猫猿日記    + ちゃあこの隣人 +

美味しいもの、きれいなもの、面白いものが大好きなバカ夫婦と、
猿みたいな猫・ちゃあこの日常を綴った日記です

業務連絡エスパー妹へ 〜王国の内部〜

2021年07月16日 14時48分45秒 | 業務連絡エスパー妹へ

 

あら、キレイな花!

改良等、人の手が加わっているとはいえ、自然の美の多様さよ。

 

 

アブラムシに寄生する、

アブラバチについて書いた後。

 

ひとつの疑問を抱いた。

 

「そういえば私が見かけた、

 『親』らしき虫はメタリック。

 エメラルドコックローチワスプもメタリックだから...

 寄生するヤツは、みんなそうなのだろうか?」

 

そこからいつもの『クセ』が始まり。

 

最初は『色』にこだわり、

調べていたけれど。

 

いつしか、飛ぶページごとに出てくる記述に...

 

「ううむ。アブラバチはコマユバチの仲間とな」

 

「げっ!一次寄生蜂、二次寄生蜂って何ぞ!?」

 

「殺傷寄生蜂...飼い殺し寄生蜂...

 

「一匹400個の卵を産む...

 

「世界中に5000種も...

 すべての種が他の昆虫に寄生する...

 

「ひぃぃぃぃい〜!」

 

「こ、こ、こわい...

 

もはやメタリックだの色だのは、

どこかへ吹っ飛んでしまった。

 

「ヤダ、ワタシったら、

 昨日は何だかおセンチになってしまったけれど。

 コトはそんなに単純じゃなかったわ...

 

この『世界』は、

私の感傷など入る余地もない、

非情の王国だ。

 

生き残るため、それぞれ、

進化を繰り返し。

 

「そうよ!

 生き物が存亡をかけて知恵を絞ることの、

 何が恐ろしいものですか!!」

 

...いや、やっぱり十分恐ろしいけど(笑)

 

そして興味も尽きないけれど。

 

しかし...

調べ物の果ての『その先』。

 

...はて?コレマンアブラバチ剤とは?

 ...天敵製剤とは何ぞ!???」

 

「実験による異種間交配ではオスしか生まれない...とは???」

 

詳しくは、私が変に説明するより、

ググって貰った方が早いだろうが。

 

これだけはいえる。

 

寄生蜂も、その生態も、

もちろん怖いけれど。

 

結局、

一番恐ろしいのは人間だろう、と。