小さな頃。
母がよく、
『ハタハタ』を煮てくれたものだった。
ぱんぱんに膨らんだ腹に、
まるでゴムのような、
ぶちぶちした歯ごたえのある卵が、
ぎっしり詰まって。
ハタハタは、
その卵を噛みしめる瞬間の思い出と共に、
私の記憶に強く残っている。
…しかし、いつしか、
その姿は見られなくなって。
「穫りすぎていなくなってしまったのだ」と、
誰かに聞いた。
漁は規制され、
だから、店頭から消えたと。
そして…。
また数年前からは、その姿を、
スーパーなどでちらほら見かけるようになった。
はじめはごく小ぶりな干物で。
最近では生の、『あの頃』に近い大きさで。
…しかし、それでも。
やはり思い出の中のハタハタより、これらが小さく見えるのは…。
私が大人になったからだろうか。
なつかしい『ハタハタ』。
母がしていたように、煮てみようかな。
母がよく、
『ハタハタ』を煮てくれたものだった。
ぱんぱんに膨らんだ腹に、
まるでゴムのような、
ぶちぶちした歯ごたえのある卵が、
ぎっしり詰まって。
ハタハタは、
その卵を噛みしめる瞬間の思い出と共に、
私の記憶に強く残っている。
…しかし、いつしか、
その姿は見られなくなって。
「穫りすぎていなくなってしまったのだ」と、
誰かに聞いた。
漁は規制され、
だから、店頭から消えたと。
そして…。
また数年前からは、その姿を、
スーパーなどでちらほら見かけるようになった。
はじめはごく小ぶりな干物で。
最近では生の、『あの頃』に近い大きさで。
…しかし、それでも。
やはり思い出の中のハタハタより、これらが小さく見えるのは…。
私が大人になったからだろうか。
なつかしい『ハタハタ』。
母がしていたように、煮てみようかな。
ふわり様にも同じような思い出がおありだったとは...
何かとてもうれしいです。
そうそう、ハタハタは、「昔はとても安く、手に入りやすかった魚だったのだ」と、母も言ってましたが...
とても味のいい魚ですよね。
ふわり様のおっしゃる通り、あの卵のはじける感触がとても楽しくて面白くって。
子供には、「美味しい」より、そちらが先だったかもしれないですね(笑)
思い出の味って、なんであんなに胸をキューンとさせるんでしょう。
たとえそれを長らく食べていなくっても、忘れない。
くじらベーコン。
我が家もよく食べていました!
食卓に色の少ない時代に、あの赤は鮮烈でしたよね~(笑)
ホント、今では高級品になっちゃいましたが...
最近の子の思い出の味って何になるのかなぁ。
考えてみれば、我々の子供の頃は、ものが少ないだけに。
ひとつひとつに思い出が強く残る、幸せな時代でした。
そうなんですよね!
子供の頃にすごく大きく感じた木や丘が、大人になって見てみると、とても小さくて驚くことってありますよね。
そういえば、小さな頃。
妹とよく遊んだ、田舎の祖母宅近くの公園の、小高い山と大きな木が、実は大人になってみれば、ただの盛り上がった部分と普通の木だったことには驚きました(笑)
ハタハタ。
煮魚にしてもとても美味しく、卵のぶちぶち感はまったく損なわれなかった記憶があります。
とても好きな魚でした。
やはり今度買ってみようと思います。
私が子供の頃にもしょっちゅう食卓に上がっていました、
ハタハタの煮付け。
我が家は兄弟が多かったのできっと…
安価だったからだと思います(笑)
そして、そうそう、お腹からぶっくりとはみ出した卵は、
弾力があってプチプチと言うよりはバリバリとはじけて、
楽しかったなぁ。
この画像のハタハタは、やはり当時と比べるとちんまりとしている感じがします。
そういえば我が家ではくじらベーコンもよく食べていました。
今ではすっかり高級品ですね。
「ハタハタ」煮魚で食べたことないです。なんだか、玉子のプチプチがたまらなく美味しそうです。