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   猫猿日記    + ちゃあこの隣人 +

美味しいもの、きれいなもの、面白いものが大好きなバカ夫婦と、
猿みたいな猫・ちゃあこの日常を綴った日記です

見え透いてますよ、あなたたち。

2005年12月04日 00時09分00秒 | ぶ~すか言ってやる!
偽装マンションの問題で揺れる、日本列島。
いかにも
「私、怪しいです」
と顔に書いてあるような、ヒューザーの小嶋社長だが、彼の登場は最初っから、怪しいことの連続だった。

姉歯問題が明るみに出て、初めてヒューザーの名が出たとき、
「まさに驚天動地、青天の霹靂」
とのコメント。
人はウソをつくとき、必要以上に多弁になるという法則......ご存知なかったのかしら?
せいぜい、「晴天の霹靂」「驚天動地」の、どちらか一つを使うにとどめておけばよかったのに.....。

また、あのインチキ社長のCD作曲者のコメント。
「彼は抜群に音感がいい」
あの.....実際ワイドショーで流されるその歌を聴いてもそう思えない私って.....耳が悪いってことかしらん。
お前、あいつの金が目当てだろ。

あと。
報道陣にもみくちゃにされる姉歯建築士の頭髪偽装。
あの騒ぎで「ポロッ」とはずれてしまわないかドキドキしてるのは私だけ?

いや。
この問題で被害に遭われた方には大変気の毒なことで、私も憤りを感じている人間の一人であるが、本音を言えば、現在明るみに出てるのは氷山の一角だと思うよ~ってことで。

それに、現在のマンション建築ラッシュはちょっと異常でしょ?
我が家周辺にも、横浜市内にも、埋立地であるみなとみらいにもバンバン建ってるけど......。
大地震がきたらどうなるのか、不安になるような立地に......大丈夫なのかな。
「埋立地は、大地震がきたら間違いなく液状化する」
って、先日専門家の方が仰っていたけど。

ともかく、人の命に関することだから、きちんとして欲しいとは思うが、そんなこと、金儲けしか頭にないヤツにとっちゃ、どーでもいいことなんだろうな~。

誰を信じていいのかわからない時代。
コツコツ、自分の仕事に誇りを持って働く人が損をする。

毎日子供が殺されて、年寄りや障害者から搾取して、飼っている犬猫が矢で射られ、それでも何も変わらない社会。

何が可笑しいのか、薄ら笑いで悲しい事件のインタビューに答える日本人。
何が可笑しくて
「怖いですね~」
を笑顔で言う?
何が楽しくて、
「悲鳴が聞こえていたんです」
と、笑顔で証言する?

この国はもう終わりなのかもな、と思うのは私だけだろうか?
私だけか?
終わりにしてしまえと思うのは。

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6 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

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殺伐と (shiki)
2005-12-04 14:37:52
私も事件が起こるたび

「近所の人が○○さんの悲鳴を聞いたのが○日未明ですから・・」

というコメントにすごく違和感を感じていました。

悲鳴が聞こえたのに放置されちゃうんだ・・って。

都会って便利でわずらわしさがないけれど、こわい一面もありますね。

返信する
Unknown (アンジェラ)
2005-12-05 10:19:04
なぜ、、悲鳴が聞こえて、、助けに、、行かないのか???私には、解りません、、



ここでは、、考えられません。。

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「助けて」がタブーとされる時代 (erima)
2005-12-05 14:23:45
shiki様



野次馬根性はものすごいくせに、「助けて」には

反応しない。

それがあからさまに出るのが、あの、

「悲鳴を聞いたのが...」というインタビューですよね。

よく恥ずかしげもなく、と思いますが、

責任の一端を担っているという気持ちは、

ああいう人たちには、これっぽっちもないのでしょう。

せめて...巻き添えになるのが嫌ならば、警察に

通報するぐらいすればいい。

そう思うのは、私が当事者じゃないからなんでしょうか?



いつか、こんな話を聞いたことがあります。

「助けて」というと、人は巻き添えを恐れて家から出てこない。

だから、何かがあったら「火事だ~」と叫びなさい、と。

火事なら、自分の家や身も危ないから、人は飛んで

様子を見に出てくるのだそうです。

悲しいですね。

けれど、それを聞いてから、私はやはり若い女の子に

そのように教えてます。

自分の身を守るのは自分。悲しくとも、現実はそうなんですものね...。

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隣の人の顔を知らない (erima)
2005-12-05 14:35:59
アンジェラ様



今は、回覧板もポストへ、の時代。隣の人の顔を知らないのが、都会での現実です。私自身も、以前住んで場所で、今住んでいる場所で、挨拶したのに無視された、なんてことが何度もありましたし、都会には病んでいる人が多いのでしょう。人にぶつかっても平気、なんて人、そこらじゅうに溢れてますもの。

とはいえ、この近辺で生まれ育った私であっても、子供の頃には、近所づきあいがあるのが普通でしたよ。今は...何かが狂っているのです。いつだか、明らかに泥棒の下見と思われる光景が窓から見えたので(1時間に渡って一戸建てばかりの様子を伺っていた男がいた)、警察に通報したら、「歩いているだけの人に事情は聞けない」と、むげに言われました。もちろん、私は食い下がり、「では注意してパトロールします」までは言わせましたが、警察ですらその態度です。本当に何かが狂っていますね。

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根っこの部分は変わっていないと信じたいけど (t-cat)
2005-12-05 22:24:12
日々こつこつと生活してる人の方が

やっぱり圧倒的に多いと思うんですが、

世の流れに流される人が多いのも事実。



私たちの世代が踏ん張らなくては…

と思ってしまうんです。

つい。
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コツコツの弱み (erima)
2005-12-06 02:12:00
t-cat様



景気が悪くなり、「コツコツ」も容赦なく切り捨てられる時代。

パワハラでねじ伏せられる良心もあるのしょうね。



それに、矛盾している言い方かもしれませんが、

ただコツコツやっていればいいってものでもない。

無関心の振りが、いたって普通の人々に

「普通」とされていることは恐ろしいことですもの。



踏ん張らなければいけないけれど、

踏ん張る人は損をして、叩かれる。

正しいことのために牙をむく人間は、

この社会では反逆児とみなされる。



いつか...

それが変わっていく日はくるのでしょうかね。

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