうこう言える問題ではなかろう』と。

 

最近、家での食事作りにもインチキに拍車がかかって(笑)
デパ地下で買ったはるさめサラダに、畑で獲れたゴーヤを混ぜてみる、とか、
間違った方向で工夫を凝らす日々(笑)

 

たとえば我が家だって、
母の居場所や、彼女が普段何をやっているかなど、
責任を持てと言われても、私は困るし、
そもそも本人の暮らしぶりや心がけ、我々との関係を思えば、
そんなことまで責任は持てない、持つ気もない。

だいたい、血の繋がりなどは、
共に暮らした記憶や家族としての歴史がなければ、
とてもあやふやなものだし、
人間、それぞれが成人し、家庭を持ってからの人生のほうが長いのだと思えば、
「冷たい」とか「義務」だとかで片づけられないことだって、
当然出てくることもあるのではないか。

 

おっ、そういえば先日、ベランダでこんなものを見つけましたよ。
ハゴロモジャスミンの支柱にからめたビニタイにくっついてたの。
これは、トックリバチの巣ってことでOK?

 

そして、もっといえば、
根本的な問題。

たとえば『正常』な親子関係であったとしても、
子の世代も、すでに高齢の場合は、
手続きに関する知識や、葬式を出す経済力がない場合もあったりして.....

親が亡くなってもどうしていいかわからず、
途方に暮れるケースだって、あるのではないかと。

お役所やマスゴミは、百歳以上の高齢者がいなくなったと騒ぐ前に。

必ずしも、高い葬式代を払わずとも死者を送れるのだと、
周知する努力をしたのだろうか?

世の中には驚くほど、「自分では届けひとつ出したことがない」、
「各種手続きはいつも人任せ」なんて生き方をしてきた人がいるものだが.....

老老介護が社会問題ともなる現代において、
まずは正しい知識を国民全体に行き渡らせなければ、
行方不明問題もその他の問題も、なくならないのではないだろうか。

 

こちらは農協で手に入れた野菜色々ね。
緑の茄子とか白い茄子とか、マーブル模様のトマトとか。
とっても興味深いよね。

 

 困ったら誰かに相談する。
 役所で聞いてみる。

 役所は役所で、親身に相談に乗るのだ、というような。

 (生活保護目的で来日した外国人などににカネを垂れ流しするのなら、
  それ以前に、自国の困った人をまずは助けるべきだろう)

そもそも、死者を送るのに、
まずは葬儀屋を介することが大前提になっていること自体がおかしいではないか。

死が等しく誰にも訪れるものならば、
その後の沙汰がカネ次第で決まるという考えは、
どうもバチあたりに思えるのだが。

(してあげたいという気持ちは大事だけども)

 

とうとう最後まで本文と無関係な写真で押し通す(笑)
アンディーブを買ってきたら、ゴンザがこんな風に仕上げてくれました。

 

まずは今、日本全体、社会全体が、
世間体や見栄のために葬式するのではないことを第一に認識して、
(当然、葬儀屋を儲けさせるためにするのでもない)
他人の家庭をどうこう言う風潮をなくさなければ、
『「立派な葬式を出してあげられないから」死んだ親を隠しておく』
なんて、事件はいつまでもなくならないだろう。

まあ、はじめから、
亡くなった親の年金目当てに死を隠すとかのケースは、
また別の話としてもね。

 


ぱぴぷぺぽ、の謎。

2010年08月20日 05時23分13秒 | つぶやき

 

ブラックベリーあらため、迷惑ベリー!?(獲れすぎて・笑)
 今年もたくさん。

 

北海道を旅するTV番組を見ていてふと思う。

『北海道内の地名って、響きが面白いものが多いけど
 .....それはやっぱりアイヌ語に由来するのかなぁ?』

『そういえば本州内には、「さっぽろ」とか「にいかっぷ」みたいな、
 「ぱぴぷぺぽ」のつく地名ってないような気がするんだけど』

.....と。

っその疑問をポロリと口に出せば、ゴンザが答える。

「あ、でも『別府』とか、『安比』とかは?」

「.....あ、そうか」

 

こちらは、JA(農協)で手に入れた、変わり野菜。
きれいな茄子と、細長いバターナッツかぼちゃ、
サラダ用かぼちゃのコリンキー。

 

休日で、暇を適度に持てあました二人は、それぞれ、
そのひとことをきっかけに、思い当たる各地名の由来を調べ始める。

「あっ、なんか、霧多布(きりたっぷ)はアイヌ語で、
 『茅を刈るところ』って意味だって」

「へえ~、札幌は『乾いた広大な河』って意味を持つんだー」

.....と。

しばらくして突然、携帯画面を覗き込んでいたゴンザが、
大声を出す。

「大変だっ、erimaちゃん!さっき言ってた別府だけど、
 アイヌ語で『ベブ』=湯気が噴出すところ(=別府)って意味があるんだって!」

「でもって安比もアイヌ語で『安住の地』という意味を持つって.....」

「なぬっ!?」

 

ゴロゴロざくざく、マリネにして、
ワシワシ、ぱくぱく、心ゆくまで食べる♪

 

北海道内ならいざ知らず、本州内にアイヌ語にまつわる地名が残るのは、
いったいどういうわけか.....。

思いもかけず、深まる謎に興味は尽きず、
その後も調べてみれば、
『アイヌは遠い昔、全国に分布していた』なんて説も出てきて、
そこからさらに調べてみれば、それらの説を、「テキトーなこと言うな!」なんて、
やけに熱く否定する→論争なども見受けられたりして.....

まあ、日本なんてのは海にぐるり囲まれているわけだから、
そこから流れ流れて、
あちこち人が散らばっていっても不思議じゃないわけだけど、
「そういえば」と、私は以前とあるページで見た、
明治期(?)のアイヌの人の写真を思い出す。

顔立ちも、もしかすれば目の色までも、多様に見えた彼らだったが、
今だって日本全国、ほんのり目の色が薄かったり、
多様な面立ちの日本人が見受けられるではないか、と。

 

こちらも、夏野菜をたくさん使って『豆アジの南蛮漬け』
揚げ油にはオリーブオイルを使ってあっさりね。

 

はて。

私の、ふとした疑問から始まった謎は、
どこへ行き、どこへと着地するのか.....。

地名とアイヌ語とその広がりについては、
まだまだ興味が尽きないが。

今のところ、確実にわかっているのは、
『アイヌ』とは、アイヌ語で「人」という意味なのだそうで。

したがって『アイヌの人』という言い方は、存在しないのだそうだ。

なるほど、『フラダンス』みたいなものですかな。

 

そしてこちらの方は、
そんなアジを、お手手も使って上手に泥棒中(笑)
おいしいかい?ちゃあこ♪