あら、キレイな花!
改良等、人の手が加わっているとはいえ、自然の美の多様さよ。
アブラムシに寄生する、
アブラバチについて書いた後。
ひとつの疑問を抱いた。
「そういえば私が見かけた、
『親』らしき虫はメタリック。
エメラルドコックローチワスプもメタリックだから...
寄生するヤツは、みんなそうなのだろうか?」
そこからいつもの『クセ』が始まり。
最初は『色』にこだわり、
調べていたけれど。
いつしか、飛ぶページごとに出てくる記述に...
「ううむ。アブラバチはコマユバチの仲間とな」
「げっ!一次寄生蜂、二次寄生蜂って何ぞ!?」
「殺傷寄生蜂...飼い殺し寄生蜂...」
「一匹400個の卵を産む...」
「世界中に5000種も...
すべての種が他の昆虫に寄生する...」
「ひぃぃぃぃい〜!」
「こ、こ、こわい...」
もはやメタリックだの色だのは、
どこかへ吹っ飛んでしまった。
「ヤダ、ワタシったら、
昨日は何だかおセンチになってしまったけれど。
コトはそんなに単純じゃなかったわ...」
この『世界』は、
私の感傷など入る余地もない、
非情の王国だ。
生き残るため、それぞれ、
進化を繰り返し。
「そうよ!
生き物が存亡をかけて知恵を絞ることの、
何が恐ろしいものですか!!」
...いや、やっぱり十分恐ろしいけど(笑)
そして興味も尽きないけれど。
しかし...
調べ物の果ての『その先』。
「...はて?コレマンアブラバチ剤とは?
...天敵製剤とは何ぞ!???」
「実験による異種間交配ではオスしか生まれない...とは???」
詳しくは、私が変に説明するより、
ググって貰った方が早いだろうが。
これだけはいえる。
寄生蜂も、その生態も、
もちろん怖いけれど。
結局、
一番恐ろしいのは人間だろう、と。