フィリピンのドゥテルテ大統領が来日した。彼が我々の関心を集
めるのは、この特異な人物が、米中の雌雄を決する亜細亜合戦の
ただ中で、勝敗のカギを握るキーパーソンの一人と見なされるか
らだろう。今のことろ、彼がどちら側につくのかは分からない。
彼の心境は、関ヶ原の戦いに際して、徳川軍と豊臣軍と、そのど
ちら側につこうかと皮算用をしている武将の心境に似ていると私
は推察する。
徳川軍と豊臣軍、そのどちら側についたほうが、自分をより高く
売れるのか。もちろん、そんなことよりも前に、勝馬に乗ること
のほうが肝要だ。敗軍の将になったのでは、領地の安堵もおぼつ
かず、目も当てられない。
さて、どちらが勝馬になるのか。フィリピン藩ドゥテルテ大将の
見通しは、日本藩の一庶民である我々のそれなんかよりも、ずっ
と正確だろう。ドゥテルテ大将の乗った馬が勝馬になる蓋然性が
高いと見てよさそうだ。さてさて彼の判断はどうなるのか。日比
首脳会談の詳報が待たれる。
めるのは、この特異な人物が、米中の雌雄を決する亜細亜合戦の
ただ中で、勝敗のカギを握るキーパーソンの一人と見なされるか
らだろう。今のことろ、彼がどちら側につくのかは分からない。
彼の心境は、関ヶ原の戦いに際して、徳川軍と豊臣軍と、そのど
ちら側につこうかと皮算用をしている武将の心境に似ていると私
は推察する。
徳川軍と豊臣軍、そのどちら側についたほうが、自分をより高く
売れるのか。もちろん、そんなことよりも前に、勝馬に乗ること
のほうが肝要だ。敗軍の将になったのでは、領地の安堵もおぼつ
かず、目も当てられない。
さて、どちらが勝馬になるのか。フィリピン藩ドゥテルテ大将の
見通しは、日本藩の一庶民である我々のそれなんかよりも、ずっ
と正確だろう。ドゥテルテ大将の乗った馬が勝馬になる蓋然性が
高いと見てよさそうだ。さてさて彼の判断はどうなるのか。日比
首脳会談の詳報が待たれる。