さて。
二人ででかけた『イリヤ・カバコフ展』。
遊歩道をそれた通路の先になにがあったかといいますと.....
音に誘われ浮かれた私。
どうやらスキップしていたらしい。
ゴンザにしっかり撮られてた（爆）
ほの暗い小道からいきなり視界は開けて.....
そこは見渡す限りの明るい海！でした～。
おおっ！浮世絵みたいだ～
きらきらと輝く、遠い波頭。
浜辺に近い波間には、ぷかぷかとサーファーが浮き、
波打ち際にはしゃぐ犬。
砂浜に点々と残るそれぞれの足跡。
それに.....
決死の覚悟でこんな写真を撮る男（笑）
これを撮った後、ゴンザはびしょ濡れ一歩手前の危機に陥る（笑）
砂浜に降り、景色を眺め、静かな秋の海でしばし穏やかなときを過ごした我々は
（いや、充分はしゃいでいたような気もするが・笑）
そこでようやく、今日出かけてきた本来の目的である『イリヤ・カバコフ展』の会場へと、歩みを進めたのでした。
美術館の中にはこんなに可愛いルールブックが。
これ、是非大人用も作って欲しい。
『美術館の中ではヒールの音をけたたましく鳴らしながら歩くな！』とか、
『そこのオヤジ、でかい声でしゃべるな！』とか（笑）
社会主義下のソ連で、長らく、絵本や図鑑の挿絵画家として活躍してきたイリヤ・カバコフ。
生まれがウクライナで、幼少時には戦火を逃れてウズベキスタンに逃げたこともあるというけれど、それぞれの土地でみたものが強く影響しているのか、独特の色彩で豊かに、多くのものを描き出しています。
（ロシアは広いもんね～。映画『ひまわり』の広大なひまわり畑のあるウクライナは東ヨーロッパ。ウズベクは中央アジア）
また逆に、タッチが、同じ人間が描いているものでありながら時に大きく異なることもあって、そのあたりも興味深い。
(中には色彩、ライン共に浮世絵に影響を受けたに違いないと思われる作品もいくつかあった）
きっと、国家の思惑がどうであれ、ソ連が当時力を入れていた宇宙開発や、天然資源の発掘を、こんな絵と共に学べた子供たちは楽しかったことでしょう。
私とゴンザは小声で様々な感想を述べ合いながら、美術館を後にしました。
美術館を出ると、そこにはさきほどより少し青が薄くなった空が.....
トンビは相変わらずくるくると輪を描き、ときに鋭く滑空します。
美味しいものを食べ。
綺麗な景色を眺め。
素敵な絵を見て過ごした我が家の週末。
日記の方はなんだか長くなってしまったけれど.....
楽しんでいただけましたか？
俗に、世間では変わりやすいものの喩えとして『女心と秋の空』なんてことを申しますが.....
この週末の私の女心は、大変に満足し、秋の空を見上げたのでした。
ツマ様～、本当にありがとうございました～♪
海辺で、お食事しなくて正解でした。親戚が葉山にあるんだけど、漁師さんの奥さんたちが、みんなでお昼ご飯に天丼を食べていて、最後に楽しみに取っておいた天婦羅、ヒュ～～～ンと飛んできたトンビに持っていかれたそうです。
空もきれいで、海もきれい、そして何と言っても富士山が素晴らしいですね。
私も楽しんじゃった。
お出かけ下さってどうもありがとうございました。
愉しんでいただけたようで本当に良かったです。
あ～、いい休日～♪
近代美術館の葉山館は行ったことがないもので、
予習をさせていただいた感じです。
海の青さがきれい～、きらっきらしてるし。
富士山も見えてる～。
本当にあの日はいいお天気でしたものね。
さて、今週末の天気はどうなることやら。
人気がなかったら「ウォーーーッ！！！」
って、思わず叫びたくなりそう！（笑）
erimaさんがちっこいオチリをふりふりしながら、
mmm～♪
スキップしているのが伝わってくるような、
とってもい～い写真★
ん～、これはゴンザ画伯しか写せない写真だわ～♪
このルールブックは子供洋？かわい～
でもマナー違反の大人って沢山います
こないだ絵を見に行ったら、絵の前で立ち止まるおばちゃん三人組…
井戸端会議して動かないの（涙）
人の噂話しなら別の場所でしてぇ～
所で、明日かあさって、北の空から得たいの知れない物体が、
時間差で着弾する予定ですので、
防空頭巾を被って万が一に備えておいて下さい
こりゃ、最高の休日だ！
そりゃー、スキップもしたくなるさ♪
たまにスキップの出来ない人がいるけど、大人になってからは私も滅多にスキップしなくなったな(笑)。
で、erimaちゃんはなんの音に誘われ浮かれたの？
波の音？
ロシアに統合された今もなお、まだまだ民族運動もあるようだけど、旧ソ連支配下の時代には、今以上に民衆は反体制を取ったり、厳しくも民族に誇りを持つ時代だったんだろうな。
私も昔、ウズベキスタンから家族で日本に逃亡してきた家族の息子さんと友達になったもの。
残念なことに、オカマの早大生とことさら仲良くなった彼は、細い体をくねらせておネエ言葉で話すようになってたっけ(笑)。
そんな激動の時代に、こんなにも可愛らしい夢のある絵を描いたカバコフさん、暖かく優しい気持ち、そして内には暖かいどころか熱い思いを秘めた方だったのかなーと思ってしまった。
そしてあの時代、日本の浮世絵は世界各地、特にヨーロッパの絵画には大きな影響を与えていたんだね。
日本人として実に誇らしい！
そうそう、私、トンビにお弁当をかっさらわれた事あるの。
大学時代、当時の彼とお手製のお弁当を持って江の島に行ったら、箸に挟んだ鶏の唐揚げを二人してかっさらわれたのよ！
思わず、「あんた、それは共食いでしょ！」と叫んでしまった(笑)。
まさに秋晴れの、秋らしい一日。
あの辺りには鎌倉、葉山など、この『県立近代美術館』が点在しているようなのですが、環境が素晴らしいので美術館の駐車場に車を入れて、お散歩などなさっている方もおられたようです。
秋は海にも人が少なくって水も綺麗。
ゆったりした気分で広々と眺める富士山は本当に美しくって、なんだか誇らしい気分になりました。
天ぷらのお話。
やっぱりトンビは『油揚げ』といい、油ものが好きなんでしょうか？
せっかく楽しみにとっておいた天ぷらをさらわれて、奥さん達。
がっかりなさったでしょうね～。
うう、私なら「お前を焼き鳥にしてやるっ！」と叫んでしまうかも
（トンビって美味しいのかな？笑）
本当にたくさんたくさん楽しませていただいて、ツマ様にはなんとお礼を申し上げたらいいか。
こちらこそどうもありがとうございました！
この美術館は大変上手に光を取り込んでいて、海辺に相応しい建物であると同時に、その存在で海をさらに明るく照らしているような印象を持ちました。
ぜひぜひ、お天気の良い日に行かれると倍楽しめるのではないかと思います。
なんでしたら、ご予定の日には、私がテルテル坊主を100個ぐらいぶら下げる勢いです（笑）
秋は空気も澄んでて海もクリアー。
ツマ様の休日が最高のものになりますように。
なぬっ!?
着弾が我が陣地に迫っているとなっ！
退避～！退避～！
ちゃあこを頭にかぶって、いや、もとい、ゴンザを楯にして万が一に備えねば～（笑）
でももう～、そんなお気遣いなさらないで下さってよかったのに～。
いや、でも...でも...
『得たいのしれない物体』とはなんぞや。
た、楽しみ...♪（笑）
首を長くして迎撃準備を整えておきます！
ちなみに、私も美術館で噂話に花を咲かせるおばさんに鑑賞の邪魔をされたことがあります（怒）
そんなの外でやればいいのに～。
美しい作品の前で人の悪口。
腹が立つしげんなりしますよね。
このルールブックは子供用でしたが、別に『おばさん用』『オヤジ用』『おねいちゃん用』と作って欲しいです。
（今気づきましたが、美術館に来る『にーちゃん』
にはあまりマナー知らずがいないような...）
あ、ゴンザ画伯は私が油断している姿ばかり撮るのでうっかりしてると大変な写真がどんどん増えて行ってしまいます（泣）
おしりがちっこく見えるのは、そのぶんお腹に肉がついてるからなのよう～～。
うお～～～～～～！！（←海に向かって叫ぶ）（爆）
たぶん、私が思わずスキップしてしまったのは、波の音と香りに誘われてしまったのだと思う。
それに何の花なのか、あたりにいい香りが濃密に漂っていてね～。
とっても素敵な気分だったの♪
おまけにこのカバコフさんの描く色彩がこの明るい美術館と海からのきらきらした反射にぴったりで。
カバコフさん自体は国家の厳しい検閲の前に『望まれるとおりの』絵を描き続けた、ある意味、現実をきちんと見つめている方でもあったようなんだけど、その魂は決して染まりきることはないのね～。
多民族、多文化を抱えた国のいいところと悪いところ。
私たち単一民族が生きる国（もっとも、純粋な『日本人』などほとんどいないらしいけど）で育ってきた者には、それが眩しくもあり、少し怖くもあり。
夏に見に行った広重展で見た浮世絵にそっくりな構図・色彩の絵を見つけたときにはやけに親近感が湧いて、しばし立ち止まってしまったわ～。
トンビにから揚げをかっさらわれた事件（笑）
今から敵をとりに行くってのはどう？
でもあんなに鋭く飛ぶトンビの肉って堅いかも～（爆）