猫猿日記    + ちゃあこの隣人 +

美味しいもの、きれいなもの、面白いものが大好きなバカ夫婦と、
猿みたいな猫・ちゃあこの日常を綴った日記です

気になるあの男性(ひと)。

2008年06月14日 00時57分47秒 | ハ~プニング!

皆さんご存知の通り、
私には、ゴンザという夫がおり。

これでもれっきとした人妻であるが.....

今夜、私は出逢ってしまった。

とっても気になる男性(ひと)に。
どうしても忘れられない男性(ひと)に。

 

ああ、この後あんな出逢いさえなければ、
私は変わらず平凡な日々を送り、
ただただ、このいんげんの収穫を待つ、フツーの人妻だったのに。

 

その男性(ひと)とは、畑の帰り。
暮れ行くサイクリングロードで出逢った.....。

薄い闇の迫るそこには、
家路を急ぐ人の影がときおり行過ぎるだけで、
もう、犬の散歩をする人の姿も、自転車にまたがる子供らの姿も、
めっきり減っている頃。

その男性(ひと)は向こうからやってきた。

ママチャリにまたがり、ペダルを踏みつつ、真っ直ぐと。

 

そして、この鳥も食わない不味いブラックベリーの収穫さえ、楽しみに待つ、
そんな罪のない.....

 

薄い闇に反射するかのような白いワイシャツが眩しく、
ネクタイ姿も凛々しい彼。

その分けられた髪は、きっちりとバーコードを描き、
初対面とはいえ、私には、
彼の几帳面さが手にとるようによくわかる。

 

そうよ、アナタに出逢わなければ、
こんな美味しいアイスを夫と二人で分けて食べるささやかな幸せで、
ワタシ、満足できてたわ....

 

いいえ、それは。
言いかえれば、一見よくいるサラリーマン。

よくわかってる。

でも.....

ただ、違ったのは......。

他の誰とも彼が違っていたのは。

そんな『ビジネスマン』然とした姿ながらも、ママチャリを運転し、
また、同時に片手で歯磨きをしていたことである(爆)

 

ああ、そうね。
この出逢いは、「甘いものを食べたら歯を磨け」って、そういうこと?

 

そのときの私の衝撃を、
嗚呼、ここにどうやって記すべきか。

そう、それは例えば、運命の人に出逢ったときがそうであるように、
すべてがスローモーションで見えるような。
めまいがするような。

私は、ぐらりと揺れる身体の揺れをおさえ、
ようやく乗っている自転車のバランスを取りながら、
いつまでも振り向いて彼を見送り続ける。

「また会えるかしら?」

そう思いながら。

 

今日もこんなに獲れました。
禁断の果実.....じゃなかった、ラズベリーちゃん(笑)

 

.....ああ、ゴンザよ許して。

ワタシ、どうしてもあの男性(ひと)が気になるの。

あの歯ブラシに歯磨き粉はついていたのかしら?

そして、彼はどこへ行こうとしてたのかしら.....?

ワタシきっと、今夜は眠れないわ(爆)

 

ちなみに、今年どっさり収穫をもたらしてくれているラズベリーちゃん。
ベランダから畑へ植え替えた時点では右端の線内くらいの大きさでした。
それが、たった1年超で、このジャングル状態(笑)
すごいなぁ。

コメント (10)
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