さあ、もう一息、駆け上がるんだ!サカクモ通信
「男性大河ファン」の直感的で素直な感想」
今週の言いたいこと!
画面の右端下に、「完」の文字が出た時に、僕は、
「終わったか・・・」
と短い感想を漏らしました。
ドラマの感想とすれば、最終回は思った程海戦のシーンは多くなく、盛り上げるというよりは、淡々と事実を映像化したように思えました。
そういう意味では、「日清開戦」の回の、清の軍人を運ぶイギリスの船を東郷が沈めようと動き出すシーンの方がカタルシスはあったように思えましたね。
多分、NHKが日本海海戦を本気でカタルシスを感じる作品にしたら、とんでもないことになる・・・との憶測から、まあ、ああいう感じになったんだと思いますけど、
その分、やや戦争の怖さを思わせるシーンが多かったように思えます。
なんだろう、3年かかって煽ってきたわりに、ちょっと・・・という感想でしょうか。
もしかすると、僕は、この「坂の上の雲」というドラマが終わってしまうことにすねているのかも、しれません(笑)。
確かにすごい映像でした。VFXがこれだけ進歩していなければ、映像化は無理でした。
だからこそ、映像にした意味があると思います。
というより、この坂の上の雲は、何を描きたかったんでしょう?
ドラマというのは、テーマがあるはずです。
真之と好古を通じて、何を描きたかったんだ?明治人という楽観主義者を描きたかったのか?歴史をただ単に描きたかったのか?
僕には、どうもただ単に歴史を描いただけだったように思えてしまう。
好古には、多少、哲学がありました。
「この戦、家族全滅しても可なり」
という思いを真之に渡したりしていましたから、彼については若い頃から、
「覚悟」
というものを常に持つ人間として描かれてきた。
それに対して、真之は、よくわからないんだよね。何のために海軍に入り・・・確かに出世していったし、バルチック艦隊を全滅させる名作戦をひねりだすわけだけど、
人間としての像が見えない・・・。
「死んだ人間がたくさんいるから、坊さんになりたい・・・」
彼の人間的な息遣いというのは、これしかないんだよな・・・。
それに比べてのぼさんは、人間が濃密に描かれました。
死の床につきながら、生のために這いずりまわり、作品を仰山残した。
彼の息遣いが、作品として、残っているから、それも手伝ったんだとは、思いますが。
思いということで言えば、りーさんの行動で見せられた部分も大きかったですね。
彼女は最後まで走るりーさん・・・一生懸命さを見せつけられたような気がします。
この作品では、男性のことを思う女性の姿がたーくさん描かれました。
出てくる女性は、誰もが、大切な男性を、静かに思っていました。
そして、それが行動に現れていた。それは卑屈ではなくのびのびと、まっすぐな気持ちを表現していた。
明治の女性の力の根源は、ひとを想うこと・・・それがエネルギーになっているんだと素直に感じましたねー。
確かに、この作品では、真之という人間が主人公として描かれていたんですけど、何を言いたかったのだろうか?
明治の軍人、秋山真之は確かに素晴らしい作戦を立て、バルチック艦隊との決戦に、日本の連合艦隊を完勝させた。
でも、そこの描き方が、まるで、勝つのは当たり前的な印象で描かれていた、ように見えちゃったので、どうもよくない。
そういう振りというか、それまであった
「黄色人種は絶対に白色人種に勝てない」
的な意識や、欧米列強に屈し続けてきた欧米絶対優位、卑屈な日本人的価値観から見た、バルチック艦隊の怖さみたいなモノが直前で挿入されなかったんで、
それを打ち破って逆転した勝利のカタルシスを感じられなかった。
ただ、単に歴史の焼き直しがあったドラマのように感じてしまったのは、そこが原因かもしれません。
「バルチック艦隊は強い。白色人種を侮ってはいかん」
的なセリフがひとつもありませんよね。
だって、奉天会戦で一応、相手がビビって撤退したのが、前回でしょ?
だから、バルチック艦隊も勝つの当たり前みたいな、そういう感じになっちゃったのかもしれませんね。
僕はこのドラマ、歴史的なイベントに入る前に、丁寧に描かれた人間くさいドラマ・・・特にのぼさんに関するシーンが好きでした。
なんか口だけで偉いこといいながら、弱いのぼさん・・・そのキャラに魅了されたもんです。
「やろうぞな、ベースボール」
の頃は、よかったねー。従軍記者になって、突然現れた昭和の軍人さんとの会話も味わい深かった。あれは、どう考えても、NHK右派が左派を攻撃した手口ですよ。まったく。
そして、病気になっていって・・・紅葉を石でうってハンカチに写しとるシーン・・・あれは、泣けたねー。
あの頃は、毎回のように、のぼさんとりーさんに泣かされたもんです。
気持ちが動かされたもんです。
それにひきかえ、真之は、人間が見えなくなっていった。感情的な動きが一切無くなり・・・まあ、広瀬さんが死んだ時泣いてたけど、
あれ、ちょっとおかしく感じたもんね。なんでおかしく感じたのかっていえば、真之の内面がずーーーっと描かれてこなかったから、外面だけなぞらえていたから、
おかしく感じたんだな。確かに広瀬と真之は、若い頃から親しくしてた・・・だから、悲しいんだろうな、くらいのもので、
頭で考えてわかる感情ってやつで、のぼさんとリーさんとのシーンに代表されるように、お互いの気持ちがわかって悲しくなるのとは、全然違う。
だから、真之が軍人を続ける意味がわからなくて・・・だから、真之が素晴らしい作戦でバルチック艦隊を破っても、カタルシスを感じられなかったのかもしれない。
真之の心に寄り添っていなかったんだな。
それに比べれば、まだ、好古の方が、気持ちというのが、描かれていたように思いますね。
豪傑。
それそのものです。
だから、奉天会戦後、酒飲んで、
「あとは、海軍に任せたー」
的に思っているのが如実にわかる。
だから、二人の心情を表すセリフが欲しかったですねー。
最後、二人で、船に乗ってああだ、こうだ、言うシーンがありましたが・・・まあ、真之が好古に、
「だんだん」
って言うんですけどね・・・。
何か、もう少し心情を吐露するセリフが最後にあっても、よかったんじゃないかなって、思いましたね。
彼らは、何だったのだろう・・・そういう思いが出てきちゃうんだよね。
彼らを3年間、見続けた意味は・・・。
しかし、まあ、映像作品としては、すごいですよね。
確かに日本海海戦のシーンは、今そこで、現実に起こったことを見ているような生々しさがありました。
現実は小説なんかよりも、淡々と進むモノかもしれませんね。終わってみたら、こんなことになっていた・・・みたいに。
でもねー、やっぱりこの題材は、もう少し長いドラマとして表現して欲しかったな。
たった13回・・・1回が90分ではあるけれど・・・やっぱり、このバルチック艦隊出現前の、あの息を飲むような緊張感から、勝利へのカタルシスを、
もう少し長い時間で表現出来たらなあって思いますね。まあ、前回、やったけど、けっこう端折ったしね・・・。
でも、13回分だからこそ、出来た部分もあっただろうし・・・ま、お腹一杯ですよね。
あとは、戦っている最中のバルチック艦隊側のエピソードをもう少しやって欲しかった感がありますね。
せっかく「鞄」表現が出てきたんだから、映像でも、強調するとか・・・ま、原作ファンだから、要求が激しすぎるか(笑)。
ドラマとして見た感想とすれば、真之と季子さんとの交情のシーンがもうちょっとあってもよかったんじゃないかなーって感じでしたかね。
でも、明治の男性って、あんなもんなんだろうけど。どうも、現代劇に毒されちゃっているところがあるのかな。
なんだろう・・・何かストンと胃の腑に落ちてないところがあるんだな・・・それが何か・・・そのうちわかってくるような気がします。
しかし、3年に渡って見続けてきた、「坂の上の雲」も完結ですか。
もう、彼らには、会えないのかと思うと、残念です。
このブログも、「坂の上の雲」と全力で格闘するために、そもそも立てたブログですからね。
でも、その甲斐は、ありました。
いろいろなことも教わったし、大満足です。このドラマを最初から楽しめて、全力で格闘して、今は満足です。
確実に僕の人生に関わったドラマとなりました。
「少年の国」を見た頃の僕は、未来に夢を持っていた。大きな夢を。
それが、3年して、自分の人生に結実している。
なろうとしていた大人に、なり得た、ということでしょうね。
「明治人は楽観主義者だからこそ、前をのみ見つめ坂を登っていけた」
と、このドラマでは、言っていますが、それは、間違っています。
常に覚悟を持ち、今を全力で戦い抜いたからこそ、厳しい状況も打破することが出来た。
常に次の準備を成し遂げ、全力で事にあたったから、厳しい坂すら乗り越えたんです。
それを真之と好古は、人生を持って、僕らに教えてくれたんです。
厳しい状況になっても、自分を信じ続けたのぼさんだからこそ、短詩形の中興の祖となった。
常に準備をし、毎日を全力。そして自分を信じること。
それがすべてのエネルギーになる。
僕は今そのメッセージを胸に抱いてこれからの人生を生きて行こうと思います。
真之、好古、そしてのぼさん・・・。この3人に教えられたことを、胸に生きていきます。
それが、「坂の上の雲」から貰ったメッセージだから。それが3年間の意味だと、僕は思っています。
素晴らしいドラマを製作してくれたNHKの皆さん、本当にお疲れ様でした。そして、ありがとうございました。
素晴らしいロケ映像の連続で、ほんとに、明治にタイムスリップしたかのような感動を覚えました。
僕はこのドラマにたくさんの勇気を貰ったし、毎年、違った自分で見ることが出来た。
自分の成長を感じながら、このドラマに関われた・・・ということになります。
このドラマに関わった制作側の方々・・・その方達に今は素直にありがとう!と言いたいです。
こんなにすごい作品を見せてくれて、本当に、ありがとうございました。
以上、サカクモ通信完結!
今週のこれ、どうなの?ポイント
好古の死に様、かっちょよかったねー。僕もあんな風に豪傑になりたくなりました・・・。
「男性大河ファン」の直感的で素直な感想」
今週の言いたいこと!
画面の右端下に、「完」の文字が出た時に、僕は、
「終わったか・・・」
と短い感想を漏らしました。
ドラマの感想とすれば、最終回は思った程海戦のシーンは多くなく、盛り上げるというよりは、淡々と事実を映像化したように思えました。
そういう意味では、「日清開戦」の回の、清の軍人を運ぶイギリスの船を東郷が沈めようと動き出すシーンの方がカタルシスはあったように思えましたね。
多分、NHKが日本海海戦を本気でカタルシスを感じる作品にしたら、とんでもないことになる・・・との憶測から、まあ、ああいう感じになったんだと思いますけど、
その分、やや戦争の怖さを思わせるシーンが多かったように思えます。
なんだろう、3年かかって煽ってきたわりに、ちょっと・・・という感想でしょうか。
もしかすると、僕は、この「坂の上の雲」というドラマが終わってしまうことにすねているのかも、しれません(笑)。
確かにすごい映像でした。VFXがこれだけ進歩していなければ、映像化は無理でした。
だからこそ、映像にした意味があると思います。
というより、この坂の上の雲は、何を描きたかったんでしょう?
ドラマというのは、テーマがあるはずです。
真之と好古を通じて、何を描きたかったんだ?明治人という楽観主義者を描きたかったのか?歴史をただ単に描きたかったのか?
僕には、どうもただ単に歴史を描いただけだったように思えてしまう。
好古には、多少、哲学がありました。
「この戦、家族全滅しても可なり」
という思いを真之に渡したりしていましたから、彼については若い頃から、
「覚悟」
というものを常に持つ人間として描かれてきた。
それに対して、真之は、よくわからないんだよね。何のために海軍に入り・・・確かに出世していったし、バルチック艦隊を全滅させる名作戦をひねりだすわけだけど、
人間としての像が見えない・・・。
「死んだ人間がたくさんいるから、坊さんになりたい・・・」
彼の人間的な息遣いというのは、これしかないんだよな・・・。
それに比べてのぼさんは、人間が濃密に描かれました。
死の床につきながら、生のために這いずりまわり、作品を仰山残した。
彼の息遣いが、作品として、残っているから、それも手伝ったんだとは、思いますが。
思いということで言えば、りーさんの行動で見せられた部分も大きかったですね。
彼女は最後まで走るりーさん・・・一生懸命さを見せつけられたような気がします。
この作品では、男性のことを思う女性の姿がたーくさん描かれました。
出てくる女性は、誰もが、大切な男性を、静かに思っていました。
そして、それが行動に現れていた。それは卑屈ではなくのびのびと、まっすぐな気持ちを表現していた。
明治の女性の力の根源は、ひとを想うこと・・・それがエネルギーになっているんだと素直に感じましたねー。
確かに、この作品では、真之という人間が主人公として描かれていたんですけど、何を言いたかったのだろうか?
明治の軍人、秋山真之は確かに素晴らしい作戦を立て、バルチック艦隊との決戦に、日本の連合艦隊を完勝させた。
でも、そこの描き方が、まるで、勝つのは当たり前的な印象で描かれていた、ように見えちゃったので、どうもよくない。
そういう振りというか、それまであった
「黄色人種は絶対に白色人種に勝てない」
的な意識や、欧米列強に屈し続けてきた欧米絶対優位、卑屈な日本人的価値観から見た、バルチック艦隊の怖さみたいなモノが直前で挿入されなかったんで、
それを打ち破って逆転した勝利のカタルシスを感じられなかった。
ただ、単に歴史の焼き直しがあったドラマのように感じてしまったのは、そこが原因かもしれません。
「バルチック艦隊は強い。白色人種を侮ってはいかん」
的なセリフがひとつもありませんよね。
だって、奉天会戦で一応、相手がビビって撤退したのが、前回でしょ?
だから、バルチック艦隊も勝つの当たり前みたいな、そういう感じになっちゃったのかもしれませんね。
僕はこのドラマ、歴史的なイベントに入る前に、丁寧に描かれた人間くさいドラマ・・・特にのぼさんに関するシーンが好きでした。
なんか口だけで偉いこといいながら、弱いのぼさん・・・そのキャラに魅了されたもんです。
「やろうぞな、ベースボール」
の頃は、よかったねー。従軍記者になって、突然現れた昭和の軍人さんとの会話も味わい深かった。あれは、どう考えても、NHK右派が左派を攻撃した手口ですよ。まったく。
そして、病気になっていって・・・紅葉を石でうってハンカチに写しとるシーン・・・あれは、泣けたねー。
あの頃は、毎回のように、のぼさんとりーさんに泣かされたもんです。
気持ちが動かされたもんです。
それにひきかえ、真之は、人間が見えなくなっていった。感情的な動きが一切無くなり・・・まあ、広瀬さんが死んだ時泣いてたけど、
あれ、ちょっとおかしく感じたもんね。なんでおかしく感じたのかっていえば、真之の内面がずーーーっと描かれてこなかったから、外面だけなぞらえていたから、
おかしく感じたんだな。確かに広瀬と真之は、若い頃から親しくしてた・・・だから、悲しいんだろうな、くらいのもので、
頭で考えてわかる感情ってやつで、のぼさんとリーさんとのシーンに代表されるように、お互いの気持ちがわかって悲しくなるのとは、全然違う。
だから、真之が軍人を続ける意味がわからなくて・・・だから、真之が素晴らしい作戦でバルチック艦隊を破っても、カタルシスを感じられなかったのかもしれない。
真之の心に寄り添っていなかったんだな。
それに比べれば、まだ、好古の方が、気持ちというのが、描かれていたように思いますね。
豪傑。
それそのものです。
だから、奉天会戦後、酒飲んで、
「あとは、海軍に任せたー」
的に思っているのが如実にわかる。
だから、二人の心情を表すセリフが欲しかったですねー。
最後、二人で、船に乗ってああだ、こうだ、言うシーンがありましたが・・・まあ、真之が好古に、
「だんだん」
って言うんですけどね・・・。
何か、もう少し心情を吐露するセリフが最後にあっても、よかったんじゃないかなって、思いましたね。
彼らは、何だったのだろう・・・そういう思いが出てきちゃうんだよね。
彼らを3年間、見続けた意味は・・・。
しかし、まあ、映像作品としては、すごいですよね。
確かに日本海海戦のシーンは、今そこで、現実に起こったことを見ているような生々しさがありました。
現実は小説なんかよりも、淡々と進むモノかもしれませんね。終わってみたら、こんなことになっていた・・・みたいに。
でもねー、やっぱりこの題材は、もう少し長いドラマとして表現して欲しかったな。
たった13回・・・1回が90分ではあるけれど・・・やっぱり、このバルチック艦隊出現前の、あの息を飲むような緊張感から、勝利へのカタルシスを、
もう少し長い時間で表現出来たらなあって思いますね。まあ、前回、やったけど、けっこう端折ったしね・・・。
でも、13回分だからこそ、出来た部分もあっただろうし・・・ま、お腹一杯ですよね。
あとは、戦っている最中のバルチック艦隊側のエピソードをもう少しやって欲しかった感がありますね。
せっかく「鞄」表現が出てきたんだから、映像でも、強調するとか・・・ま、原作ファンだから、要求が激しすぎるか(笑)。
ドラマとして見た感想とすれば、真之と季子さんとの交情のシーンがもうちょっとあってもよかったんじゃないかなーって感じでしたかね。
でも、明治の男性って、あんなもんなんだろうけど。どうも、現代劇に毒されちゃっているところがあるのかな。
なんだろう・・・何かストンと胃の腑に落ちてないところがあるんだな・・・それが何か・・・そのうちわかってくるような気がします。
しかし、3年に渡って見続けてきた、「坂の上の雲」も完結ですか。
もう、彼らには、会えないのかと思うと、残念です。
このブログも、「坂の上の雲」と全力で格闘するために、そもそも立てたブログですからね。
でも、その甲斐は、ありました。
いろいろなことも教わったし、大満足です。このドラマを最初から楽しめて、全力で格闘して、今は満足です。
確実に僕の人生に関わったドラマとなりました。
「少年の国」を見た頃の僕は、未来に夢を持っていた。大きな夢を。
それが、3年して、自分の人生に結実している。
なろうとしていた大人に、なり得た、ということでしょうね。
「明治人は楽観主義者だからこそ、前をのみ見つめ坂を登っていけた」
と、このドラマでは、言っていますが、それは、間違っています。
常に覚悟を持ち、今を全力で戦い抜いたからこそ、厳しい状況も打破することが出来た。
常に次の準備を成し遂げ、全力で事にあたったから、厳しい坂すら乗り越えたんです。
それを真之と好古は、人生を持って、僕らに教えてくれたんです。
厳しい状況になっても、自分を信じ続けたのぼさんだからこそ、短詩形の中興の祖となった。
常に準備をし、毎日を全力。そして自分を信じること。
それがすべてのエネルギーになる。
僕は今そのメッセージを胸に抱いてこれからの人生を生きて行こうと思います。
真之、好古、そしてのぼさん・・・。この3人に教えられたことを、胸に生きていきます。
それが、「坂の上の雲」から貰ったメッセージだから。それが3年間の意味だと、僕は思っています。
素晴らしいドラマを製作してくれたNHKの皆さん、本当にお疲れ様でした。そして、ありがとうございました。
素晴らしいロケ映像の連続で、ほんとに、明治にタイムスリップしたかのような感動を覚えました。
僕はこのドラマにたくさんの勇気を貰ったし、毎年、違った自分で見ることが出来た。
自分の成長を感じながら、このドラマに関われた・・・ということになります。
このドラマに関わった制作側の方々・・・その方達に今は素直にありがとう!と言いたいです。
こんなにすごい作品を見せてくれて、本当に、ありがとうございました。
以上、サカクモ通信完結!
今週のこれ、どうなの?ポイント
好古の死に様、かっちょよかったねー。僕もあんな風に豪傑になりたくなりました・・・。