こんにちは。ガースーです。最近は、私の内閣の支持率が低落しているようですので、ひとつ弁解をさせていただきたいと思います。
支持率が落ちた理由の一つは、私が自己紹介で「ガースーです」と言ったことにあるらしいのですが、これはいかがなものでしょうか。私は自分がネットでは「ガースー」の愛称で呼ばれていることを知っていました。知っていて、そんなふうに自己紹介したのです。
え?これは愛称ではなく、蔑称だということを知らないのか、ですって?
ええ、そんなこと、当然私は知っていましたよ。情報通の私がそんなこと、知らない訳ないじゃないですか。
え?自分への蔑称を嬉々として口に出すなんて、おまえはアホじゃないのか、ですって?はい、おっしゃる通りです。私はアホです。アホであることをあえてアピールしたと言いましょうか。利口ぶった秀才より、馬鹿にされるくらいの凡才のほうが、国民から親しみを持たれて、人気が出るのではないか、私はそう考えたのです。
ネットウケを狙っている、ネット世論などといういかがわしいゲテモノにおもねろうとしている、と、そう言ってあなたは私を批判するのですね。お言葉ですが、IT化が進んだ昨今の社会では、ネット世論は選挙結果を左右するほどの大きな力を持っています。ネット世論を無視することはできないのですよ。
もっとも、ネット世論に迎合しようとすると、ネット世論からすぐにしっぺ返しを食らう。これは想定外でした。ネット世論ほど天邪鬼なものはありませんな。
それから、支持率が落ちたもう一つの理由は、いわゆる会食問題です。「4人以上の会食は控えて欲しい」と言いながら、当の自分は8人もの大勢でステーキ会食を満喫していたということで、私は国民の皆さんからこっぴどく批判を受けている。ですから、このことについても弁解させていただきたいのですが、まず申し上げたいのは、アレは不要不急の会合ではなかったということです。
「こともあろうに、この時期に忘年会とは」というご批判もあるようですが、私は忘年会に出席したのではありません。私は二階先生に会いに行ったのです。二階先生には、すぐにでもお会いして、私の考えを聞いていただく必要があった。すぐにです。
GO TO を廃止したことで、私は二階派の先生方からお叱りを受けていました。ですが、今すぐGO TO を廃止しないと、日本はコロナの第3波でとんでもないことになる。私は日本の行末を案じてそう考え、GO TO を廃止したのです。観光業界を潰そうとしたのではありません。この私の真意をわかっていただけないと、私は総理の座から引きずり下ろされるでしょう。ですから、二階先生には、何としてもすぐにお会いしたかったのです。自分で言うのもナンですが、これは日本の政局を変える一大事ですからね。
まあ、これはここだけの話で、くれぐれも内密に願いたいのですが、コロナ騒動が一息ついた暁には、観光業界の方々には目一杯サービスさせていただきますよ。今回のGO TO 廃止の件では、損をおかけしてしまったわけですが、その埋め合わせは必ずしますから、まあ、業界の方々、待っていてください。期待を裏切らないのがガースーのモットーですから。はい。
支持率が落ちた理由の一つは、私が自己紹介で「ガースーです」と言ったことにあるらしいのですが、これはいかがなものでしょうか。私は自分がネットでは「ガースー」の愛称で呼ばれていることを知っていました。知っていて、そんなふうに自己紹介したのです。
え?これは愛称ではなく、蔑称だということを知らないのか、ですって?
ええ、そんなこと、当然私は知っていましたよ。情報通の私がそんなこと、知らない訳ないじゃないですか。
え?自分への蔑称を嬉々として口に出すなんて、おまえはアホじゃないのか、ですって?はい、おっしゃる通りです。私はアホです。アホであることをあえてアピールしたと言いましょうか。利口ぶった秀才より、馬鹿にされるくらいの凡才のほうが、国民から親しみを持たれて、人気が出るのではないか、私はそう考えたのです。
ネットウケを狙っている、ネット世論などといういかがわしいゲテモノにおもねろうとしている、と、そう言ってあなたは私を批判するのですね。お言葉ですが、IT化が進んだ昨今の社会では、ネット世論は選挙結果を左右するほどの大きな力を持っています。ネット世論を無視することはできないのですよ。
もっとも、ネット世論に迎合しようとすると、ネット世論からすぐにしっぺ返しを食らう。これは想定外でした。ネット世論ほど天邪鬼なものはありませんな。
それから、支持率が落ちたもう一つの理由は、いわゆる会食問題です。「4人以上の会食は控えて欲しい」と言いながら、当の自分は8人もの大勢でステーキ会食を満喫していたということで、私は国民の皆さんからこっぴどく批判を受けている。ですから、このことについても弁解させていただきたいのですが、まず申し上げたいのは、アレは不要不急の会合ではなかったということです。
「こともあろうに、この時期に忘年会とは」というご批判もあるようですが、私は忘年会に出席したのではありません。私は二階先生に会いに行ったのです。二階先生には、すぐにでもお会いして、私の考えを聞いていただく必要があった。すぐにです。
GO TO を廃止したことで、私は二階派の先生方からお叱りを受けていました。ですが、今すぐGO TO を廃止しないと、日本はコロナの第3波でとんでもないことになる。私は日本の行末を案じてそう考え、GO TO を廃止したのです。観光業界を潰そうとしたのではありません。この私の真意をわかっていただけないと、私は総理の座から引きずり下ろされるでしょう。ですから、二階先生には、何としてもすぐにお会いしたかったのです。自分で言うのもナンですが、これは日本の政局を変える一大事ですからね。
まあ、これはここだけの話で、くれぐれも内密に願いたいのですが、コロナ騒動が一息ついた暁には、観光業界の方々には目一杯サービスさせていただきますよ。今回のGO TO 廃止の件では、損をおかけしてしまったわけですが、その埋め合わせは必ずしますから、まあ、業界の方々、待っていてください。期待を裏切らないのがガースーのモットーですから。はい。