今日は爪のお話です。
最近は水仕事ばかりで、私はもはや、ボロボロだけど(笑)
マニキュアも、最後に塗ったの、いつだっただろ?
ある夜。
ある方と話していて、「女として現役」の話になった。
いわく、
「還暦過ぎの知人女性が『女として現役よ♪』と、堂々宣言し、
その証拠のように、いつもキレイにペディキュアを施している」
と。
ちゃあこの爪はいつもピカピカ。
ピンクの「にくきう」も、ぷにぷに、ピカピカ。
なるほど、それを聞いて、リアリティを感じたのは、
ゴンザと暮らして以来、
さすがにペディキュアまでは、
ならぬ、手抜きをしてきた自分を省みたからでもある。
(最初に言った通り、最近はマニキュアも、だけど)
確かに「女として現役」の恋愛沙汰や、
あんな夜、こんな夜の思い出には(笑)
一瞬の気の緩みも、身支度において、
自分に許していなかったと。
その最たるものがペディキュアだった。
こちらはかなりリラックスの表情、
無防備に寝ている娘さん。
のびのーび、手を前に伸ばして(笑)
いつどこで靴を脱ぐかわからないから、足の爪を整えておく。
誰の目にも見える場所でなく、
誰かと自分のために、
無防備な部分を念入りに整える。
まあ、昨今のファッションでは、『素足にミュール』ということも多々あるから、
それだけとは限らないのかもしれないが.....。
近頃再び、赤ちゃんみたいなひらぺったい手になってきたような気が。
甘えん坊ぶりも赤ちゃん級(笑)
はて。
そういえば私が最後にペディキュアを施したのは、
いったい、いつのことであっただろうか。
なるほど、剥ぐもののひとつもない女を妻に持つのは、
さぞかしつまらぬことだろう。
私はゴンザに申し訳なく思う。
ま、よく考えれば日頃、『まっぱ』で家中走り回る夫には、
やはり、それぐらいの相手が、ちょうどいいのかもしれないけれど(笑)
「どう思う?ちゃあこ」
「やっぱり、きれいな指先を作るのは、念入りなお手入れに限るわよねぇ」
「はあ、なるほど。やはりそうですか」