ぼちぼちいこう☆

迷いながら、でも楽しく生きる日々の記録

振り返り日記3

2008年08月31日 23時17分46秒 | 日々
金曜日、たぶん午前中だったと思うけど
すごく衝撃的な体験をした。

病室にいると突然他の病室からすごく大きな声が聞こえた。

「じいちゃん、返事せんね!!」
「じいちゃん、頑張りい!!」
半分泣きながら、でも一生懸命呼びかける声。
かわるがわるいろんな人が呼びかけている。



そういえばその前の日の夜も
「じいちゃん、わかる?」
「じいちゃん、しっかり!」といった声が聞こえたけど
その後ほっとした顔の看護士さんを見かけて
ああ、よかったな、と思ったことがあった。



しばらくすると、呼びかける声ではなく
泣き声だけになった。



よくはなす隣の病室の方から
その方が亡くなったと聞いた。

しばらくするとその病室は空き部屋になり
新しいベッドと交換している看護士さんがいた。



私はその亡くなった方や亡くなった方の家族と
面識があるわけではない。
ほんとうに偶然同じ階におばあちゃんが入院していたという関係だ。

でも、すごく心を揺さぶられた。
同じ病院の同じ階で、身内の方の声が聞こえる距離で
たましいが空に旅立ったその瞬間、
私は確かにそこにいた。

生きるってどういうことだろう。
死ぬってどういうことだろう。


大学2年生のときからずっと考え続けてきたテーマに
改めて直面させられた気がした。


ご冥福をお祈りいたします。


きてぃ☆

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