猫猿日記    + ちゃあこの隣人 +

美味しいもの、きれいなもの、面白いものが大好きなバカ夫婦と、
猿みたいな猫・ちゃあこの日常を綴った日記です

ぱぴぷぺぽ、の謎。

2010年08月20日 05時23分13秒 | つぶやき

 

ブラックベリーあらため、迷惑ベリー!?(獲れすぎて・笑)
 今年もたくさん。

 

北海道を旅するTV番組を見ていてふと思う。

『北海道内の地名って、響きが面白いものが多いけど
 .....それはやっぱりアイヌ語に由来するのかなぁ?』

『そういえば本州内には、「さっぽろ」とか「にいかっぷ」みたいな、
 「ぱぴぷぺぽ」のつく地名ってないような気がするんだけど』

.....と。

っその疑問をポロリと口に出せば、ゴンザが答える。

「あ、でも『別府』とか、『安比』とかは?」

「.....あ、そうか」

 

こちらは、JA(農協)で手に入れた、変わり野菜。
きれいな茄子と、細長いバターナッツかぼちゃ、
サラダ用かぼちゃのコリンキー。

 

休日で、暇を適度に持てあました二人は、それぞれ、
そのひとことをきっかけに、思い当たる各地名の由来を調べ始める。

「あっ、なんか、霧多布(きりたっぷ)はアイヌ語で、
 『茅を刈るところ』って意味だって」

「へえ~、札幌は『乾いた広大な河』って意味を持つんだー」

.....と。

しばらくして突然、携帯画面を覗き込んでいたゴンザが、
大声を出す。

「大変だっ、erimaちゃん!さっき言ってた別府だけど、
 アイヌ語で『ベブ』=湯気が噴出すところ(=別府)って意味があるんだって!」

「でもって安比もアイヌ語で『安住の地』という意味を持つって.....」

「なぬっ!?」

 

ゴロゴロざくざく、マリネにして、
ワシワシ、ぱくぱく、心ゆくまで食べる♪

 

北海道内ならいざ知らず、本州内にアイヌ語にまつわる地名が残るのは、
いったいどういうわけか.....。

思いもかけず、深まる謎に興味は尽きず、
その後も調べてみれば、
『アイヌは遠い昔、全国に分布していた』なんて説も出てきて、
そこからさらに調べてみれば、それらの説を、「テキトーなこと言うな!」なんて、
やけに熱く否定する→論争なども見受けられたりして.....

まあ、日本なんてのは海にぐるり囲まれているわけだから、
そこから流れ流れて、
あちこち人が散らばっていっても不思議じゃないわけだけど、
「そういえば」と、私は以前とあるページで見た、
明治期(?)のアイヌの人の写真を思い出す。

顔立ちも、もしかすれば目の色までも、多様に見えた彼らだったが、
今だって日本全国、ほんのり目の色が薄かったり、
多様な面立ちの日本人が見受けられるではないか、と。

 

こちらも、夏野菜をたくさん使って『豆アジの南蛮漬け』
揚げ油にはオリーブオイルを使ってあっさりね。

 

はて。

私の、ふとした疑問から始まった謎は、
どこへ行き、どこへと着地するのか.....。

地名とアイヌ語とその広がりについては、
まだまだ興味が尽きないが。

今のところ、確実にわかっているのは、
『アイヌ』とは、アイヌ語で「人」という意味なのだそうで。

したがって『アイヌの人』という言い方は、存在しないのだそうだ。

なるほど、『フラダンス』みたいなものですかな。

 

そしてこちらの方は、
そんなアジを、お手手も使って上手に泥棒中(笑)
おいしいかい?ちゃあこ♪ 

 

コメント
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